ガルバリウム鋼板を使った屋根カバー工法!費用相場と施工事例
【まずは結論】
- ガルバリウム鋼板を使った屋根カバー工法(重ね葺き)は、30坪の住宅で総額 80万〜130万円前後 がひとつの目安です。
- ただし屋根の形状(切妻・寄棟・入母屋)、勾配の急さ、谷や壁際の多さ、既存下地の状態、太陽光パネルや天窓の有無によって金額は上下します。
「この見積もり、本当に適正?」屋根リフォームを考えたとき、多くの方が最初に感じる不安です。
特にガルバリウム鋼板の屋根カバー工法は金額の幅が大きく、どこまで含まれているのか分かりにくいもの…。
そこで今回は、費用目安から値段が変動する理由、実際の施工事例、保険や助成制度まで、分かりやすく解説します!
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30坪住宅での費用目安(スレート → ガルバカバー)

本体工事 | ガルバ本体・高耐候ルーフィング・一部役物含む | 60万〜95万円 |
仮設足場 | 3〜4面足場・メッシュ養生 | 20万〜30万円 |
役物板金 | 棟・ケラバ・軒先・谷・雨押え・換気棟等 | 5万〜20万円 |
付帯調整 | 雪止め新設/アンテナ支線/端部処理強化など | 0万〜10万円 |
諸経費 | 管理・搬入出・雑費 | 総額の5〜10% |
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この金額に含まれる主な工事内容
- ガルバリウム鋼板本体の施工
- 高耐候ルーフィングの敷設
- 棟・ケラバ・軒先・雨押えなど基本的な板金交換
- 仮設足場(3〜4面+メッシュ養生)
- 資材搬入・現場管理などの諸経費
端部処理や棟包みの新設といった基本的な納まりも、この金額に含まれるのが一般的です。
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費用が上がりやすい条件は4つ

地形や立地による費用増
大阪府内は平地ばかりではなく、高台や坂道にある住宅地も多く見られます。
こうした場所では資材の搬入が難しく、クレーンを使った吊り上げや人員追加が必要になることがあります。
また、前面道路が狭い住宅ではトラックの乗り入れが制限されるため、作業効率が落ちて割増費用が発生しやすくなります。
屋根形状と勾配の影響
屋根の形状が複雑になるほど板金や役物の数量が増え、加工にも手間がかかります。
特に谷や入隅が多い屋根、急勾配で安全対策が欠かせない屋根では、その分コストが上がりやすい傾向にあります。
シンプルな切妻と比べると、寄棟や入母屋などは施工費用に差が出やすいポイントです。
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付帯工事を同時に行うケース
ただし、これらを別々に施工するとその都度足場代(20~30万円程)が発生するため、長期的に考えれば同時施工の方がトータルコストを抑えられることも多いです。
快適性を高めるオプション追加
夏の小屋裏温度を下げたり、雨音を軽減したりといった快適性を求める方にとっては有効な選択肢であり、長期的な住み心地の向上につながります。
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坪数・仕様別のざっくり比較
25坪 | 70万〜110万円 | 断熱強化なら85万〜135万円 |
30坪 | 80万〜130万円 | 断熱強化なら95万〜155万円 |
35坪 | 95万〜150万円 | 断熱強化なら110万〜175万円 |
※快適性を優先する場合は「断熱強化プラン」をおすすめします。
坪数ごとの費用レンジを把握する
屋根の広さによって材料費や施工手間は大きく変わります。
25坪前後のコンパクトな住宅と、35坪を超えるゆとりある住宅では、必要となるガルバリウム鋼板の量や足場規模に差が出るため、費用にも幅があります。
まずは自宅のおおよその延床面積を確認し、どのゾーンに当てはまるかを把握することが大切です。
標準仕様と断熱強化仕様の違い
標準仕様ではガルバリウム鋼板本体とルーフィング、基本的な役物交換を中心に行います。
一方で断熱強化仕様では、遮熱ルーフィングや通気層、断熱下地を追加し、快適性や長期耐久性を高めることが可能です。
その分費用は10万〜25万円ほど上振れしますが、夏場の小屋裏温度や雨音対策に効果が期待できます。
どちらを選ぶべきかの目安
「予算をなるべく抑えたい」「まずは雨漏りを止めたい」という方には標準仕様が適しています。
一方で「暑さ・寒さを改善したい」「光熱費を下げたい」といった暮らしの質を重視する方には断熱強化仕様がおすすめです。
将来的な快適性を考えると、追加投資の価値がある選択といえるでしょう。
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屋根カバー工法にガルバリウム鋼板がよく選ばれる理由

