傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ

kouji-sukkui1-columns1
kouji-sukkui2-jup-simple
 漆喰の歴史は古く、約5000年前から世界中で使われています。瓦や石材の接着、目地の充填、壁の上塗りなど漆喰は様々な場面に用いられてきました。日本が世界に誇る世界遺産「姫路城」、その白鷺と形容される美しい白壁にも漆喰が用いられています。

 瓦屋根では瓦の固定や接着に漆喰が用いられています。この漆喰も風雨や寒暑、直射日光に晒され続けているので、他の屋根材と同じように時間とともに劣化していきます。
 目視して、ひびや剥がれが出ている場合は危険です。固定している力が弱まっているので、ちょっとした風や地震で瓦がズレたりします。最悪の場合は落下してしまう可能性もあります。

 また、ズレた瓦同士が干渉し合って欠けたり・割れたり、そこから雨水が浸入して雨漏りになったりと様々なトラブルを招きます。
kouji-sukkui3-columns1
瑕疵保険、建設業許可
kouji-sukkui5-columns1

瓦屋根を健全に保つために定期的な点検が必要です

kouji-sukkui61-simple
 釉薬瓦(陶器瓦)やいぶし瓦、伝統的な日本家屋に用いられる瓦は非常に長い耐用年数を誇ります。

 品質にもよりますが、欠けたり・割れたりしない限り数十年、場合によっては数百年持つこともあるのです。
  現存する日本最古の瓦を使用した建物は世界遺産にも登録されている「元興寺極楽坊」です。何と飛鳥時代のものですから、悠に1000年以上経過していま す。瓦の丈夫さとその安心感のためか、それを固定している漆喰はどうしても疎かに扱ってしまうようです。これでは、せっかくの瓦にもダメージを与えてしま うことになりかねません。

 地球環境の変動からか、気象災害の規模は大きくなり、頻度も多くなってきています。長らく点検して いない屋根は無防備そのものです。定期的に点検してあげたい部分ですが、屋根となると難しいところでしょう。街の屋根やさんでは無料で点検を承っておりま すので、お気軽にお申し付けください。

漆喰の劣化が瓦と屋根に悪影響を与えます

kouji-sukkui7-columns1
 漆喰が劣化してしまうと、瓦の固定力が弱まります。固定力が弱まりますと、瓦が動きやすくなり、ずれてしまいます。それだけならまだしも、動きやすく なった瓦同士は干渉しあうので、割れや欠けが発生しやすくなります。瓦の弱点は割れやすいということです。漆喰の老朽化が瓦の弱点を突くことにもなるので す。 
 漆喰の剥がれた部分、瓦のずれた部分、割れや欠けた箇所からは雨水が浸入してきます。当然、雨漏りの原因になります。また、割れや欠けは隙間を作ることになりますので、さらに瓦が動きやすくなります。強風や地震時に落下しやすくなりますので、大変危険です。
kouji-sukkui8-columns1
kouji-sukkui9-columns2
 漆喰詰め直し工事は文字通り、漆喰を詰め直すものです。漆喰の崩れや剥がれなどの劣化が比較的軽微な場合に行われます。 
 この状態の時にお手入れすれば、メンテナンス費も抑えられます。
kouji-sukkui10-columns2
 棟瓦取直し工事は棟瓦(屋根の頂上部分の瓦)を一旦取りはずし、再度漆喰を詰め直して、取りはずした棟瓦を再び設置していきます。瓦がズレたり、漆喰が剥がれてほとんどなくなってしまっていたりと重症な場合に行われます。
kouji-sukkui11-columns2
kouji-sukkui12-columns2
kouji-sukkui13-columns1
shikkui_contact1_jup
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41
kouji-sukkui15-columns1
kouji-sukkui16-columns1
古くなった漆喰を取り除きます。
kouji-sukkui17-columns2
kouji-sukkui18-columns2

