港区。雨漏り調査。原因はパラペット笠木と壁際と瓦の取り合い部分。
冬の寒さのなくなり、これからどんどん暖かくなる一方、
雨漏りの問合せも多くなります。
6月の梅雨に向けて雨漏りにしっかり対策を立てて備えようという方がおられます。
雨が降り急に雨漏りしたという方もおられる訳ですが、
以前から雨漏りしていることは知っていたが対策を立てずにそのままでにしておき、
いよいよ雨漏りが酷くなってきたので、問合せに至ったという方も多くおられます。
雨漏りを一度、発見した場合は放っておいても必ず良くなることはありません。
部屋内に雨漏りする雨量でなくても屋根裏や天井裏ではしっかり浸入していることがあります。
雨漏り様々な理由があります。
大きく分けても、屋根、外壁、防水、サッシ廻りなど。
それらの中でも更なる深い原因があります。
今回、調査した建物では築40年以上、木造二階建ての瓦屋根です。
屋根はパラペットでその奥に瓦屋根の切妻でした。
雨漏りは建物正面の壁際2階部分でした。
その上にはパラペットです。
パラペットがあるということは、屋根との取り合い部分があります。
その他の部屋は全く漏っていないのでその部分が疑わしいと思われます。
雨漏り箇所確認後、屋根に上り、調査を開始しました。

かなり広範囲に雨染みが確認できました。
壁際の天井廻りの染みが一番濃く、
その部分から広がっていました。


パラペット部分の真下が雨染みが濃いい場所になります。
まず目に飛び込んできたのが笠木板金の捲れです。

その天場のモルタルが見えてしまっていました。
大きな穴も確認できました。
この部分は笠木により覆われているのが一般的です。
ここから雨漏りしてる可能性は大いに考えられます。

これは雨押え板金というものです。
これを取り付けることで壁と瓦に雨水が浸入しないように
取り付けられます。


ここは隙間が出来てしまうのは当然なのですが、
雨押え板金の下にはもう一枚半端な瓦があります。
壁に当たる場所なので瓦屋根の下には捨て谷という板金を
造るのが一般的です。
壁から雨水が浸入しても雨が瓦の下の谷に流れ雨水を排出します。

パラペットの木下地と野地板に隙間が生じて建物内部にも
浸入している可能性があります。
パラペット部分と屋根との取り合い部分の隙間があり雨押え板金の下の瓦から
壁際に流れる雨水にも雨漏りに繋がる原因がありました。
雨漏りを止める工事提案としましては、
笠木板金の交換工事、雨押え板金のカバー工事。
雨押え板金のカバー工事に付きましては、本来の正しい工事では壁際の瓦の下に谷板金を据え付けるのが
完璧な工事ではありますが、お客様と相談の上コストをできるだけかけずに雨漏りを止める方法をして
ご提案させて頂きました。
同じ工事を行った施工事例
箕面市|漆喰詰め直しと谷板金交換工事の施工事例です


- 築年数
- 約30年
- 建坪
- 谷板金:5.1m 漆喰:40m
- 保証
- 1年間
- 工事費用
- 550,000円
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