摂津市 屋根葺き替え工事!重い瓦屋根をガルバリウム鋼板へ
※2020年11月4日 更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
大阪府摂津市で屋根葺き替え工事をご検討中ですか?
今回の現場ブログでは、弊社が摂津市でおこなった屋根葺き替え工事をご紹介します!
屋根葺き替え工事前
屋根葺き替え工事前の瓦屋根です。
室内で雨漏りしていました。
ブルーシートで応急処置がなされています。
屋根葺き替え工事後
古くなった屋根を下地から葺き替えました!
新しい屋根には金属のガルバリウム鋼板を採用しています。
軽くて錆びにくく、一枚一枚ビスで固定し施工しているため災害にも強い屋根です!
屋根葺き替え工事前
瓦をめくると中から「葺き土(ふきど・ふきつち)」が出てきました。
葺き土は痩せて瓦を固定する力を失っています。
葺き土の劣化は瓦のズレや落下を招き、結果的に雨漏りを引き起こすことも。
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屋根葺き替え工事後
耐震性に不安のあった重い瓦屋根から、超軽量のガルバリウム鋼板に葺き替え完了です。
ガルバリウム鋼板の屋根は、昔ながらの瓦屋根に比べ、その重さは1㎡あたり約10分の1。
屋根が重く高かった建物重心が低くなることで、地震の揺れにも強いお住まいへ生まれ変わりました!
じゅうしんかわらyくぁら
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摂津市 屋根葺き替え工事!重い瓦屋根をガルバリウム鋼板へ
地域 | 大阪府摂津市 |
きっかけ | 雨漏り |
元々の屋根 | 瓦(土葺き工法) |
新しい屋根 | 金属(ガルバリウム鋼板) |
摂津市 屋根葺き替え工事step1「事前の無料調査」
雨漏りにより押し入れ内部の天井から水が滴っています。
かなりの量が漏っています。
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天井にも雨漏りによるシミの跡が確認されました。
このままの状態を放置すると建物内部まで傷めてしまうでしょう。
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次に、屋根にのぼって調査します。
屋根は瓦屋根で、「土葺き(つちぶき・どぶき)工法」という方法で葺かれていました。
そのため、瓦をめくると「葺き土」がでてきました。
ただ、葺き土は経年劣化により痩せ、瓦のズレ・落下を引き起こしている状態です。
こちらは屋根の棟(むね)部分です。
棟瓦に施工された漆喰(しっくい)が経年劣化により剥がれ落ちていますね。
取れた漆喰の内部には葺き土が施工されていますが、漆喰が剥がれたせいで露出しています。(黄土色の土)
葺き土に雨水が入り込むと建物内部へと雨水が浸入します。
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瓦屋根の雨漏りの原因となっている「雨水の浸入口」を防水シートで覆い応急処置しました。
これで屋根工事までの間の雨漏りは防げるでしょう。
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摂津市 屋根葺き替え工事step2「既存屋根の解体・撤去」
まずは既存の屋根を解体し撤去します。
瓦を一枚一枚職人が手作業でめくっていきます。
解体・撤去作業は手間と時間を要する作業です。
長年建物を雨風から守ってくれた屋根材です。
素早く、そして丁寧に作業を進めていきます。
瓦を撤去し葺き土も清掃しました。
すると、屋根下地が露出しました。
屋根の下地はバラ板です。
バラ板の下は屋根裏となります。
長年、重い屋根瓦と大量の葺き土がここに乗っていました。
そのため、下地は「歪み」「変形」「傷み」などが生じている状態です。
このまま新しい屋根材を設置するわけにはいきません。
摂津市 屋根葺き替え工事step3「下地処理、野地板施工」
胴縁で下地処理を施します。
不陸調整(ふりくちょうせい)し、野地板(のじいた)として構造用合板12ミリを張ります。
※不陸調整とは下地を平滑にする作業のこと
屋根下地として使用する構造用合板です。
構造用合板はベニヤ板に比べて強度がすぐれています。
摂津市 屋根葺き替え工事step4「ルーフィング(防水シート)の施工」
野地板の施工がおわりました。
この上からさらに防水シート(ルーフィング)を張っていきます。
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屋根の下部から上部に向かって防水シートを張ります。
「張る順番」「重ね代」「張る向き」など、雨水の流れを想定しながら職人が施工します。
防水シートの施工が完了いたしました!
