弾性塗料の工法~複層弾性塗料・単層弾性塗料・微弾性塗料~
単層弾性工法
1.下塗り(シーラー)
2.上塗り塗料(1回目)
3.上塗り塗料(2回目)
単層弾性工法はこの3工程で仕上げます。
上塗りを2回塗ることで弾力性を出すことができる工法で、確かにひび割れには強くなりますが、
複層弾性工法と比べると、弾性力は3分の2以下となります。
また防水性も複層弾性工法に比べると弱まります。
複層弾性塗料
1.下塗り(シーラー)
2.高弾性の中塗り塗料(1回目)
3.高弾性の中塗り塗料(2回目)
4.上塗り(1回目)
5.上塗り(2回目)
複層弾性塗料の場合は、5回の工程に分けて仕上げます。
塗膜が厚く、防水性に優れていて、
弾力性は8~10年もつとされていて、複層弾性工法こそが「弾性塗料」です。
しかし、材料費や人件費がかさむことで、費用も高額になり一般的な住宅で施工されることは少ないです。
上塗りはグレードが自由に選べます。(ウレタン、シリコン、フッ素など)
微弾性塗料
1.微弾性フィラー
2.上塗り(1回目)
3.上塗り(2回目)
微弾性工法はこの3工程で仕上げます。
下塗りをシーラーの代わりに「微弾性フィラー」という厚みがつけられる下塗り材を塗ります。
厚みがつけられますが、密着性はシーラーよりも悪くなります。
複層弾性と同じく、上塗りはグレードが自由に選べます。
微弾性フィラーは粘度が高い下塗材のため、細かいひび割れ等は埋めてしまえます。
「微」弾性のため、複層弾性塗料は10年もつとは言えません。
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