茨木市 瓦修理!トラブル発生の屋根瓦をプロが復活させます
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
茨木市で瓦修理業者をお探しですか?
今回は、弊社が茨木市でおこなった瓦屋根の修理をレポートします!
茨木市 瓦修理のビフォーアフター
修理前の瓦屋根です。
一番大きな鬼瓦がはずれて落下しかけています。
これは危険です。
さらに、棟瓦がずれて歪んでいました。
瓦修理が完了しました!
瓦を積み替えたことで、歪んでいた棟瓦が一直線に整っています。
これで、雨漏りの心配はいりませんね。
落ちそうになっていた鬼瓦もしっかりと施工し直しています。
やはり、真っ白な漆喰と瓦のコントラストは美観も向上させてくれます。
茨木市 瓦修理!トラブルが生じた屋根瓦をプロが復活させます
それでは、弊社が茨木市でおこなった瓦修理の様子を大公開します。
修理のきっかけは、「下屋根の隅棟の鬼瓦がはずれてしまい、さらに、棟瓦がずれている」とのお問い合わせでした。
こちらは、築80年を超えるお寺の瓦屋根です。
先々は建て替えをお考えでいらっしゃるため、今回は部分的な屋根補修として瓦修理をおまかせいただきました。
地域 | 大阪府茨木市 |
築年数 | 約80年 |
トラブル | 瓦がずれて落下しそう |
修理方法 | 瓦修理(棟の積み直し) |
茨木市 瓦修理 step1「崩れた棟瓦を解体」
修理内容は棟瓦の積み直しとなります。
まずは、崩れた棟瓦の解体から。
瓦の積み直しなので、一旦撤去した瓦は後程、また戻して施工し直します。
茨木市 瓦修理 step2「棟瓦を撤去」
棟に設置されている崩れた熨斗瓦と冠瓦を撤去します。
また、古くなり割れた瓦は新しい瓦に差替えます。
熨斗瓦の枚数は棟の段数によって変わってきますが、かなりの枚数を一度撤去します。
また、古くなり割れた瓦は新しい瓦に差替えます。
棟瓦(むねがわら)とは?
棟瓦は屋根頂上部分に設置される瓦のことです。
・冠瓦(かんむりかわら)は、棟の頂上に乗せる瓦です。一般的に、半円状・丸型の瓦を冠瓦といいます。
・熨斗瓦(のしがわら)は、冠瓦の下に積まれている瓦です。棟に降り注ぐ雨水を表側と裏側に排水させるために積まれます。
茨木市 瓦修理 step3「葺き土の除去」
棟瓦を撤去すると、下地の土(葺き土)が見えてきました。
新しく棟を積み直すため、不要な葺き土は除去します。
棟瓦を撤去すると、棟からの雨水浸入を防止するための「おいあて瓦」が見えてきました。
ここから瓦を復旧していきます。
茨木市 瓦修理 step4「なんばん漆喰を準備」
茨木市 瓦修理 step5「鬼瓦を復旧」
まずは、鬼瓦から復旧させましょう。
番線を使い、鬼瓦を下地と固定させます。
鬼瓦の下にはなんばん漆喰を詰め、高さを調整しつつ固定させます。
茨木市 瓦修理 step6「なんばん漆喰を施工」
なんばん漆喰を瓦の下地をして使用します。
瓦に施工するなんばん漆喰の量は、多すぎても少なすぎてもいけません。
最適な瓦施工のためには、豊富な経験と職人の技術が必要です。
四角に整えて、熨斗瓦を一段目から復旧します。
茨木市 瓦修理 step7「熨斗瓦を積む」
なんばん漆喰の上に熨斗瓦を積んでいきます。
この熨斗瓦のライン出しに、壁際と軒先までタコ糸を張りラインをだします。
瓦を積む上で、ここから職人の熨斗瓦を積む微調整が入ります。
茨木市 瓦修理 step8「冠瓦を施工」
なんばん漆喰で施工された熨斗瓦の上に、冠瓦を乗せます。
しっかりと固定したら、今回の瓦修理「棟の積み直し」は完了です!
