吹田市 瓦屋根修理 プロが最適な施工で屋根を復活させます!
※2021年2月5日 記事公開
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
吹田市で瓦屋根の修理をお考えですか?
弊社が吹田市でおまかせいただいた瓦屋根の修理事例をご紹介します!
吹田市 瓦屋根修理 プロが最適な施工で屋根を復活させます!
それでは、弊社が吹田市でおこなった瓦屋根修理の模様をくわしくご覧ください。
地域 | 吹田市 |
築年数 | 約40年 |
現状 | 借家 |
きっかけ | 棟の崩れ |
施工内容 | 災害に強い「防災棟」への仕様変更(棟の積み替え) |
棟 | 本棟熨斗瓦5段、隅棟3段(土葺き) |
修理のきっかけは屋根の崩れです。
無料屋根調査~修理完了までの様子をご紹介します!
吹田市 瓦屋根修理step1「無料屋根点検」
弊社では屋根修理のご依頼をいただいた際に、必ず事前に無料調査をいたします。
理由は、「その場しのぎの修理ではトラブル再発をまねくから」。
最適で確実な屋根修理のためには、現状を把握し最適な施工方法を導き出さなければなりません。
まずは、崩れているという瓦屋根の現状を拝見しましょう。
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「ここまでやります!プロの無料点検」はこちら築40年以上のご邸宅は以前は2世帯で住まれていたそうです。ただ、現在は借家にされています。
また、借家で貸される前に大規模なリフォーム工事をされたようです。(10年程前)
●現状
・約10年前に屋根葺き替え工事をしている(土葺き屋根⇒引っ掛け桟)
・借家である
・棟の瓦が飛び出て熨斗瓦(のしがわら)が屋根上に散乱している
・棟内部へ雨水が廻っている⇒雨漏りに発展する可能性大
●必要な屋根修理
・棟の積み替え工事(防災棟への仕様変更)
賃貸で貸されているということもあり、住まれている方が万が一、落ちてきた瓦でケガされたら大変です。
現状をお伝えし、屋根の部分的な修理(棟の積み替え)をさせていただくことになりました。
以前よりも災害に強く耐久性にすぐれた「防災棟(強化棟)」に仕様を変更いたします。
吹田市 瓦屋根修理step2「既存瓦を撤去」
棟積み替え工事は瓦の撤去からスタートです。
一気に棟を解体せずに、頂上にのっている冠瓦(かんむりがわら)から熨斗瓦へ順番に捲(めく)ります。
棟の瓦を外すと、中から湿った葺き土(ふきど・棟の下地材)が出てきました。
修理中はご近隣の方々への配慮も忘れません
「瓦を捲っては土嚢(どのう)袋に割って入れる」の作業を繰り返し、撤去作業を進めていきます。
可能な限り葺き土が散乱しないよう、葺き土と瓦は袋を別々に分けています。
吹田市 瓦屋根修理step3「葺き土の撤去」
今回の瓦屋根修理では葺き土は不要です。
葺き土よりも耐久性と防水性にすぐれた「なんばん漆喰(しっくい)」を下地として採用するため、余分な葺き土は除去します。
ここから細かい部分まで丁寧に葺き土を取り除きます。
ほうきや塵取りを使用し、なるべく周囲に粉塵が飛散しないよう気を配りながら作業を進めています。
吹田市 瓦屋根修理step4「防災金具を設置」
防災金具を取り付けます。
通常の棟は、葺き土で下地が造られているだけですが、防災棟ではまず金具を取り付けます。
さらに、「垂木」と「なんばん漆喰」を使用し耐久性の高い棟下地を形成するのが防災棟です。
水糸を使用し丁寧に施工を進めます
防災金具は1つで4点ビス留めします。
防災棟金具を設置後、必要となるのが「水糸」です。
水糸を張り、高さを調節し、隅出ししてまっすぐ防災棟金具を固定します。
築年数が経過した建物は、瓦と葺き土の重さで屋根面が反っていることがあります。
その歪みを調整するために、水糸を張る必要があるのです。
吹田市 瓦屋根修理step5「おいあての調整」
次に、「おいあての調整」です。
葺き土を撤去すると、中から棟の「隙間」が現れました。
この隙間が大きいと、棟からの雨水浸入リスクが高くなります。
隅棟で、瓦と瓦の取り合いの隙間が大きい場合はおいあてを入れ瓦を差し替えます。
土を取り除き下地になんばん漆喰を使用します。
おいあて瓦の差し替えが完了です。
防災棟金具ギリギリまで瓦の形を加工し、棟の隙間を可能な限り狭くしています。
このように、見えない場所の丁寧な施工が「雨水に強い屋根」を造る上で欠かせません。
おいあて調整は見えない…だからこそ重要!
