洗濯物干し場に水たまり?雨漏りに繋がるかもしれない劣化症状【3選】
いきなりですが、ご自宅の洗濯物干し場に水たまりが出来たままになっていませんか?
実は、洗濯物干し場の水溜まりを放置していると、雨漏りを引き起こす恐れがあるんです。
そこで今回は、洗濯物干し場によくある劣化症状について解説します。
早めに気付き対処することで、雨漏りを未然に防ぎましょう!
洗濯物干し場に水たまり?雨漏りに繋がるかもしれない劣化症状【3選】
洗濯物干し場は、陽当たりの良い場所に設置されていることがほとんどでしょう。陽が当たるということは、それだけ紫外線の影響を受けやすい場所ともいえます。また、物を置いたり、人が歩くことで負荷がかかる場所でもあるため、劣化が進行しやすい場所です。
- 部分的に水たまりができている場合➡施工不良により勾配がない状態であるか、汚れなどによりせき止められている可能性
- 全体的に水がたまる場合➡ドレンにゴミや落ち葉などが詰まって、水がうまく流れていない可能性が高い
水たまりの部分に亀裂、剥がれなどがない場合、すぐ雨漏りするということは基本ありません。ただ、水がずっと溜まっていると劣化につながるため、その部分から雨水が入り込んでくる可能性があります。
- 表面のみの劣化の場合➡トップコートが剥がれている場合だと比較的工費少なく抑えられます。
- トップコートの更に下の防水層からはがれてしまっている場合➡シートの中でもはがれや亀裂があり、雨漏りに繋がっている可能性もあるため、下地から一度撤去して新しく防水工事される方が確実。
どこからはがれてしまっているかによって、補修内容は異なります。ただ剥がれがある場合、経年劣化の可能性が高いです。防水シートの寿命は13年前後、表面のトップコートは5~6年に一度の塗替えが必要となります。前回の工事から時間が経っているようであれば、一度業者に点検してもらうことをおすすめします。
FRP防水やウレタン防水の場合には、経年劣化によりひび割れ、剥がれが起きる場合があります。ひび割れや剥がれがあると、もちろんそこから雨漏りする原因となります。ひび割れや亀裂をみつけた場合、すぐに業者に点検や修理の依頼をされることをおすすめします。軽度であればトップコートの塗替えで済みます。劣化がひどい場合、費用はかかりますが、下地から一度撤去し、新しく防水層を施工される方が確実です。
洗濯物干し場に水たまりができた時の対処法を3ステップで解説
洗濯物干し場に水たまりができてしまった場合、以下の手順で対処してみてください。
水たまりを放置すると、防水層の劣化や雨漏りの原因になります。早めの点検と対処を心がけましょう!
- 排水口(ドレン)がゴミや落ち葉で詰まっていないか確認し、詰まりを取り除く。
- ベランダの勾配(傾斜)が適切かチェック。水が流れない場合は勾配の問題の可能性あり。
- 防水層にヒビや膨れがないか点検。劣化が原因で水が溜まることも。
- 排水口の詰まりを掃除し、水の流れを改善。
- 小さなヒビや膨れがある場合は、防水補修用のシーリング材や防水テープで応急処置。
- 防水層の表面が劣化している場合は、防水塗料を塗ることで一時的に保護できる。
- 清掃や応急処置をしても水が溜まる場合は、勾配の調整や防水層の補修が必要な可能性があります。
- 防水すると放置層の寿命が長く、雨漏りや建物内部の通話につながることも。
- 早めに専門業者にご相談し、適切な防水工事(ウレタン防水やシート防水)を検討してください。
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