新築現場で屋根工事です。軒瓦と広小舞の隙間に土を盛るのはなぜ?吹田市元町
すずめ口を土で盛り、隙間がなくなるようにしています。
吹田市で新築の現場ですが、瓦屋根の施工中です。
防水紙の上に縦桟と横桟を組み合わせて瓦を引っ掛けていきます。
これで瓦がしっかりはまります。間に土が盛ってありますが、ここの場所を雀口といいます。
雀口とは瓦葺き軒瓦と広小舞の間にできる隙間で雀が巣を作ることがあります。
雀がこの隙間から浸入して巣を作ってしまうと、フンや鳥の毛、死骸などの被害があります。
雨樋をつまらせる原因にもなり、衛生的にも良くないです。
防水紙のやぶれや木部の破損にもなりかねません。
この隙間をなくす為に、雀口板金や漆喰で塞ぎます。
屋根には雨漏りなどの被害がよくありますが。
雨漏りしないための施工だけではなく、
小鳥やコウモリなどの被害を防ぐことまでしっかりと考えられています。
家の美観や耐久性など何十年経っても、気持ちよく住み続けていただく為です。
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