キレイな仕上がりの漆喰詰め直し工事。尼崎市
尼崎市で漆喰の詰め直し工事が着工しました。
漆喰の詰め替え工事で職人の丁寧でキレイな仕上がりにはいつも驚きます。
漆喰の詰め直しといってもただ既存漆喰を撤去し新しく詰めるだけという
簡単な作業ではありません。
とても大変な作業を一部ですがご紹介します。
漆喰の詰め直し工事です。
まずは既存の漆喰の撤去作業から始めます。
漆喰を丁寧に割っていきます。
コンコンと叩いて割っていきますがあまり力を加えてしまうと、
瓦が割れる可能性がありますので、大きく振らずに小さく割るというよりは叩くという感覚です。
下の方にあるのが古くなった漆喰です。
棟の下には土があり土もある程度削り取っていきます。
ここがポイントで削り取り過ぎてもダメですし、削らなさ過ぎてもダメです。
削りとる所7までのポイントがあります。
面戸漆喰の上には熨斗瓦が乗っています。
のし瓦の下から2段目の瓦の先より内側まで削り取ります。
削り取ろうとすると土の塊や塊でないものと形か様々です。
このようにキレイに凸凹がないように整えていきます。
ここの作業が雑にならないように丁寧に削り取られました。
この面戸漆喰の撤去の繰り返しを行います。
棟は家々によって長さは異なりますが、作業は同じです。
早く工事を終えることは大切ですが丁寧でなくてはなりません。
職人もこの作業には時間をかけに面戸の土をキレイニ揃える作業えを繰り返し行います。
既存漆喰を撤去後、下地を整えればここで屋根漆喰の出番です。
これは最近の漆器の詰め替え工事でよく使われる材料です。
水と混ぜて捏ねるだけで屋根漆喰ができます。
あとは塗り手の腕次第です。
さすが、マックスリフォームの職人です。
キレイに仕上がっています。
何度も何度も整えながら面戸に漆喰を詰めていきます。
ここまでキレイで丁寧に仕上げられると見ていてとても気持ちがいいものです。職人の腕の見せ所です。
ここまでの作業は棟の半分です。
ここは棟の片面で折り返しで漆喰を先ほどの工程で漆喰を詰めていきます。漆喰工事は棟の長さ×2になります。
ここの現場では下屋根と大屋根に棟があり、他にも降り棟や壁の取り合い部分にも漆喰があります。
なんと漆喰の詰め替えだけでも66mあります。
漆喰詰め直し工事の初日の一部をご紹介しましたが、工事はまだまだ続きます。
次回でもまた漆喰詰め直しの現場をご報告します。
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