大阪市淀川区 漆喰劣化は雨漏りにつながる!瓦屋根の漆喰点検
※2020年10月23日更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
先日、大阪市淀川区にお住まいの方から雨漏りについてご相談のお問い合わせをいただきました。
ご自宅の屋根は瓦屋根で築40年ということです。
瓦屋根には「漆喰(しっくい)」とよばれる建材が使用されています。
瓦屋根で起きる雨漏りの原因で多いのが、この「漆喰の劣化」によるものです。
一般的な漆喰のメンテナンス周期は、10年~15年ごとに一回必要となります。
さっそく、街の屋根やさん大阪吹田店スタッフが大阪市淀川区へ瓦・漆喰調査に駆けつけました!
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淀川区 漆喰劣化は雨漏りに!瓦屋根の調査①「外観」
築40年くらいの瓦屋根です。
所々、瓦の差替えをされた箇所がありました。
瓦屋根全体の劣化はかなり進んでいます。
屋根瓦は劣化するとパリパリになって、人の重さで簡単に割れてしまいます。
このような屋根状態の場合、私達が屋根の上を歩く際は体重を一点にかけずに分散させます。
また、両手をついて歩いたり脆くなった瓦が割れないように十分に注意しながら調査をおこないます。
大阪市淀川区 漆喰劣化は雨漏りに!瓦屋根の調査②「施工方法」
こちらの瓦屋根は、瓦の下に下地の土を入れる「土葺き(つちぶき・どぶき)」という工法がら使われていました。
2020年現在、新築では全くと言ってもいいほど土葺き工法は採用されていません。
特に、築年数が経ってくると棟(むね)が歪んで瓦と瓦の間に隙間ができます。
そこから雨水が浸入し雨漏りに繋がる場合があります。
大阪市淀川区 漆喰劣化は雨漏りに!瓦屋根の調査③「棟(むね)」
屋根頂上にあたる「棟」は、冠瓦(かんむりがわら)と熨斗瓦(のしがわら)で形成されています。
土葺き工法の瓦屋根の場合、棟瓦を支えるための下地の土が瓦の内部に入っています。
棟の歪みにより、瓦に雨水が浸入してしまうと中の土が崩れやすくなります。
この土は固まっているのが通常の状態です。
しかし、崩れてきている土は固まっておらずサラサラの状態となっています。
下地の土が流れて減ってくると、当然、熨斗瓦や冠瓦がズレが出てきます。
熨斗瓦がズレて歪み、ガタガタになった屋根を現場調査ではよく見ます。
大きく歪んだ棟瓦によりできた「隙間」は雨水の浸入口となりえます。
「棟の歪み」は雨漏りを引き起こす可能性が高いです。
大阪市淀川区 漆喰劣化は雨漏りに!瓦屋根の調査④「平部」
棟が雨水の浸入口となる雨漏りは多く見られます。
しかし、平部の瓦部分でも雨水が浸入することがあります。
瓦が割れると瓦に隙間ができます。
そのため、屋根勾配により流れる雨水は割れた瓦の隙間から浸入して下地まで雨が入ります。
下地は防水紙が敷かれているため微量であれば雨漏りまではしません。
しかし、土葺き工法は「瓦で雨水の浸入を防止する」という方法なので、大量に雨が瓦の隙間から入れば確実に雨漏りに繋がります。
大阪市淀川区 漆喰劣化は雨漏りにつながる!瓦屋根の調査⑤「漆喰(しっくい)」
もう一つ、瓦屋根にとって大事な存在が「漆喰(しっくい)」です。
漆喰は、棟などの下に詰められる面戸漆喰(めんどしっくい)や、鬼瓦(おにがわら)のまわりに詰める漆喰があります。
漆喰は葺き土を雨水から保護する役割があります。
漆喰は施工してそのまま半永久的に効果が持続するものではありません。
瓦自体の寿命は釉薬瓦の場合、約50~60年ともいわれています。
しかし、瓦はほとんど劣化しませんが漆喰は確実に劣化します!
崩れかけて固定力が弱まった漆喰にはメンテナンスが必要です。
一般的に、漆喰は施工して約20年前後で劣化が顕著に現れます。
劣化した漆喰は、剥がれたり、割れたり、変色したり…とさまざまな症状がでてきます。
剥がれたりすれば屋根の勾配により転げ、落下することもあります。
(コンクリートの破片のようなものが落ちてきます)
また、漆喰がなくなれば中の葺き土がむき出しになります。
漆喰が剥がれて下地が雨ざらし状態になると、直接雨が下地に当たってしまい、雨漏りに繋がってしまいます。
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大阪市淀川区で漆喰・瓦調査なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
「瓦からコンクリートの破片のような物が落ちてくる…」
「天井や壁に雨染みのようなものがあらわれている…」
このような症状がみられる場合、「漆喰の劣化」や「雨漏り」が原因かもしれません。
瓦屋根の漆喰メンテナンスも雨漏り調査も「街の屋根やさん大阪吹田店」におまかせください。
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