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軒裏(軒天)とは?


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「軒裏(軒天)」とは、住宅のどの部分のことかご存知ですか?意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。

軒裏とは、外壁から外側に飛び出した屋根(軒)の裏側の天井にあたる部分のことをさします。
「軒裏天井(のきうらてんじょう」「軒天ボード」「上げ裏(あげうら)」などともよばれます。

今回は、意外と知られていない軒裏について、役割とタイプ、材質と種類、選び方、リフォーム事例について解説いたします。


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1.軒裏(軒天)とは?

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「軒裏(軒天)」とは?…軒の裏側に張られた天井パネルのことをさします。また、軒裏天井・上げ裏・軒天ボードなどとも呼ばれます。建物から屋根がどのくらい飛び出すかにより、軒天の大きさは様々で、屋根があっても軒天がなかったり、1メートル軒天がある家屋もあります。


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軒裏と軒天は同じ

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軒裏と軒天は同じ場所をさします。

上から見下ろした場合は「軒裏(のきうら)」
下から見上げた場合は「軒天(のきてん)」 となります。

軒(外壁から外側に突き出た屋根部分)の裏側はすべて「軒裏(軒天)」とよばれます。ベランダやバルコニーの床面の裏部分も軒裏です。


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その他、軒に関する言葉も合わせて解説いたします。

「軒(のき)」とは?…建物の外壁から外側に突き出ている屋根部分全体をさします。
「軒下(のきした)」とは?…軒の下の場所をさします。外壁から突き出した屋根の下のスペースです。
ちなみに、「軒先(のきさき)」とは軒の先端部分をさします。または、家屋の軒に近い場所をさすこともあります。

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2.軒裏の役割

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意外と知られていない「軒裏」ですが、実は建物にとって重要な2つの役割を担っています。


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防火・火災による延焼防止

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軒裏とは、野地板や垂木などの下地材が見えないように見栄えをよくする為と、「延焼防止」という建物にとって非常に重要な役割があります。
火災時に窓から炎があがった場合、軒まで炎が達するのを防ぐ為の役割があります。

もし、軒裏が設置されていなかった場合、炎が屋根裏まで燃え広がり焼け落ちてしまいます。
現在、軒裏材として主流となっているのはケイカル板です。ケイカル板は非常に耐火性が高い素材となります。
古い建築物では軒裏を設置していないことが多く、この場合、軒内部が露出して雨ざらしの状態となります。


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美観を保つ

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軒裏は、野地板や垂木(屋根の内部にある木材)などの下地材が見えないように、見栄えをよくする為としても大きな影響力があります。
住宅の外観を決める際に、意外と重要になるのが軒裏です。住宅は下から見上げることの方が多いため、屋根の裏側である軒裏は人の目線が集まりやすい場所となります。

軒裏がどのように見えるかにより、住宅全体のイメージに大きく影響します。

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3.軒裏は2タイプ

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軒裏は、「外壁一体タイプ」と「ボードタイプ」の2タイプに分かれます。


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外壁一体タイプ

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モルタルなどの塗り壁の場合、そのまま軒裏も同じ塗料で仕上げる「外壁一体タイプ」となります。マンションやアパートのような建物に多い軒裏です。
外壁一体タイプの軒裏は、外壁と同時にメンテナンスされることが多くなります。


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ボードタイプ

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建物の外壁がサイディング張り(外壁材のことで一般的に金属製やセメント製の建材をさします。)の場合、軒裏にはボード(軒裏材)を設置します。
軒裏材として使用される材料と種類には以下のようなものがあります。


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4.軒裏に使用される材料と種類

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軒裏として使用される材料の種類をご紹介します。安価なものとしてはベニヤ板がありますが、耐火性が低いため新築で使用されることは少なくなっています。

現在の主流は、耐火性・耐久性・耐水性に優れたケイカル板や金属板になります。


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●合板(ごうばん)、ベニヤ板

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昔の家ではこの合板やベニヤ板がよく使用されていました。
更に様々な風合いを出すため、合板の上から模様のシートをかぶせたりしていました。
模様のシートをかぶせたものを「化粧合板」や「化粧板」と言います。

耐久性や耐火性、耐水性などに優れないため、近年ではケイカル板を使用することが増えましたが、非常に安価な為、費用を安く抑える為に、合板を希望される方もいます。
中には杉の木やヒノキなど景観を重視して使用される場合もあります。

合板は経年劣化で接着剤の力がなくなると剥がれてしまう事も多くあり、見た目が悪くなってしまいます。(下写真)


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●ケイカル板(ケイ酸カルシウム板の略)

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ケイカル板は現在、軒裏(軒天)の材料としてよく使用されており主流となっています。

現在ではアスベストの使用が禁止されているため、ノンアスベストを使用するのが主流です。
耐火性、耐水性に優れていて、洗面所や暖炉などでも使用される材料です。

雨水による湿気が屋根裏に残ってしまうと野地板などの腐食の原因となるため、通気性のために表面に小さな穴が開いている有孔ボードがあります。

またタイルや木目のような模様を貼っているものや、板自体に色がついたカラーケイカル板、もちろん塗装をする方も多いです。化粧合板と同じようにケイカル板の上から模様のシートを貼ったものは、デザインボードやデザインパネルなどと呼ばれます。


