たてものエッセイ|かわら専門の美術館
みなさんこんにちは。
台風が多いですが、こういうお天気を繰り返して季節が変わっていくのですね。
足元も悪くなります。強い風雨などによる被害には十分お気をつけ下さい。
さて今回はまたまた瓦の雑学についてです。
みなさん、瓦専門の美術館があるのをご存知でしょうか?
愛知県高浜市に「高浜市やきものの里 かわら美術館」というのがあるんです。こちらは瓦をテーマにした、日本でただひとつの美術館なんだそうです。
日本三大瓦である「石州瓦」「淡路瓦」「三州瓦」。そのうち、この愛知県高浜市で生産される「三州瓦」は、現在全国で生産される瓦のおよそ7割近くにあたるそうです。
愛知県高浜市にある「高浜市やきものの里 かわら美術館」。
まず高浜市とはどこらへんにあるのかしら、と調べてみました。
するとウィキペディアの冒頭に三州瓦のことと、この
「高浜市やきものの里 かわら美術館」が載っていました。
高浜市の代表的な施設のようですね。
こちらの美術館は1995年に設立されたようです。
一階が常設展示のほか、ホール・スタジオ・シアター・ミュージアムショップ・レストラン・公園などがあり、二階には特別展や企画展を開催する展示室や、ギャラリー・陶芸教室・会議室・資料室などがあります。
三階は楽しそうな陶芸創作教室やイベント講座、本格的な陶芸教室である連続教室講座があるようです。
休館日は月曜日と火曜日。あとは年末年始の12月27日から1月3日までがお休みのようです。
絵付けをしたり、ろくろを回してみたい!という人は行ってみてはいかがでしょうか?
「高浜市やきものの里 かわら美術館は」2015年4月から2016年3月までの約1年間、地元の名古屋市立大学と連携して「かわら」について「聞き書き」するというプロジェクトを立上げたそうです。
スライドショーがあったり、冊子「たかはまとかわら」を作成・発行されたり、高浜市の財産である知識や歴史や伝統を継承するという素晴らしいプロジェクトだったようです。
高浜市に旅行されるときは、このような美術館があるんだなと心に留めておくと楽しいと思います。
今回は「瓦」から派生したちょっとした雑学を勉強してみました。
これからもいろいろな切り口から「屋根」「瓦」「建物」など見ていきたいと思います。
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