今回使用した防水シートは「改質アスファルトルーフィング」です。
「アスファルトルーフィング」に比べ、「改質アスファルトルーフィング」は温度変化に強く、耐久性にすぐれています。
(耐用年数は約20年)
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摂津市 屋根葺き替え工事step5「軒先・ケラバの水切り板金(唐草)を施工」
屋根の先端である軒先・ケラバは雨が吹き込みやすい箇所です。
そのため、屋根の先端には水切り板金を設置する必要があります。
軒先・ケラバに設置する水切り板金を「唐草(からくさ)板金」とよびます。
屋根先端箇所であるケラバに唐草板金を設置します。
このように、唐草板金をきっちりと施工することで、雨水浸入の可能性をゼロに近づけられます。
その昔、瓦屋根先端である軒先・ケラバに設置する瓦には装飾として唐草模様が施されていました。
これを「唐草瓦」といいます。
この呼び方が、そのまま現代にも残っているといわれています。
摂津市 屋根葺き替え工事step6「壁際水切り板金の施工」
次に下屋根の壁際と屋根の取り合い部位を施工します。
ここは雨水浸入しやすい箇所です。
お客様からはほぼ見えない位置ですが、非常に丁寧な施工が必要となります。
上写真は「既存の瓦を撤去⇒下地調整⇒防水シート施工⇒水切り板金設置」までおこなった状態です。
先程の既存水切り板金を覆う様にあたらしい水切り板金を施工します。
境目にあたる取り合い部分は特に雨水浸入の可能性が高い場所です。
目立たない箇所ですが、このような部位を丁寧に施工することで雨漏りの可能性を限りなくゼロに近づけられるのです。
仕上げに防水のためコーキング打ちをします!
壁際の水切り板金の施工が完了いたしました!
見た目の美しさは機能面でもすぐれています。
壁際の端まで丁寧に施工されていますね。
このような細かい箇所の施工は特に、職人の「思い」が表れます。
「少しでも長く安心してお住まいいただきたい」という思いがあるからこそできる施工です!
元々が瓦屋根であったことを感じさせない、非常に自然でスッキリとした仕上がりですね!
建物全体の雰囲気までガラリと変わりました。
摂津市 屋根葺き替え工事step7「クラック補修」
外壁にクラック(ひび割れ)が生じていましたので、コーキング補修もさせていただきました。
摂津市 屋根葺き替え工事step8「ガルバリウム鋼板の施工」
いよいよ、新しい屋根材「ガルバリウム鋼板」の立平(たてひら)をビスで1枚1枚固定し葺いていきます!
レトロな雰囲気が漂っていたオレンジ色の瓦から、落ち着いたダークブラウンのガルバリウム鋼板屋根に葺き替えています。
瓦と違い、ビスで1枚ずつ屋根材を固定しているため、強風にも強い屋根です!
雨漏りしていた古い瓦屋根から、金属のガルバリウム鋼板屋根へ葺き替えが完了いたしました!
こちらは屋根頂上に施工した「片流れ用棟板金(むねばんきん)」です。
屋根の寸法を実測後、倉庫にて加工し現場に搬入しました。
雨漏りだけではなく、耐震性にも不安のあった古い瓦屋根が見事生まれ変わりました!
摂津市で屋根葺き替え工事なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
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「屋根葺き替え工事=老朽化した屋根に必要になる工事」というイメージが強い?
また、屋根葺き替え工事は「老朽化した屋根に必要になる工事」というイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、最近では災害対策として「土葺き工法の重い瓦屋根から軽い屋根へ」リフォームする方が増えています。
屋根葺き替え工事は今の家に長く住みたいという方に最適!
屋根葺き替え工事は既存の屋根材を撤去するため、屋根下地・防水シートの補修・メンテナンスも可能です。
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強引な勧誘・不必要な工事の強要など一切おこなっておりません
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屋根はお客様から見えない・見えにくい場所です。
だからこそ、私たちは写真・動画などでお客様ご自身にしっかりと現状を把握していただいております。
そのため、屋根調査時にはできるだけお客様にもお立ち合いをお願いしております。
現状をしっかりと把握していただいた上で、最適なご提案をいたします。
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