雨漏りの原因は屋根でしたが、バルコニーの劣化は?西成区
西成区の現場調査です。
お問合せ内容は、築50年3階建ての雨漏りです。
雨漏箇所は2階の廊下天井に雨染みが発見できました。
雨染みの確認ができれば、次に原因の特定を調査していきます。
屋根裏、屋根、バルコニーなど雨染みの直上付近をまずは疑います。
ここの家は、3階建てにはなるのですが、
一部3階建てで、増築もされていました。
3階には1室と4畳~5畳ほどのバルコニーがありました。
雨漏りは2階部分でその上は、屋根になります。
雨漏りした箇所の上は屋根ですが、そのすぐ横にバルコニーがあります。
今回の調査では散水試験を行い、大棟付近に水をかけ続けると屋根裏への雨漏りが確認できました。
屋根からの雨漏りは確実なのですが雨漏りの理由は、1ヵ所だけとは限りません。
壁からの浸入やサッシ周り、バルコニーなど様々です。
今回ではバルコニーももちろん散水試験をしましたが、
バルコニーでは水の浸入の確認はできませんでした。
建物の老朽化が進んでくると、それに伴い、建物に使われた様々な材料の老朽化も進んでいます。
雨漏りで言えば、屋根の瓦や下地材、バルコニーもそうですが、防水シートなどの劣化は致命的になります。
今回の調査でも経年によって構造クラックなども確認できました。
構造クラックの割れからでも雨は浸入しますが、深さにもいろいろあり深くなればなるほど
躯体にも雨の浸入する可能性は高くなります。
今回は大屋根で散水試験の結果雨漏りしましたので、屋根の工事が必要になります。
散水試験の結果、屋根の葺き替え工事を提案させていただきました。
葺き替え工事とは既存の屋根瓦を撤去し新しい屋根を造る工法で、
既存の野地板に新たな野地板を形成し、防水シートを貼り、屋根瓦を乗せます。
雨漏りした建物ではよく使われる工法で雨漏りを止める方法としては主流です。
和瓦を使った古い建物ではこの葺き替え工事によって屋根材を軽くして、
躯体の負担が軽減できるメリットがあります。
雨漏りの問合せでは雨漏りを止めることが前提となりますので、
工事内容も的確でなければなりません。
雨漏りは屋根からだけではなく、バルコニー、壁、サッシ周りなどがあり
雨漏りした場合は信頼できる専門業者が必要になります。
工事したけど雨漏りが止まらないではまた工事が必要になり、無駄な工事にもなりかねません。
雨漏り現場や屋根工事を熟知した業者であり、しっかりした提案が必要になります。
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