 詰め直し補修はまず古くなった漆喰を取り除くことから始めます。既存の漆喰が残った上に新しい漆喰を詰めてもすぐに剥がれてしまいます。ですのでしっか り取り除いて清掃を行います。右写真をご覧下さい。漆喰を除去した下に茶色い土が見えるのがお分かりいただけると思います。漆喰は経年変化によってひび割 れを起こします。漆喰がボロボロになって剥がれると中の土が出てきてしまうので、傷みが見られたら早めに手当てをする必要があります。
kouji-sukkui19-columns1
新しい漆喰を詰めていきます。
kouji-sukkui20-columns2
kouji-sukkui21-columns2
 左写真で塗っている白い物が漆喰です。細かい所まで隙間無く塗っていくことはとても難しいです。更に表面も綺麗にならす必要がありますので、まさに職人技の見せ所と言えるでしょう。この作業を実施する箇所全てに行っていきます。
kouji-sukkui22-columns1
実施箇所全ての漆喰塗りが終われば工事完了です。
kouji-sukkui23-columns2

kouji-sukkui24-columns2
 写真は漆喰詰め直しが完了したものです。塗り上がりの漆喰はとても雅な雰囲気がありますね! しっかり補修を行った漆喰は20年は持ちます。長く持たせ るためには定期的なメンテナンスをしていくことが大事です。ちょっとしたひび割れでも、放置せずに早めの対処を心がけましょう。
kouji-sukkui25-columns1
棟や漆喰の状況を確認します。
kouji-sukkui26-columns2
kouji-sukkui27-columns2
 棟は本来まっすぐになっていなけれなりませんが、ご覧の様に曲がっているのがお分かりいただけるでしょう(左写真)。これは漆喰の大部分が剥がれている ためです(右写真)。漆喰が剥がれると中の土が水分を吸って傷みます。それによって棟の固定力が弱り曲がってしまうのです。
kouji-sukkui28-columns1
これまでの棟を撤去します。
kouji-sukkui29-columns2
kouji-sukkui30-columns2
 左写真は棟瓦を取り外したところです。棟瓦の下には土が盛られています。更にその下に設置されていた、のし瓦も撤去します(右写真)。その下にも土が 盛ってあります。この土は棟の大事な土台になっており、漆喰が剥がれて土が流出してしまうと棟を支えられなくなってしまうのです。
kouji-sukkui31-columns1
実施箇所全ての漆喰塗りが終われば工事完了です。
kouji-sukkui32-columns2
kouji-sukkui33-columns2
 左写真は古い土を撤去したところです。棟瓦をまっすぐに設置するための目安に糸を張ります(左写真の黄色い糸)。これに沿ってのし瓦と土を設置していきます(右写真)。この後に棟瓦を固定する銅線もこの時に仕込んでおきます。
kouji-sukkui34-columns1
棟瓦を設置し、漆喰を詰めていきます。
kouji-sukkui35-columns2
kouji-sukkui36-columns2
 のし瓦と土で作った土台の上に棟瓦を設置します。左写真が設置前です。ここに更に土を盛り込んだ後、棟瓦を被せます。のし瓦と屋根瓦の間に漆喰を詰め、銅線で固定していきます(右写真)。
kouji-sukkui37-columns1
飛来物が銅線に引っ掛からないよう処理します。
kouji-sukkui38-columns2
kouji-sukkui39-columns2
 銅線での固定が終わりましたら、余った部分を左写真のようにしっかりと取りまとめます。このように丸めておかないと、小枝やレジ袋などが飛んできた際に 引っ掛かったりするからです。もし、レジ袋が引っ掛かったままになると風の影響を受けやすくなりますし、そこに雨水が溜まる可能性もあります。こうした小 さな処理も屋根工事では大事な部分です。
kouji-sukkui40-columns1
鬼瓦の周りにも漆喰を詰めて、固定します。
kouji-sukkui41-columns2
kouji-sukkui42-columns2
 鬼瓦を元の位置に戻し、漆喰で固定します(左写真)。漆喰が乾けば、棟瓦取り直し工事は完了となります。まっすぐな棟は見ていて気持ちが良いものですね!
commoncontact_jup
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41