
西成区③屋根・大棟劣化のチェック|過去の現場を振り返るシリーズ
本日は引き続き西成区の現場を見ていきたいと思います。
屋根の山にある瓦を「冠瓦」と言いますが、その冠瓦のチェック、釘や劣化の具合を見ていきましょう。
まずは屋根の現状のチェックと、瓦の撤去からです。

屋根に上がって調査開始

■現場の屋根の全貌です
遠くから見てそれほどの劣化は見られない様子です。
より近くに寄って見てみましょう。

屋根に上がってみて分かりましたが、屋根の山にある冠瓦の劣化が見られます。
釘が飛び出しているところもありました。
雨や暴風によるものや釘自身の劣化により、このように釘が飛び出してくることがあります。

さっそく数人の職人が屋根にのぼって瓦を撤去していきます。
釘で押さえてある冠瓦から撤去していきます。
押さえの釘を抜いていきます。

この冠瓦の劣化から雨水が侵入して雨漏りの原因となることが多いのです。

瓦をはいでみた中の様子です。
中には水切りの板金が見えます。
今回の既存のセメント瓦(U瓦・ニューウェーブ)には専用のシーラーが詰めてあります。
こちらの劣化も他の場所で見られました。

こちらは冠瓦をめくった全体像です。
中の木材も劣化している様子が考えられます。
冠瓦は雨風の影響を一番受けるところなので、当然劣化も早い箇所となります。
今回の雨漏りもここからの雨水の侵入と思われます。



冠瓦をはじめ、他の瓦も全部撤去していきます。
職人が瓦をめくっていくと下地の横桟が見えてきました。
足元も不安定なので気を付けて撤去作業をしていきます。


瓦をめくると防水紙が見えてきました。
雨漏りの原因となるような劣化が見られないか、チェックします。

今回の既存の瓦はセメントのものでした。
そのセメント瓦をはいでいくと、横桟が現れてきました。
このように既存の瓦の撤去作業が完了しました。
さて、次はいよいよ新しい屋根材を葺いていく工程です。
同じ工事を行った施工事例
箕面市|漆喰詰め直しと谷板金交換工事の施工事例です


- 築年数
- 約30年
- 建坪
- 谷板金:5.1m 漆喰:40m
- 保証
- 1年間
- 工事費用
- 550,000円
同じ地域の施工事例
西成区|ガルテクト葺き替え工事と外壁塗装


- 築年数
- 50年
- 建坪
- 40坪
- 保証
- 7年
- 工事費用
- 360万円
この工事と同じ工事を行っている現場ブログ
※2021年1月25日 記事公開こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。大阪市北区で屋根の修繕をお考えですか?今回の現場ブログでは、弊社が大阪市北区でおまかせいただいた屋根の修繕事例を大公開します! 関連ページ 「ちょっとした屋根の補修も...........
※2020年11月17日 記事公開こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。大阪府吹田市で瓦修理をお考えですか?弊社が吹田市でおこなった瓦屋根の修理事例をご紹介します! 関連ページ 「目安が知りたい!屋根工事・屋根修理の料金プラン」はこちら
※2021年1月21日 記事更新こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。大阪府茨木市で屋根修繕業者をお探しですか?今回は、弊社が茨木市でおこなった屋根修繕事例を2件ご紹介いたします! 関連ページ 「ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんに...........