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吹田市|何年も前から雨漏りでクロスの剥がれ!3ヶ月前に防水工事を行うも再び雨漏り再発!
今回は吹田市に築14年2階建てのお住まいのお客様から、『陸屋根の屋上からの雨漏りして、クロスが剥がれてきている一度見に来てほしい』とのお問い合わせがあり、急いで駆け付けました。
こんにちは!雨漏りの事なら街の屋根やさん吹田店の道明です。
先日の雨で、現状雨漏りが発生しているとお問い合わせ頂きました。
現場での雨漏り調査の様子をご紹介いたします。
現状、上の写真の通り雨の浸入により、天井のクロスが浮いてきている状態でした。お話を伺ったところ、数年前から、2階のルーフバルコニーから雨漏りが発生しており、悩んでいたとの事でした。以前対応していた業者の意見で、約3カ月前に外壁塗装工事を行った際に、その時一緒に雨漏り個所直上のルーフバルコニーも防水塗装工事を行ったそうです。その後しばらく雨漏りはしていなかったそうですが、昨夜の雨でまたしても雨漏りが始まったそうです。
雨漏りの量は以前とあまり変化はないという事で、八方塞がりとなって連らくが入りました。
雨がそこまで多くない日や風が横殴り日ではない日、いわゆる普通の雨でも雨水進出に至る状態との事でした。
上の写真は点検口から天井の内側の様子です。
ご覧のように雨染みがあり、この付近から雨が入り込んでいることは間違いありません。
2階の直上がルーフバルコニーである事から考えれる事は、ルーフバルコニーの防水に不具合がある可能性が考えられます。
あるいは、ルーフバルコニーの排水口(ドレン)が詰まり、ルーフバルコニー内が水が溜まっていわゆるプール状態になり、オーバーフローをして、室内側に雨水が浸入する可能性も考えられます。
ルーフバルコニーの調査をおこないました。現状はアスファルトシート防水の上に保護モルタルが施されており、土間の目地部分は防水層にクラック(ひび割れ)が入っている状態でした。
本来であれば、防水塗料を塗る前に『樹脂モルタルカチオンペースト処理』と言って、モルタルなどのクラックや、長年の劣化により表面に凹凸が生じたコンクリート素地を平らにならすします。
しかし以前対応していた業者は、どうやらクラックをそのままの状態のまま、その上から防水塗料を塗っていたようで、防水に不具合がある可能性が高まりました。
排水口(ドレン)周りに散水試験を30分程行いましたが、雨漏りは発生しませんでした。排水口(ドレン)周りはなさそうです。
続いてルーフバルコニーの平場部分に散水試験をさせていただいたところ、散水後5分ほどで天井裏から水漏れが発生し始めました。
どうやらこの防水層が原因の様です。
今回の雨漏りを止める対策としましては、塩ビシート防水(機械固定法)での防水が一番望ましいと考えられます。
下地およびシートの裏面に接着剤を塗り張り付ける密着工法では、施工後に接着剤が剥がれたり、通気性がない分、下地の影響を受けることがあります。
塩ビシート防水(機械固定法)は工事の難易度が高く、施工できる業者が少ない工法ですが、新しい防水層と既存の防水層の間に絶縁シートを敷きこむので、下地の亀裂や振動といった影響を受けることはほとんどありません。また、接合面を溶着剤や熱風で接合しているので、長期間安定した接合面を保つことができ、寿命が長いのが特長です。
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