おいあて調整の様子は、修理後、お客様からまったく見えなくなります。
屋根は、お客様から見えにくい場所です。だからこそ、見えない部分まで丁寧・確実に施工する必要があります。
「雨漏りリスクを可能な限りゼロに近づけ、災害に負けない丈夫な強い屋根」を造るためには、「見えない場所の丁寧で確実な施工」が必要不可欠です。
吹田市 瓦屋根修理step6「垂木(たるき)を固定」
先程設置した防災金具に垂木を固定します。
固定方法は、金具の横からの4点ビス止めです。
垂木の取けが完了です。
垂木は防災棟金具にしっかりと固定され、さらに防災棟金具は棟下地に固定されています。
これが防災棟が強風にも負けない理由です。
吹田市 瓦屋根修理step7「なんばん漆喰を施工」
先程設置した垂木(棟下地)の両サイドに、なんばん漆喰を詰めます。
なんばん漆喰の施工は仕上がりに大きく影響します。
コテを使い、なんばん漆喰をキレイに調整しています。
なんばん漆喰は時間が経てば固まります。
こうして防災棟を支える丈夫な土台が形成されるのです。
瓦屋根の修理に大活躍!なんばん漆喰ってなに?
なんばん漆喰は、通常の漆喰に「シリコン」や「防水材」を混ぜ込んだ建材です。
そのため、なんばん漆喰は昔ながらの「葺き土」に比べて防水性や耐久性にすぐれています。
下地に葺き土ではなくなんばん漆喰を使用することで、屋根の土台全体が強固になり今までの棟より丈夫になるのです。
下地に葺き土ではなくなんばん漆喰を使用することで、屋根の土台全体が強固になり今までの棟より丈夫になるのです。
耐久性・防水性にすぐれたなんばん漆喰は、現在では瓦屋根修理に欠かせない建材です。
吹田市 瓦屋根修理step8「7寸丸瓦を設置」
最後に7寸丸を取り付けていきます。
7寸丸は、一般的に使用されている丸瓦の中でもっとも大きいサイズです。
主に、防災棟で使用されます。
棟の頂上となる7寸丸を、瓦頂点から下地に向けてビス打ちし強固に固定させます。
一枚の7寸丸に一点で留めます。屋根先の剣先瓦は2点留めです。
瓦とビスのわずかな隙間から雨水が浸入しないように、ビスはパッキン付きの物を使用しています。
吹田市 瓦屋根修理step9「完了」
なんばん漆喰が乾けば、地震や台風にも負けない丈夫な棟「防災棟」の完成です!
熨斗瓦が何段も積まれた棟から防災棟に仕様変更されました。
熨斗積みは、下地の葺き土が劣化すると棟が崩れやすくなります。
しかし、防災棟は金具と垂木で丈夫な下地を形成しています。
そのため、棟が崩れるということはありません。
修理する前よりも丈夫で強い屋根に生まれ変わりましたね!
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私どもは「不要な工事」「強引な勧誘」などは一切おこないません。
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