吹田市 割れたアーバニー屋根に必要な修理方法とは?
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です(^^)/
今回は、割れた雨樋と屋根材にお悩みの築30年のお住まいにて、無料点検させていただきます!
吹田市に住まいのお客様のお住まい。雨樋と屋根を調査いたします!お客様が気になられているのは、「雨樋の破損」「雨樋の曲がり部分の黒ずみ」。そして、傷んだ屋根のリフォームもご検討中とのことです。
吹田市 割れたアーバニー屋根に必要な修理方法とは?
屋根にはしごを架け早速調査していきます。まずは、今回のお問い合わせのきっかけとなった「雨樋の破損、黒ずみ」から拝見しましょう。
こちらが、雨樋の破損箇所です。築30年ということですが、半年前からお住まいになられているとのこと。気づかれた時には雨樋は割れていた…とのことです。恐らく、原因は四年前の台風による影響でしょう。
雨樋のメンテナンスはされていない状態。固定のための金具も変形し、雨樋に余計な力がかかっている
屋根材、板金などが飛散した際にそれらが雨樋に当たり、破損に繋がったと考えられます。さらに、雨樋を固定する金具は曲がっています。雨樋は伸び縮みはするものの、金具が曲がるといった力が強くかかることは想定されていません。
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雨樋・曲がり箇所の黒ずみに関しては、割れた跡もありました。こちらの屋根は「寄棟(よせむね)」という屋根形状で、全体の雨樋が繋がっているのが特徴です。
雨樋の補修もされてないため、素材自体が伸び縮みを繰り返すことで角に力がかかり、結果、雨樋の破損に発展したと考えられます。その証拠に、全体的に角部分の雨樋は割れている状態。そのため、雨樋の補修時期を迎えています。現状から、雨樋の交換工事をご提案させていただきました。次に、屋根の調査に取り掛かりましょう! 関連ページ
「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」
屋根は「アーバニー」というカラーベストの屋根材です
こちらは屋根の様子です!屋根材はカラーベスト屋根の「アーバニー」という屋根材。アーバニーは現在では扱われていない廃盤の屋根材です。黄色っぽく見えるのは苔です。防水性が低下している証拠ですね。
表面の塗膜は約10年で劣化。放置していると屋根材自体が雨水を含むようになる
カラーベストはセメントと繊維を主材料として形成されているものです。ただ、セメント自体は防水能力はありません。塗膜が防水性を維持しています。
ただ、その塗膜は10年ほどで紫外線、雨水の影響を受け剥がれてしまいます。
塗膜が劣化すると屋根材自体が雨水を吸いこむようになります。すると、膨張や収縮を繰り返し、「反り」「破損」「苔の繁殖」「雨漏り」などに発展します。
アーバニーはスリットが大きく入った形が特徴的な屋根材で、見た目に高級感のあるワンランク上のカラーベスト屋根材として人気がありました。ただ、このアーバニーのスリットが割れの原因となりやすく、4年で販売中止になった屋根材でもあります。
スリットからスリット、スリットから釘穴にかけてひび割れを起こし、このように欠落してしまっています。また、ズレ箇所が多く見受けられました。
屋根材が割れて釘穴が露出。屋根はメンテナンス時期を迎えています
スレートの屋根材は釘で固定されており、この釘穴部分は二段目を葺く際に隠れているものの、欠落したことにより、釘穴が丸見えになっている箇所がありました。釘穴が見えてはいけない理由は雨水の浸入リスクが高まるからです。屋根材を留める際に打ち込む釘。この釘は、屋根下地の野地板、防水シートを貫通しています。そのため、この釘穴にピンポイントで雨水が当たり廻ってしまった場合、下地材まで雨水が到達して劣化(腐食)の原因に繋がる恐れがあるのです。
既存屋根はそのままに、上から新しい屋根を造る「カバー工法」をご提案しました
下屋根部分もズレが生じています。カラーベストの耐用年数は20年~30年ほどですので、やり替えの時期は来ているます。そのため、現状から「カバー工法」による屋根リフォームをご提案させていただきました。
これまでの屋根の上から新しい屋根を造る、二重屋根になるのが「カバー工法」
吹田市で割れたアーバニー屋根にお悩みなら「街の屋根やさん大阪吹田店」にご相談ください!
吹田市でアーバニー屋根の割れ、剥がれなどにお困りなら私たちにお気軽にご相談ください!割れた屋根をそのままにしておいて改善することはありません。それどころか、雨水の浸入によって内部を傷ませたり、雨漏りを引き起こす恐れが高いです。
雨水浸入による内部の腐食、雨漏りを未然に防ぐためにもお気軽にご相談ください!
深刻なトラブルを未然に防ぐためにも、アーバニー屋根のトラブルにお困りならいつでもご相談くださいね。
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41