豊中市雨漏り再調査で原因究明!
梅雨時期の晴れ間はとても貴重ですね!雨が続くと洗濯物も乾きませんし、
嫁さんがテレビの天気予報にむかって機嫌が悪くなっている気持ちがわかります。
よだんはおいといて、屋根にのぼり第二弾雨漏り調査を開始させていただきます!!
屋根にのぼり真っ先に目に飛び込んできました。
4本足の2本が地についていません!
おまけに瓦も割れています。
割れている瓦の下に板金が差し込んでいます。
割れてから養生したのか、割れることを想定していたのかはわかりませんが。
どちらにせよここからの雨水の浸入は考えにくいですね!
屋根をくまなく点検しようと思った矢先に目に飛び込んできたのは、
瓦が割れ下地が見えていたのです。
雨水の浸入はここからだと思います。
丁度屋根裏を養生させていただいた箇所付近です。
割れている口を見ましてもまだ新しい感じですが、劣化とは考えにくいですね!
何かが飛散し割れたのではないかと考えられます。
下地の状況を瓦を4枚めくり確認したところ、
過去の施工法はトントン葺きといいまして、杉板の上に杉皮を敷き土を鏡餅のようにしき、
その上に瓦を葺いていく工法です!
雨水の浸入のせいか、杉皮は腐食し、土はやせています。
とにかくこれ以上の浸入は避けたいので、防水ビニールテープで
養生させていただきました。
割れていた箇所は棟から2枚目の瓦でしたが、補修後は2枚目と3枚目を入れ替えることにしました。
割れている瓦を差し戻す際にはまわりの瓦を浮かさなければ入りませんので、
おいあて部分の瓦を持ちあげる際に割ってしまえば差し替えも補修も大変ですので、元気な瓦を差し込んでから、割れている瓦を3枚目にしたのです。
アンテナのところも養生しました。
棟もゆがんでいました、原因はおそらく棟に積んである、土がやせてしまっているからだと思います。
棟から軒先に向け下地の土がやはり痩せているため、瓦がずれていました。
軒樋が受け止めてくれていましたのでかろうじてセーフです!
屋根全体の下地の緩さがこのような現象をひきおこしているのだと思います。
谷板金には、剥がれた漆喰がありました。
樋を固定している番線も錆びて切れていました。
このようなリアルな状況をお客様にお伝えさせていただき、
工事の提案をさせていただいています。
今回の提案は瓦の劣化はほぼ見られませんでしたが、下地の状態があまりよくありませんので、
将来的なことを考えるならば葺き替え工事がいいと思います。
瓦屋根からガルバリウム鋼板に葺き替えれば重さも10分の1になりますし、地震対策にもなります。
どちらにせよ、ご家族の方がそろうときに、調査報告書をお持ちしまして、
現在の建物の状態をお伝えし、お客様のご意見や希望を練り合わせ、
最適な工事の提案をさせていただきたいと思います。
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