瓦や屋根下地の屋根調査。堺市
屋根に上がり瓦を何枚か捲り、瓦の下地を点検します。
土葺き工法といい、土により瓦を留めています。
土の下には防水紙があり、雨水の浸入を防いでいます。
瓦を留める土は少なくてもいけません。ここは瓦桟といって瓦を留める為に木材を一定の間隔で打っていきます。
瓦桟は横桟や縦桟といって瓦を引掛けることにより土の量が少なくて済みます。
瓦もしっかりしていて、下地も特に問題はありませんでした。
瓦すべてを捲り確認はできませんが防水紙も特に問題はありまえんでした。
続いて調査は屋根裏です。
この上は先ほど調査した大屋根です。
目視では雨の浸入は確認できません。
キレイな屋根裏です。
梁や柱などの構造材もしっかりしており、雨水の浸入があればこの構造材に雨染みができます。
堺市で屋根の調査以前実施した現場ですが、
大屋根の漆喰の詰め直し工事と下屋根の葺き替え、バルコニー防水を
もうすぐ着工いたします。
今回はその建物を調査した大屋根部分をご紹介します。
実際、雨漏りした箇所は下屋根やバルコニー防水に問題がありましたが、
屋根調査では屋根の上に上がり、瓦を捲り下地の状態を調査します。
屋根瓦を踏むだけで瓦の状態もすぐに分りますし、目で見れば下地の劣化もすぐ確認できます。
屋根裏に入れば雨染みの有無もすぐに分ります。
調査は時間をかけしっかりして、的確な工事内容を提案しなくてはなりません。
必要である調査はすべて行います。
また調査内容がお客様に理解して頂けるように写真をたくさん撮ってお見せしていきます。
弊社では調査報告書を作成し、お伺いした日の調査の写真を約100枚~120枚程度、お客様にお渡ししています。
写真を使って説明するのとしないのとでは、お客様に理解してもらいにくいです。
やはり写真をたくさん撮って報告する方が説明もしやすく、言葉だけではうまく説明できません。
現場調査~工事着工~工事竣工まですべて写真を撮っていきます。
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41