住吉区で塩ビシートをIHヒーターで熱融着。
既存バルコニーです。
バルコニー防水面には防水層の上にモルタルが敷かれ仕上げられています。
モルタルには細かい亀裂や大きな亀裂がありました。
モルタルで仕上げられているので中の防水層の状態は分りませんでしたが、劣化してしまって雨漏りしていました。
この辺りは昔、建売で6区画程の分譲地で半分くらいの家がバルコニーの防水工事をされているようでした。
実際、お隣様もこの間、防水工事をさせていただきました。
防水工事は塩ビシート防水工事を施工させていただきます。
これは塩ビシート防水工事の機械的固定工法で使用する通気シートです。既存の防水層の上にこのシート敷きます。
ロールになっているのでバルコニーの端から端まで敷き幅は910です。継ぎ目には防水テープを貼って継ぎ目を無くします。
シートはこのように入隅まで張り塩ビ鋼板にビスで打ち込みシートを押えます。
塩ビシート防水の機械的固定工法の材料のメーカーは大きく分けると田島ルーフィングとアーキヤマデの2社になります。
このディスクは塩ビシート防水には必ず必要な部材です。
通気シートを張った後にこの円の真ん中にアンカーを打ち既存のバルコニー床とシートを固定させます。
穴をあけアンカーを打ち付けていきます。
シートにはディスクを打ち付ける箇所が分かるようになっておりそのマークしてある場所に打ち込んでいきます。
取り付けられるディスクは1つや2つではありません。
このようにたくさん打ち付けられます。
後にこのディスクが更に大きな役割をします。
塩ビシートを張った後に下地の際に取り付けたディスクの上にIHヒーターを押し付け熱を加えると塩ビシートと下地の通気シートが接着できます。
しっかり固定されるので剥がれることはありません。
この機械は機械的固定工法専用なので、一定時間押し付けておくと音がなります。
音がなったら次のディスクに移ります。
IHヒーターですべて融着できればこの工程は終わりです。
塩ビシート防水の機械的固定工法では防水の耐久性も優れているので人がなかなか立ち入れないビルの屋上などにも採用させています。
15年~20程は耐久性があると言われています。
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