まず目に飛び込んできたのは、際壁から1メートル以上天井が切り取られた光景でした。
ビニールシートを剥がしてみると…
施工した工務店はすでに倒産。調査を依頼した設計士からは「湿気によるカビが原因」と説明されたとのこと。
しかし、現場を見た私の第一印象は「カビだけが原因とは思えない」!
驚くべきことに、棟木や垂木、野地板が真っ黒に変色し、まるで焦げたような状態。
さらに垂木が棟木から壊れそうになっている箇所も発見。
雨漏りの可能性が否定できないため、屋根に登り、防水紙やスレートの状態を調査することにしました。
屋根の表面を確認すると、スレート自体はまだ使用可能な状態に見えましたが、屋根全体が中央寄りに下がっていることがわかりました。
さらに、防水紙の一部を切ってみてみると、雨水が流れたような痕跡。散水試験を行うのは危険と判断。
どちらにせよ、屋根をめくってみないと原因の特定は難しいところです。
今回の被害箇所はM様邸のお子様部屋。M様のご不安は非常に大きなものだと思います。
天井裏から見える木部が真っ黒に変色し、腐食が進行している状況では、補修工事とともに雨漏り対策もしっかりと施さなければなりません。
後日、二次調査をさせていただくことになりました。
M様のお住まいを安全で快適な状態に戻すため、迅速に対応していきます!
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