吹田市|雨漏り調査!原因は追究できたのか?
この時期は雨漏りのお問い合わせが増えています。
梅雨が終われば台風シーズンですので少しの被害も出せませんのでくまなく点検していきます。
しかし屋根や壁からの雨漏りは雨量や、風向きによっても漏り方が変わってくるのですね!
1回漏ったきり漏らなかったり、1箇所の浸入経路にもかかわらず、毎回漏る場所が変わったりと、
予測不可能なケースもあります。
ですから弊社では雨漏り箇所の特定のため屋根上は勿論、
屋根裏や外壁もくまなく点検させていただいているのですね。
必要であれば散水試験も無料で行っています。
早速調査を始めたいと思います!
まずは雨漏り箇所の確認ですが大きく穴が開いています。
ご主人様が屋根裏調査をした際に足を踏み外したとのことですが、
ケガをしなくてよかったです。
丁度雨漏り箇所の下の窓ですが特に大きな問題はなさそうです。
仮に外壁のコーキングの切れが原因での浸入としましても、
外壁の内側には防水紙がはってありますので、
お客様がおっしゃるほどの、雨水は漏ってこないと思います。
屋根にのぼり調査しました。
漆喰が劣化しています。
完全に割れています。
雨水が浸入しているかの調査を瓦をめくり見てみましたが、
ゴミが沢山残されていました。
職人の仕業ですが許せません!完全な不法投棄です!
土の量は問題ありませんが、黒ずんでいるところは雨水がまわっている感じです。
トントン葺きといいまして、最近ではなくなっています。
原理としましては、杉板、杉皮、土、瓦の順番で施工されています。
浸入した、雨水を土と、杉皮で吸収し、防水しているのですね。
棟の下のおいあての部分を計ってみれば250ミリでした。
つまり棟へのかかりが50ミリ前後しかないということですので、
漆喰が割れたり、痩せてくると、吹込みの雨は浸入します。
寄棟形状の屋根ですが、棟付近からの浸入の可能性は否めないところですね。
ただ完全に特定できたわけではありませんので、お客様にはその通りお伝えしました。
調査は約1時間にわたりましたが、その内容を、
打ち合わせシートに書き込みお客様にお渡しさせていただいています。
本日の調査はあくまでも想定できる箇所を、お伝えするだけで終わってしまいましたので、
屋根に登れないお客様相手にうその報告は絶対にできませんので、
後日散水試験をさせていただくことになりました。
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