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▲ケイカル板は、珪藻土(けいそうど)、消石灰(水酸化カルシウムの事)、石綿(アスベスト)、水で出来た合板です。


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軒裏材としてよく使用されているのが、小さな穴がたくさんあいている「有孔ボード」です。(上写真)
この穴には屋根内部の通気を良くする働きがあります。屋根内部の通気性が良くなることで、内部の湿気・カビを防ぎ、屋根全体を長持ちさせる効果があります。
有孔タイプではない軒裏材に比べ、この有孔タイプの軒裏材の方が値段が高くなります。

その他にも、屋根内部にこもった湿気を逃し、通気性を良くするために「軒裏換気口」を設置するという方法もあります。


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●スラグ石膏板(エクセルボード)

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スラグとは必要なものを取り除いたあとの残りかす鉱物の事を言い、それに再利用された石膏を混ぜ合わせたものがスラグ石膏板(エクセルボード)です。

元々が鉱物と燃えない素材のため、法廷不燃材に認定されています。


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●フレキシブルボード(繊維強化セメント板)

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セメントに繊維質のものを混ぜて強化したものです。
耐水性・防カビ抵抗性に優れているため、軒裏材としても人気の素材です。

強度に大変優れた素材ですが、重さがケイカル板の2倍近くあります。そのため、軒裏としてフレキシブルボードを設置する際は、下地の状態(強度)を確認してから施工する必要があります。


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●金属板(ガルバリウム鋼板・アルミスパンドレル)

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軒裏(軒天)にガルバリウム鋼板やアルミスパンドレルなどの加工した金属板を使用することもあります。
金属の為、軽いのが特徴です。そして耐火性も高くなります。
屋根からそのまま軒裏を包み込むように施工されている場合もあります。(カバー工法)

ケイカル板やスラグ石膏ボード、フレキシブルボードに比べて耐火性が優れているので、その分、値段も高くなります。
最近では、木目調の模様をプリントした金属板もあります。


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5.軒裏材の選び方

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軒裏材として欠かせないポイントは「耐火性」と「耐水性」です。この2つのポイントを兼ね備えた軒裏材を選ぶ必要があります。
その後に、デザインやカラーなどの「美観」を考慮していきます。


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耐火性

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軒裏材は、「火災時の延焼を防ぐ」という住宅にとって非常に重要な役割を担っています。そのため、より燃えにくい素材を選ぶ必要があります。
木材系(合板・ベニヤ板)は、安価のため現在でも軒裏材として使用されることもありますが、耐火性の面では不燃材系(ケイカル板・スラグ石膏ボード・フレキシブルボード・金属板)が適しています。

現在、建築現場で軒裏材として使用されているのは、ほとんどがこの不燃材系の素材(主にケイカル板)になります。
さらに高い耐火性をもつ軒裏材としては、他素材に比べて費用はかかりますが、金属系(ガルバリウム鋼板・アルミスパンドレル)になります。


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耐水性

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軒裏材は、屋根裏の内側に発生する結露を防ぐ役割があります。屋根内部の下地木材(垂木・野地板)を雨水による湿気から守ることで、腐食を防いでくれるのです。

現在、軒裏材として主流となっているケイカル板は、耐火性が高く、湿気による変形・腐食が起こりにくい素材です。


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美観

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軒裏は住宅のイメージに大きく影響します。
通常、人は住宅を下から見上げることがほとんどです。そのため、屋根の裏側である軒裏部分は、想像以上に人の視線を集めます。
軒裏のデザイン・カラーを選ぶ際には、実際に設置した時に、「影」になるということを考慮しておく必要があります。


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▲木目調の模様をプリントしたケイカル板や金属板もあります。


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6.軒裏のリフォーム事例

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街の屋根やさん大阪吹田店で実際に施工した軒裏リフォームをご紹介します。


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腐食して剥がれ落ちそうな軒裏材のベニヤ板は、腐食して雨染みも目立っています。(左写真)新しい軒裏材に張替えることで、軒廻りが明るくなりました。(右写真)

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7.まとめ

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・「軒裏」は、「軒天」「軒裏天井」「軒天ボード」「上げ裏」とも呼ばれます。
・軒裏とは外壁から外側に出た屋根部分(軒)の裏側部分をさします。
・軒裏は住宅の保護に置いて「火災時の延焼防止」という重要な役割を担っています。
・現在では軒裏材として不燃材(ケイカル板や金属板など)が主流です。
・軒裏材を選ぶ際は「耐火性」と「耐水性」が重要となります。
・軒裏材は建物全体の美観に大きく影響を与えます。

街の屋根やさん大阪吹田店では軒裏の補修・修理・リフォームも行っています。
雨漏りなどの屋根トラブルでお悩みの方は、ご相談はお問い合わせページかお電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。


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