貝塚市よりアスファルトシングル屋根調査です。
1月に弊社は吹田市なのですが70kmほど離れた貝塚市から問合せがありました。
「去年9月の台風で屋根一部が飛んでしまい近くの工事屋さんへ簡易補修してもらいました。その後いろんな工務店へ問合せしたのですが何処も診てくれないです。だいぶ遠くなりますが調査御願いできますでしょうか?」
このように途方に暮れ困り果てた様子でした。マックスリフォームは困っている方が、
いらっしゃるならば距離・案件に関わらず問合せあれば必ず訪問!がモットーです。
直ぐ調査に伺いました。
施主様宅は新しい住宅分譲地の一つでした。まだ築年数は5年との事。
屋根材料はリッジウェイというアスファルトシングル屋根材の部類でした。
ハウスメーカーの開発地域のようで近隣宅全て屋根材はリッジウェイでした。
症状は南面屋根材が殆ど全て飛散してしまい下地ルーフィングが剥き出しになっていました。
施主様宅近隣は、このようにリッジウェイで統一されています。築5年という短期間で片面の屋根材が飛散してしまうというのは、私にとって初めて聞く話でした。早速屋根に登って調査開始しました。
近隣工務店に台風後、養生して頂いたとの事ですが、まだ3ヶ月でこの状態は残念な結果です。ブルーシートも最低限の薄い製品で、そこを粘着力の低い養生テープで周りを貼り付けただけでした。
このように養生も剥がれてしまい下地ルーフィングが露になっています。
これで施主様は5万円を支払ったそうです。今年の千葉でもそうですが困った人々をターゲットにする、詐欺まがいの行為が横行する事は心が痛みます。
アスファルトシングル屋根材とは?
アメリカで開発され近年日本でも使われ始めた材料です。
ガラス繊維を基にアスファルトを混ぜて下地を作り、
表面は傷が付きにくいように砂を付着させています。
なんとアメリカでは80%以上の普及率だそうで、殆どの一般家庭がアスファルトシングルということになります。
施工方法も簡単でハサミでカットし接着剤で貼って行くという作業で完成出来る素材となっています。
どの素材もそうですが長所ばかりではありません。
日本の風土に適していない部分もあるのです。
次回は長所短所を詳しく御伝えいたします。
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