築39年、和瓦は丈夫ですが漆喰は劣化しています。
マックスリフォームは大阪府吹田市江坂町という所に会社があるのですが、
実はお問合せは大阪だけではありません。
今回のお問合せは兵庫県尼崎市でした。
兵庫県は他県になりますので、さすがに60分以内で到着は難しい場所もあります。
しかし、尼崎市園田町は実は会社から車で20分で着くことができます。
なので、ホームページなどで検索してお問合せ頂いた方で会社の場所が家から近いから
ということはよく言っていただきます。
今回のお問合せ内容は増築した天井からの雨漏りでした。
雨漏り箇所確認後、屋根の調査をさせていただきました。
築39年の屋根の状態ですが、瓦は陶器瓦が使用され、さすが日本瓦というくらい築年数が経っても丈夫で劣化もあまりしていないです。セメント瓦では無理でしょう。
しかし、漆喰は劣化していました。
漆喰は棟や鬼まわりに使用され瓦の固定や中の葺き土を守る役割があります。
日本瓦を用いた家では古くからこの漆喰を使う家がほとんどですが、
漆喰の詰め替えをせずに、家を購入してからそのままという方が多く見られます。
ここは面戸漆喰や三日月漆喰と呼ばれますが、写真のように漆喰がその形のまま剥がれてしまっています。
この剥がれから中の葺き土と呼ばれる土が見えています。
雨風により土が削り取られると棟が歪んだり、隙間ができ雨漏りに繋がる可能性が高いです。
大棟は冠瓦やその下にある熨斗瓦があります。屋根勾配を取る家は必ず棟ができますので、その棟の施工法は様々ですが、日本瓦のような和瓦の古くから建つ建物はこのように平瓦一枚に面戸漆喰が熨斗瓦の間に入っている家が多いです。
上記の写真のような剥がれはなくてもこのように、欠損してしまいその隙間から雨が浸入し漆喰の内側部から外に膨れ風などで剥がれてしまいます。
一箇所漆喰の剥がれが見つかれば同じような症状が違う場所でも発見できます。
家を長持ちさせるためにはこの漆喰の詰め直し工事が必要です。
立派な瓦ですので、瓦の耐久性は心配ないでしょう。
漆喰の詰め直しはメーターで見積もりされることが多く、
一つの棟に二本入っていますので棟が5mなら漆喰詰め直し工事は10mとなります。
漆喰の詰め直しは屋根の葺き替えや、塗装に比べれば安価でできます。
漆喰は施工業者の使う材料や職人の腕によって見栄えや耐久性が変わります。
安くで施工できたがすぐ剥がれたでは意味がありません。また剥がれてきても
わからないでは心配です。
マックスリフォームでは専門の職人に施工させ、
また1ヶ月、半年、1年、3年、5年と点検に伺い屋根に上り点検致しております。
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