吹田市 雨漏り調査!プロが無料で雨漏り原因を徹底調査します
※2020年11月20日 記事公開
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
吹田市で雨漏りトラブルにお困りですか?
今回は、弊社が吹田市で実施した無料雨漏り調査を大公開します!
吹田市 雨漏り調査!プロが無料で雨漏り原因を徹底調査します
無料雨漏り調査のご依頼があった吹田市のお客様邸に到着しました。
一見した様子では雨漏りの気配は感じられませんね。
くわしく原因を調査しましょう!
地域 | 大阪府吹田市 |
ご依頼 | 無料雨漏り調査 |
きっかけ | 天井からの水漏れ、シミ |
既存の屋根 | 瓦(土葺き工法) |
ハシゴを架けて無料雨漏り調査開始です!
まずは雨漏りが起こっているという場所を拝見します。上写真は室内2階の天井です。
天井にくっきりとシミが現われているのが分かりますね。
原因は何なのでしょうか?調査を進めます。
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吹田市 無料雨漏り調査step2「雨漏り箇所の真上」
次に、室内・雨漏り箇所直上にあたる屋根を調査します。
すると、雨漏り箇所真上の屋根に、「凍て割れ(いてわれ)」が生じていました。
これだけ凍て割れを起こしていれば、瓦の隙間から雨水が浸入する可能性も充分に考えられます。
凍て割れとは、「瓦の経年劣化」「気温の上下」などが原因となり生じる瓦の破損です。
上写真は凍て割れを起こしている屋根瓦です。
何かが衝突・落下して割れたわけではありません。
以下は、凍て割れが起こるメカニズムです。
「経年により瓦内部に水分を含みやすくなる⇒瓦に含まれたわずかな水分が「凍結」「融解」を繰り返す⇒水分が膨張⇒瓦の表面が剥がれる」
このようにして瓦の凍て割れが生じます。
比較的に温暖な大阪の冬でも瓦の凍て割れは起こりえます。
吹田市 無料雨漏り調査step3「漆喰(しっくい)の状態」
上写真は、屋根の頂上にあたる「棟(むね)」部分に積まれている棟瓦(むねがわら)です。
みたところ、棟瓦まわりの漆喰(しっくい)が「増し打ち」されているようです。
漆喰と棟瓦の間に苔が繁殖していますね。
苔は湿度の高い状態を好みます。
「苔が繁殖している=高湿状態が続いている」という証拠です。
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瓦屋根の漆喰は、主に防水のため施工されています。
瓦屋根を葺く際にどうしても生じるのが棟のわずかな隙間である面戸(めんど)です。
この面戸に漆喰を詰めいて雨水の浸入を防止しているのです。
漆喰を「適正な量」「適正な位置」に正しく施工することで、下地である葺き土が守られます。
吹田市 無料雨漏り調査step5「葺き土(ふきど・ふきつち)の状態」
こちらのご邸宅の瓦屋根は「土葺き(つちぶき・どぶき)工法」で葺かれています。
そのため、瓦の下に大量の葺き土(ふきど・ふきつち)が敷かれています。
雨漏り箇所真上の瓦をめくってみました。
すると、下地として敷かれている葺き土が湿っています。
雨が降ったのは約1週間前です。
このことからも、雨水が抜けずに停滞していることが分かります。
●左…雨漏り箇所真上の湿った葺き土
●右…雨漏り箇所から1m程離れた箇所の乾いた葺き土
雨水浸入の形跡が残っていた瓦付近の葺き土は、水分を含んで濃い茶色になっていますね。
無料雨漏り調査が終わりました。
雨漏り原因とは?必要な修理工事は?
