屋根塗装 塗替えの時期と塗替えの必要性について
今回は屋根塗装の塗替え時期についてご紹介しようと思います。
一般的には外壁や塗装の塗替えは10年サイクルと言われています。
屋根や外壁には塗料を塗り、塗膜を作ることで、屋根材や外壁材を紫外線、
雨水によるカビ、藻の発生から防いでくれています。
毎日家を守っている塗膜には、もちろん寿命(耐用年数)があり、
弱った塗膜だと、紫外線や雨水から守る力も弱まるため、
塗膜の中の屋根材や外壁材にトラブルが生じてしまいます。
そうなる前に塗替えが必要となってきます。
塗膜の劣化は次のような症状が現れてきます。
1.艶がなくなる
2.色の彩度がなくなり、変色する
3.表面に粉がでてくる(チョーキング現象)
4.クラック(ひび割れ)やカビ・コケが生えてくる
5.塗膜の膨れ、塗膜のはがれ(塗膜剥離)が起きる4までいってしまうと、塗替えだけでなく、ひび割れの補修なども必要となる為
費用面を考えても、やはり
チョーキング現象を目安に
塗替えの準備、塗替えを検討する方がいいと言えるでしょう。
塗料にもいろんな種類があり、それぞれに特長があります。
ですので、耐久性の高い塗料を選ぶことで、塗り替える回数を少なくすることもできます。
しかし、耐久性がいいものであれば、やはり高価なものであるというデメリットもあります。
ウレタン系塗料 6~12年
シリコン系塗料 8~14年
フッ素系塗料 14~20年
以上のことを頭においておくと、10年サイクルで、10年たった時には点検をするのはもちろん、
10年経つ前から、屋根の塗料の劣化に気づき、手入れすることも重要だということが分かります。
家の寿命は25~30年、最近では50年もつ家を・・・っという動きもあるようですが、
残念ながら50年もつ家はあっても、50年もつ塗料はないため、
50年家をきれいに、快適に、丈夫に保つためには
塗替えなどのこまめなメンテナンスが必要になってくるということです。
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