茨木市で暴風で飛んだベランダ屋根を火災保険利用して修理
茨木市で強風によりベランダのポリカ波板屋根が剥がれたとの事で現地に現状を確認しに行きました。
こんにちは街の屋根屋さん大阪吹田店の道明です。
現状の波板はポリカ製で、下地の木の上からステンレス製のフックを着けてあり、そこに波板を引掛けてあります。
波板が外れる原因の多くはフックにあります。ポリカは20年くらい持ちますが、フックは強い台風で外れてしまう事があります。
しかし、今回はポリカ波板が経年劣化で割れてしまった様です。
波板と言えども、風で飛んで人に当たってしまっては大変です。
まずは現状を確認し、対応を考えていきます。
それでは、現地調査の模様を写真と合わせて紹介していきます。
こちらが波板が飛んで行った波板です。
波板と言っても、実は色んな種類があります。種類によっても使用用途は様々です。
現在使用している波板はポリカ(ポリカボネート)です。
衝撃や熱に強く加工時も割れにくい素材です。
しかし、毎年台風や暴風などを受け続けている訳です。
20年近く経つとさすがのポリカ製でも割れてきます。
割れてしまった波板ポリカは強い風で飛んで行ってしまいます。
下地の木の状態を調査していきます。波板が外れた状態のままほっておくと、下地の木は雨ざらしになり傷んでしまいます。さらにほっておくと腐ってしまいます。
このベランダの波板の下地の木の状態も雨水で腐って来ています。この下地の木も大工を入れ補強する必要があります。
火災保険の風災補償について
火災保険は風災とは、突風・台風・竜巻・暴風などの強い風により建物や家財が被害を受けたことをいいます。
■風災の例
- 台風でアンテナが倒れた。
- 突風で屋根の一部の屋根がめくれてた。
- 強風で波板がめくれた。などが風災の適用になります。
風災補償とは、突風などの強い風によって屋根などが破損した際にその屋根修理費用を火災保険でカバーされることを言います。
具体的には「最大瞬間風速秒速20m」が基準になります。
強い風によって被害を受けた日から3年以内に保険会社に保険申請をしなければ、失効になります。
| 台風第21号及び前線による大雨・暴風当 | 10月21日~10月23日 | 西日本から東日本、東北地方の広い範囲で大雨。全国的に暴風 |
| 台風第18号及び前線による大雨・暴風等 | 9月13日~9月18日 | 南西諸島や西日本、北海道を中心に大雨や暴風となった |
| 梅雨前線及び台風第3号による大雨と暴風 | 6月30日~7月10日 | 西日本から東日本を中心に大雨。
5日から6日にかけて西日本で記録的な大雨。 |
今回、波板ポリカが割れてしまいお困りのお客様の住宅の調査でした。
波板に限らず屋根材など捲れや割れは突然に訪れます。
速く直す事に越したことはありません
本日のブログは以上です。
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