大阪市生野区の商店街アーケードの雨漏り調査です。
生野区の商店街でアーケードから雨漏りして、雨が柱をつたってじゃじゃ漏れになっているの、と調査依頼が入りました。
商店街なのでお客様が買い物に来られますので、一刻も早く調査が必要です。
アーケードは築年数が経っており、所々雨漏りしているしかなり劣化が進んでいるようです。
生野区なので会社から車で約1時間程の場所です。
本日は雨なので、調査はより分りやすいと思われます。
雨季は雨漏り依頼が多くなり、やはり工事の雨漏りを止める内容が多いです。
早速調査へ行きたいと思います。
現場は生野区で商店街はいくつかのブロックに分かれていましたが、ここは約100mくらいの商店街を管轄する場所でした。
アーケードはかなり劣化していて、1度も大きな改修工事はされたことがないとのことでした。部分的に補修はされている箇所はありましたが、主に業者を入れずに商店街の人たちの手作業でできる範囲で補修されていたようです。
今回はこのアーケードの雨漏りで柱を雨がつたって漏ってくる様子で、以前にもこの状態があったようですが、
原因は集水器の詰まりだったそうです。手作業である程度詰まりは解消されたようですが、また詰まってオーバーフローされたようです。
集水器は100m間で18ヵ所あります。各お店の前に必ず柱や竪樋がありますが、何箇所はこのように、
詰まりによって商店街のお店の方や通行人にご迷惑をかけてしまっているとのことです。
簡単に直すことができればよいのですが、なかなかそうもいきません。かなりアーケード天井は狭く、天井根太も人が乗っても大丈夫という保証がありません。
集水器をどのように清掃するかを考えていましたが、アーケードの裏にも集水器を波板が覆っており、手が届く範囲でもありません。
集水器を清掃となればこの波板にサンダーで開口を開け清掃後、復旧させていくという作業法はありますが、しかしすべて開口を造るにも困難な状態でした。
アーケードにはしっかり足場がありますが、これはアーケードの波板を交換工事するには都合はいいです。しかしできるだけ組合の予算を抑えての内容でしたので、どのような工事が一番良いか、様々な方向で考えさせて頂きました。
工事内容は集水器18ヵ所の清掃、横樋清掃、雨漏りにつながる部分波板の補修が一番抑えてできる工事です。
しかし、この集水器ではなくRCの内部が雨を落とす桝になっています。高圧洗浄やブロアーを使い清掃したいですが、商店街には常に通行人がいるので、すべて手作業でなんとか詰まりを竪樋に落としていく作業を繰り返すしかありません。
雨の日に詰まりなく落ちているかどうかを確認しながらの作業になります。高所作業で足場も悪いので安全第一を考え作業することになります。
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