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新潟県村上市で震度6強の地震が発生。まずは、ブルーシートで屋根瓦の養生を。
大阪北部地震からちょうど1年経った2019年6月18日の夜に新潟県村上市で震度6強の地震が起きたとの一報が入りました。
今朝からテレビを食い入るように見てしまいましたが、屋根瓦が落ちているお宅が沢山あるようですね。
遠方での出来事でしたが、何か出来る事がないのかなと当社のスタッフで緊急ミーティングをしておりました。
(梅雨時期でもありますし、養生が出来ずに困っていらっしゃる状況なら、新潟まで飛んでいこうか。という話題も出ておりました。被害状況が良く解らないのですが……)
これから梅雨時期にも掛かってきますので雨漏り対策などをしないと大変な状況になってしまいます。
昨年の大阪北部地震の際にはとにかく養生をして欲しいという依頼が止まりませんでした。
本当に皆さん困ってらっしゃって一日3件ずつくらい養生をして回った事を思い出しました。
この写真は大阪府吹田市の現場でブルーシート養生をさせていただいた時の様子です。
ブルーシートで養生をする際には土嚢袋に土を10㎏程度入れて行うのが当社のスタイルです。
棟部分などは土嚢袋を繋ぎ合わせて跨がせます。
ロープなどで固定される業者もいらっしゃいますが、当社はロープで固定するよりも土嚢の重みを重視しています。
ここで一つ注意していただきたいのは、土嚢袋は必ずUV対応の物を使う事です。
一般的な土嚢袋ですと、太陽光にさらされる事により一気に劣化が進んで破れてしまいます。
ホームセンターでUV仕様のものが売っていますので必ずそれを使うようにしてください。
これは当社ではなく別の業者さんが養生を行った後のお写真です。
もともと通常の土嚢袋で養生をしていたのですが、3ヶ月ほど経過した後に破れてしまい、屋根に砂が散乱してしまったのです。
こうなると、雨樋部分に土が溜まってしまい、元の状態に戻すだけでも大変ですし、強風で土が舞い上がってご近所にご迷惑を掛けてしまう事にも繋がりかねません。
お客様の中にはご自身で屋根に登られて養生をされた方もいらっしゃったようですが、下屋根はまだしも大屋根部分の養生は絶対に行わないでください。
屋根に登る際には特殊な靴が必要ですし万が一落下してしまったら命を落とす事にも繋がりかねません。
必ず屋根の専門業者に依頼するようにしてください。
とりあえず養生をしてくれるなら誰でもよいと考えがちだとは思いますが、出来れば屋根工事の専門業者に依頼するのがベストだと思います。
とにかく、一日も早い復興を願っております。
新潟、山形の皆さん。
頑張りましょう!
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