雨漏り屋根調査!散水試験で特定できたのか?西成区
前回の調査報告では屋根裏調査を紹介させていたできましたが、
今回は屋根調査と、散水試験での結果を紹介させていただきます!
増築前の屋根。
立派なスレート瓦を葺いています。
見た目では全く問題なさそうです。
増築した屋根。
こちらも特に問題なさそうです。
大棟の漆喰の代わりに硬いスポンジのようなものが詰められている
ようですが、何カ所かはずれてなくなっていました。
反対側まで貫通しトンネルのようになっていました。
棟をビス止めしていますが、ヒビがはいっています。
散水試験を約15分ほど行いました。
まずは雨漏り箇所の真上あたりのベランダに散水してみましたが、浸入は確認できませんでした。
続いて軒先から棟にかけ散水してみました。
丁度棟から2枚目あたりに散水しているときに、「出ました」
と報告電話が鳴りました。
お互いの状況がお客様に確認していただきためにスピーカに電話を切りかえリアルタイムで散水試験の様子を聞いていただきました。
野地板と防水紙の間から蛇口をほんの少しひねった程度の水が出てきました。
散水をやめると水は1秒間隔位でポタポタと落ち、3分くらいで止まる状態でした。
散水試験により雨漏り箇所の特定はできましたが、目視では確認できない箇所からも水滴が落ちる音がしましたので、一箇所ではなさそうですが、
屋根材の下に敷いてある防水紙が劣化により破れている可能性が考えられます。
お客様に状況を説明し屋根の葺き替え工事を提案させていただくことになりました。
ただ増築した建物に関しましては、他箇所からの雨漏りも考えられますので葺き替えで100%止まるかどうかはわかりませんが、屋根からの雨漏りが確認できたからには屋根から順番に止めていくしかありません!
スタッフ一同、全力で頑張りたいと思っています。
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