東淀川区｜揺れの大きい建物には最適！塩ビシート防水の施工事例
今回の現場は東淀川区になります。
こんにちは！雨漏りの事なら街の屋根屋さん吹田店の道明です。
３Ｆ屋上から雨漏りが発生していた建物に『塩ビシート防水』の施工を行います。
屋上防水工事には、接着剤などで下地に貼り付ける密着工法と下地に完全に着けてしまうのではなく、隙間を作って下地の水分を逃がす事ができる絶縁工法があります。
今回ご紹介するのは絶縁工法の中でも鋼板ディスクなどを使用した『機械的固定工法』になります
この工法は、下地に直接接着しません。新たに設置する鋼板のみで防水層を固定していくので、改めて下地を調整する必要がありません。
また、絶縁工法の中でも、鋼板で固定された場所以外は通気層となるのは、とても効率よく下地の水分を逃がすことができます。
さらに、ウレタン塗膜防水などと比べると塗装を乾かす時間がいりませんので、工期も短くなります。
ただし、下地にアンカーを打ち込む為、強度試験を知る必要があったり、配管状況に注意が必要等、工法の難易度は高く施工できる業者は限られているといデメリットはあります。
それでは、『屋上塩ビシート防水機械的固定工法工事の施工事例』を写真と合わせてご紹介致します。
既存のシート防水はシートの浮き、破れなどが見られました。
また、ドレン廻りのシートが捲れ、そこから雨水がまわり雨漏りの原因になっていました。
天井クロスにも雨染みができておりました。
天井裏にはカビも生えておりました。
防水工事に入る前にパラペットの頭部『笠木』の撤去を行います。
笠木は工事完了後、新しく新設します。
下地に直接接着しないので基本的に
下地に直接接着しないので、改めて下地を調整する必要がありません。
しかし、既存防水シートが反り上がっている場合などの、下地が極端に悪いときは、ある程度の調整が必要になります。
また、新しい防水層を破ってしまうくらいの突起がある場合も下地調整が必要となります。
綺麗に清掃します。
屋上清掃後
、接着材を塗布し、ダイヤフォルテの発砲ポリエチレン製絶縁緩衝マット『ＤＲクロス』を敷き詰めます。
改修工事の場合、古いシートや微細な凹凸が新しい塩ビシートを傷つけないよう、この絶縁緩衝シートが守ってくれます。
今回『絶縁緩衝シート』の施工までをご紹介いたしました。
次回塩ビ鋼板ディスクを施工していく工程をご紹介いたします。
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