河内長野市セキスイかわらU屋根の調査報告です。
「去年の台風で、お隣様に瓦が飛んでしまい迷惑を掛けてしまいました。しかし自分で屋根を確かめたところ広い部分で壊れたとこは1箇所、あとは割れた部分が複数ある状態です。今年も強い台風が来たら心配なので診に来て対策を御願いしたいです。」お問合せ御客様は台風シーズン前に去年の光景を回想されたのでしょう。焦った物言いでした。
弊社からは距離のある場所ですが、弊社理念である困っている御客様の不安を少しでも和らげ、安心して頂ける提案を目指し迅速対応いたしました。
調査させて頂いた、お住まいは築36年のセキスイかわらU屋根材でした。
こちらの屋根材は40年に渡り販売されました。和瓦に似せたデザインのスレート瓦と積水グループのブランド力で一時期大量に出回りました。またカバー工法も可能という宣伝も功を奏したような記事も、よく見かけます。
写真は経年劣化により(もともとの脆弱性もあり)飛来物によって簡単に”かわらU"が割れてしまっています。歩いて補修するのも困難な状況です。
また1枚が和瓦4倍程度の大きさがあり軽量と謳っていましたが、その大きさゆえに重量増となり面積も相まって扱いが大変なものでした。私も割れてしまった本品を運搬しましたが困難さしか感じませんでした。
写真は昨年の台風21号により大量に屋根一部分の”かわらU"が飛散してしまった状況です。
法律によりアスベスト使用が禁止されるとアスベスト含有しない”かわらU"を販売すようになりました。しかし実績もなく時間を掛けて研究しなかった製品となり、非常に脆く塗膜も脆弱で結果「数年で乗ると割れる」「自然にヒビ割れする」「苔が直ぐに生える」「塗装減退が著しい」等クレームが噴出しました。
メンテナンスしようにも瓦面に乗ると割れてしまうので何も出来ません。結局”かわらU"を最善な状態といっては違いますが、他の屋根材への葺き替えのみとなってしまったのです。
写真は庭や付近に落下してしまった”かわらU"を集めた状況です。
このように屋根全体に割れ・ヒビ・塗膜剥離などの不具合があります。
”かわらU"が大量飛散してしまった部分の別カット写真です。
ご自宅が”かわらU"なのかな?と疑問を感じられましたら
「街の屋根やさん大阪吹田店」に直ぐ御相談ください。
迅速対応のうえ適切な提案をさせて頂きます。
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