現状と必要となる修理工事をご提案いたします。
雨漏り調査の結果、棟まわりに雨水浸入口となる箇所が複数確認されました。
棟は屋根面どうしが合わさっている場所です。
つまり、棟は雨水の浸入リスクが他の箇所に比べて高い場所といえます。
棟瓦に生じる隙間まわりには漆喰(しっくい)という白い建材が詰められおり、棟瓦の内部には「葺き土」という下地の土が入っています。(土葺き工法による屋根の場合)
これらはすべて、雨水浸入リスクの高い棟からの雨水浸入防止のために施工されています。
現状
・「凍て割れ」が多箇所に生じている⇒雨水浸入口になりうる
・棟瓦に増し打ちされている漆喰が多め⇒雨水の逃げ道を塞いている
・棟まわりの下地が湿っている⇒棟まわりに雨水の浸入口が他にも存在している可能性が高い
現状から、弊社では全体的な瓦の劣化、雨漏りによる下地の傷みが見られるため、今後も長く住み続けるためには「屋根葺き替え工事」が最適と判断しました。
雨漏りの原因は実にさまざまです。
雨漏りの原因はひとつとも限らず、断定も困難です。
その理由は、屋根は実際に剥がしてみないと確実な雨水浸入経路は断定し難いから。
お客様にはそれぞれ「ご要望」や「ご予算」などをおもちです。
そのため、無料雨漏り調査では現状から仮設を立て、お客様のご要望に応じて複数のご提案を立てられます。
ご提案
・既存瓦を撤去し下地をメンテナンス後、金属(ガルバリウム鋼板)屋根へ張り替える「屋根葺き替え工事」
吹田市で雨漏り解決!屋根葺き替え工事 ビフォーアフター
屋根の多箇所に凍て割れが生じ、棟まわりは苔が増殖しています。
全体的な屋根の劣化が進んで雨漏りを引き起こしていたため「屋根葺き替え工事」をご提案させていただきました。
雨漏りを起こしていた土葺き工法の瓦屋根から、軽くて丈夫な金属屋根「ガルバリウム鋼板」に葺き替えました!
すべての瓦を撤去し、下地もしっかりとメンテナンスしています。
もう雨漏りの心配はありませんね!
そして、葺き替え工事で屋根リフォームをしてるため、今後も何十年と長く、安心してお過ごしいただけます!
「雨が入り込まないようにする・雨漏り修理する=塞ぐ!」
このように考えられがちですが、「塞げばいい」という考えは逆に雨水を招き入れてしまう可能性もあります。
一体、どういうことなのでしょうか?
「入り込んだ雨水を逃がす」というのが、雨漏り対策をする上で非常に重要です。
「棟から雨水が浸入⇒雨水が棟瓦の内側に回る⇒設けてある隙間から雨水を逃がす」
正しく施工された屋根は、このような流れで雨漏りリスクを限りなくゼロに近づけています。
しかし、必要量以上の漆喰やコーキング材を使用し、必要な隙間まで塞ぐとどうなるでしょうか。
「棟から雨水が浸入⇒雨水が棟瓦の内側に回る⇒漆喰・コーキングの詰め過ぎにより雨水の逃げ道まで塞がれている⇒雨水が瓦裏に停滞⇒建物内部への浸水、雨漏り」
漆喰の詰め過ぎ・コーキングの打ちすぎは、「雨水の逃げ道を塞ぐ」ことにつながります。
結果、本来であれば排水できたはずの雨水が長く屋根内部に停滞し、室内への雨漏りを起こすこともあるのです。
屋根を正しく施工するためには、豊富な経験と知識が欠かせませんね。
吹田市で無料雨漏り調査なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
雨漏りが進行すると建物内部の腐食が進み、お住まいの寿命を縮めてしまいます。
雨漏り被害を最小限に抑えるためには「早目の修理」が必要です。
「天井から壁紙にかけて見覚えのないシミが広がっている‥」
「雨のたびにシミが現れては消える‥」
もし、このような症状があなた様の大切なお住まいので起こっている場合、雨漏りの可能性が高いです。
街の屋根やさん大阪吹田店では、「相談」「雨漏り調査」「修理プランのご提案」「お見積り」まで無料でおこなっております。
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41