ではその可能性の高い箇所とは?
① 雨が直接当たる箇所
②雨が直接当たらないが流れる箇所
に分類されますが特に素材と素材の継ぎ目の部分からが多いでしょう。
逆に言えば継ぎ目以外の箇所からは雨漏りの可能性は低くなります。
では具体的に幾つかのような箇所を見てみましょう。
屋根構造の特長としては瓦材の下には防水シートとよばれる二次防水材が入っていて防水の二重構造に
なってます。どちらかの防水性能が劣ると雨水が浸入してきます。
特に防水シートは直接太陽には当たりませんが
太陽熱や雨水の浸み込みなどにより経年劣化し、防水性能が低下します。
モルタル塗り、サイディング、ALCパネル、コンクリート等があります。
屋根材に比べると直接雨水は当る事は少なくなりますが、
台風など横向きの風を伴う雨の場合はかなり葺き込み濡れます。
・モルタル塗りやコンクリートの場合
経年劣化や地震などの影響により
構造クラックと呼ばれる0.2mm以上のクラック(ひび割れ)になるとモルタルの厚さ15~20mmを
貫通し雨が染み込むと木部まで到達します。
また鉄筋コンクリートの場合は、鉄水が染み込むと鉄筋がサビや腐りの原因になります。
・またサイディングやALCパネルの場合は
外壁材と外壁材のジョイント(継ぎ目)部分には
シーリングとが充填してあり、パネルの伸縮やパネルの継ぎ目部からの水の侵入を防いでいます。
この目地のシーリング材が紫外線や熱で劣化すると、硬くなり弾力性がなくなり捲れだし、雨漏りの
原因となることが多くなります。
窓サッシも雨漏りをする危険性が高い。
窓サッシは壁面より20mm程度出た状態で取り付いており、
その縁で受けた雨水がシーリング上を流れることになります。
シーリングの防水性能がなけれが雨水が建物に浸入します。
サッシ廻りのシーリング材の劣化による漏水はとても可能性としては高くなります。
付帯部を軽く考えてしまうことがありますが、注意が必要です。
何故なら、この箇所は水平面に近い勾配で納めらており、雨が一時的に溜まりやすい状態にあるということです。
特に笠木はパラペット上部に使われることが多く、壁内部は空間になっているので、漏水すると見た目には気がつかない状況で建物内に入り込み、構造体のが腐食していきます。
以上のとおり建物には必ず部材と部材のジョイント部があり、その周辺からの雨漏りのが多いのも事実です。
しっかりと処理をすることで雨漏りの心配することなく安心して快適に暮らすことが出来ます。
本日のブログは以上です。
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