生駒市で腰葺き屋根から葺き替え工事の定期点検。
施工前です。
腰葺きの庇屋根の葺き替え工事です。
腰葺き屋根板金部分と和瓦部分がある屋根の事です。昔では玄関の上の庇によくこの工法が施工されていました。
施工後です。
庇部分がすべてガルバリウム鋼板で仕上げられました。
庇屋根の葺き替え工事だけでしたので、1日で竣工しました。
奈良県生駒市で庇屋根の葺き替え工事が竣工して1ヶ月が経ちました。
庇屋根には腰葺き屋根で葺かれていて、瓦部分から雨水が浸入して雨漏りしてしまいました。
軒天部分に雨がまわって垂木や母屋部分に雨染みがありました。
軒天が腐食と屋根が反ってきたり、下がってくる可能性があります。
又、一度雨漏りすると消して自然に改善されるということはありません。
築年数が経過している土葺き工法の屋根は瓦で雨の浸入を止める方法が
主流でした。
現在の施工法ではスレート屋根や金属屋根でも雨水が浸入しないような構造
にはなっていますが、下地の防水シートにもルーフィングが使用されより
雨水を建物内部に浸入させない造りになっています。
工事竣工してからの1ヶ月点検ではその後、問題が1ヶ月経っても解決できているかの
確認です。
雨漏りはもちろん止まって工事は竣工しましたが、定期点検はこれからもさせて頂きます。
腰葺き屋根の葺き替えは瓦部分の捲り、撤去から始めます。
瓦を撤去し下地に使われている葺き土も撤去します。
葺き土を撤去する際に確認できた雨水の浸入。
やや写真下の土の色が変わっています。
雨が降ってから何日も経過しているにも関わらず、雨の痕跡が残っています。
実際、雨の浸入によって雨漏りしてしまう原因になった場所です。
このように雨漏りしてしまう原因を特定させることができましたが、
雨漏りを特定させるのは安易なことではありません。
葺き土を撤去して野地板を張っていきます。
これは屋根材を張る上での下地になります。
業者によっては下地がしっかりしているとか屋根に
直張りさせることがあります。
下地がしっかりしていても何十年も経っている建物で屋根葺き替え後もまた住み続けるので新しくできる所は新しくした方が良いです。
野地板を張ってから次にルーフィングという防水シートを張っていきます。
防水シートは軒先から壁際に向けて張っていきます。
防水シートが張れれば平板を庇に張ります。
素材はガルバリウム鋼板です。
平板を全体に張って壁の取り合い部分に雨押え板金を
施し完成です。
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