摂津市 カラーベスト取付スレート屋根部分葺き直し
台風21号の強風により南面だけ被害を受けたスレート屋根のカラーベスト(コロニアルクアッド)部分葺き直し工事について工程順に紹介いたします。今回は屋根材コロニアルクアッド取付→完成までを御伝えします。
施主様より「屋根部材が落ちてきて雨漏りするのではないか不安」との依頼を受け調査に伺いました。施主様宅の裏側南面が大きく広がった工場用地となっていました。去年の台風21号による強風の通り道だったのでしょう。屋根南面だけスレート瓦が割れヒビ等の被害を受けていました。
前回は野地板・下葺材を御紹介しました。
今回は屋根材コロニアルクアッド取付→完成までを御伝えします。
屋根材コロニアルクアッドを専用釘で下から上に直接取り付けていきます。
角部分は専用のカッターで切断し適切な大きさに加工してから合わせて、その上から棟金属を被せます。
差棟部分も綺麗に仕上がっています。
本棟(包棟)も上手く収まりました。
既存コロニアルクアッド部分と新規コロニアルクアッド部分の色が、かなり違っています。
コロニアルの色あせによる機能(雨漏れ)低下には諸説ありますが、これは美観のみの問題で(耐用年数を大幅に超えた場合を除く)色あせによる屋根材機能低下は、ありません。
コロニアルクアッドを新築で使用した場合の保証期間は下記のようになっています。
①室内の雨水侵入保証 10年
②色感の著しい変化保証 2年
色あせ保証が2年のみです。
コロニアルクアッドが色あせするのを前提に製造しているかのようです。
コロニアルの耐用年数ですが、メーカー作成メンテナンススケジュール表からは30年前後と判断します。実際の感覚(あくまで私的であり、いろいろ調べての判断)では30年から35年の風合いです。
実際に10年前の製品よりも30年前アスベスト含有製品のほうが、割れ等の破損に強いケースもあるようです。
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