茨木市 瓦修理 step9「壁際の施工」
壁と下屋根の境目に、なんばん漆喰を施工して仕上げています。
茨木市 瓦修理 step10「完了」
最後に瓦を固定するための番線を巻き修理完了です。
見事な職人技ですね。
真っ直ぐ一直線に棟が通っています。
瓦は既存の瓦ですが、積み直しただけで一気に美観が整いました。
茨木市で瓦屋根の無料調査をおこないます
次に、同じく茨木市でおこなった無料調査をご紹介します。
最適な瓦修理のためには、事前の徹底調査が必要不可欠です。
弊社では、施工前に必ず無料でトラブル原因を徹底調査させていただきます!
地域 | 大阪市茨木市 |
築年数 | 約40年 |
トラブル | 瓦の落下 |
屋根材 | 瓦(釉薬瓦) |
茨木市 瓦修理前の無料調査step1「崩れた棟瓦」
東京ご在住のK様より無料おすまい調査のご依頼をいただきました。
「大阪府茨木市のご実家に瓦が落ちている。」と、ご近所の方から連絡があったということです。
さっそく、お客様のご実家がある茨木市へ駆けつけました。
大阪府茨木市のご邸宅に到着いたしました。
さっそく無料調査を開始いたします!
瓦屋根の棟(むね)部が大きく損壊しています。
茨木市 瓦修理前の無料調査step2
瓦下地である「葺き土(ふきど・ふきつち)」が露出し、むき出しの状態です。
大阪府茨木市周辺は、2018年6月に発生した大阪北部地震で大きな被害が出たエリアでもあります。
台風だけではなく地震の影響もあったのでしょう‥。
屋根のあちらこちらで損壊が見られました。
※釉薬瓦は、瓦の表面がコーティングされていて、屋根に登る際は細心の注意が必要です。
雨の日は絶対に登ってはいけない屋根だと入社時に教えられたものです。
茨木市 瓦修理前の無料調査step3「アンテナの倒壊」
アンテナも倒壊していました。
このままの状態で放置してしまうのは非常に危険です。
茨木市 瓦修理前の無料調査step4「ご報告と応急処置」
東京にお住まいのK様へ現状をくわしくお伝えしました。
まさか、このような状況になっているとは全く想像していなかったご様子です…。
この日は、他の現場調査が立て込んでいたのですが、K様には瓦の撤去とブルーシートでの応急処置をご提案。
大規模な応急処置になることもあり、K様には若干の費用をご負担いただく事をご了承いただきました。
茨木市 瓦修理前の無料調査step5「お客様のご決断」
後日、ブルーシートで応急処置をいたしました。
そして、点検を重ねていくうちに、建物の土台部分にも大きな損壊があるということが判明。
仮に、瓦屋根を修理したとしても、他に「土台部分」という重大な問題が残ります。
K様には、「解体や立て直しも含めてご検討なさってはいかがでしょうか?」とご提案させていただきました。
そして、「瓦屋根のみの修理」は慎重に考えられた方が良い状況であることもお伝えしました。
現状を踏まえて解体することになりました
数週間後、K様から「家族会議をした結果、解体する事になりました。」とご連絡を頂きました。
生まれ育ったお宅が無くなってしまうのは、K様にとって非常にお辛い事だと思います‥。
しかし、私はとても賢明なご判断であったのではないか、と感じました。
茨木市で瓦修理なら「街の屋根やさん大阪吹田店」
屋根のトラブルや不具合はどうしてもすぐには気づきにくいものです。
早め早めの点検が必要だと改めて考えさせられました。
街の屋根やさん大阪吹田店では、屋根点検を全て無料で行っております。
もし、気になる方はいつでもご連絡を頂ければと存じます。