瓦の種類
こんにちは。屋根工事コラムです!
今日は前回からの引き続きとして瓦の種類などを勉強していきたいと思います。
家を建てる、改装をする。そんなとき皆さんはデザインや内装、設備などにはアイデアをこらし一生懸命調べたりされると思います。
屋根についてはどうでしょうか?
デザイン性などのトータルの雰囲気などは考慮されるかも知れませんが、その機能や性能などに目を向けることは少ないかもしれませんね。
実は一番大切なところかもしれない「屋根」。
その屋根に使用される瓦などの素材、種類について少し調べてみたいと思います。
瓦の種類ってたくさんあるようです。
・粘土瓦
・釉薬瓦
・いぶし瓦
・セメント瓦
など・・・まだまだ他にも色んな瓦があるようです。 瓦の種類って様々なんですね。
ではそれぞれの特色など見ていきたいと思います。
粘土の瓦はなんとなくわかりますね。
いわゆる瓦といったら、まずこの「粘土瓦」のことを指すようですよ。
塗り替えが不要で耐久性も非常に高く、その耐用年数30~40年だとか。
雨音など気になる音の吸収性にも優れており、遮音性が高いのもメリットですね。
和風なイメージが強いですが、最近はモダンなものや洋風のものも作られています。
釉薬(ゆうやく)瓦は粘土瓦に釉薬で化粧し焼いた瓦のことです。古来は瑠璃瓦(るりがわら)と呼ばれていたそうです。
焼き物のガラス質の絵具「釉薬」を塗って作られるもので、別名は「陶器瓦」。
ちょっとお高いようですが、耐久性も抜群。
釉薬によっていろんな色を出せるのも特徴です。
瓦の出荷量の約8割近くを占めているようです。
素材の粘土は基本的に同じ。
焼き上げの最後のところで瓦をいぶして、表面に炭素を付着させて銀色を出す製法です。
いぶし瓦は字のごとく瓦をいぶすのですね、瓦の燻製みたいなもんでしょうか。
素手で触ると手の油が付いて跡が残ってしまうので、施工時には軍手必須。
見栄えは粘土の瓦とそう変わらないのにセメント瓦は工事費用がお安いのです。
ただセメントは水を吸いやすいので、劣化や風化を防ぐため
塗装が必要となってきます。
顔料ですので、好きな色に塗装することができます。
粘土瓦と比べると、メンテナンス面は少々頻度があがるようですね。
屋根の素人ですが、ちょっとずつその姿が見えてきました。
まずは瓦の種類から勉強してみました。
より知識を深くするため、いろんな角度から「屋根材」について見ていきたいと思っています。
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