軽くて耐震に有利
そのため、地震時の揺れによる負担を軽減し、耐震性を高める効果が期待できます。
築年数の経った住宅でも構造に余計な負担をかけにくい点は大きなメリットです。
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高い耐久性
錆びにくく、塗装の劣化も遅いため、一般的に20〜30年の耐用年数を見込める材料です。
適切なルーフィングや雨仕舞いを組み合わせれば、長期的に安心できる屋根となります。
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短工期・低コスト
既存のスレート屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を被せるのがカバー工法です。
そのため工期が短く、廃材処分費用も抑えられるため、葺き替えよりコストを抑えやすいのが利点です。
在宅中の生活への影響も少なく済みます。
デザイン性とメンテナンス性
また、表面の塗膜性能が高い製品を選べば再塗装の周期が長くなり、将来的なメンテナンス費用も軽減できます。
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カバー工法が「合う屋根/合わない屋根」の特徴

合うケース
- 野地板が健全、もしくは部分補修で健全化できる
- 雨漏りが軽微で、原因部位を是正できる
- シンプルな形状(切妻・寄棟中心)
- 短工期で一新したい、産廃を抑えたい
要注意・不向きなケース
野地板の腐朽や含水が進んでいる場合
この場合は葺き替えを優先し、部分補修や全面張り替えで下地を健全化してから工事を行うのが安全です。
天窓や複雑な屋根形状
納まりが難しくなるため、費用が上振れしやすく、雨仕舞い精度も求められる点に注意が必要です。
太陽光パネルの脱着が必要な場合
そのため費用と工期が増える点はあらかじめ理解しておきましょう。
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【施工事例】大阪で実際におこなったガルバリウム鋼板を使ったカバー工法・3選
事例①高槻市S様邸のケース|95万円(税込)

- 工法:スレート → ガルバリウム鋼板(立平)
- 延床:約40坪
- 費用:95万円(税込)
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事例②門真市T様邸のケース|75万円(税込)

- 工法:スレート → ガルバリウム鋼板(立平)
- 費用:75万円(税込)
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事例③寝屋川市M様邸のケース|130.4万円(税込)

- 工法:スレート → スーパーガルテクト(断熱材一体型ガルバ)
- 延床:約26坪
- 費用:130.4万円(税込)
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ガルバリウム鋼板を使ったカバー工法に火災保険は使える?

火災保険の対象になるケース
台風・強風・雹(ひょう)・雪災などで屋根材や板金が破損した場合、ガルバリウム鋼板で復旧工事を行う際に保険が使える可能性があります。
足場や防水シート、役物板金の交換など、必要な付帯工事も認められることがあります。
火災保険が使えないケース
経年劣化や色あせ、性能を上げるためのデザイン変更・仕様変更は保険対象外です。「
古くなったから新しくしたい」「遮熱仕様にグレードアップしたい」といったリフォーム目的の場合は、自己負担となります。
申請を成功させるコツ
- 被災日を明確に特定する
- 破損部の写真を全景・近景でそろえる
- 保険会社用の見積書と被害報告書を工事前に準備する
多くの保険は被災から3年以内の申請が原則です。経験のある業者にサポートしてもらうとスムーズに進められます。
助成制度を活用できるケースも
ただし、交付決定前に着工すると対象外になるため注意が必要です。制度の要件は年度ごとに変わるため、着工前に必ず自治体や国の最新情報を確認しましょう。
相見積もりで失敗しない5つのポイント

カバー可否の根拠が写真で示されているか
野地板の状態や既存ルーフィングの劣化具合などを、必ず写真付きで提示してもらいましょう。根拠が明確であれば、業者の説明も信頼しやすくなります。
面積や役物の数量が明確か
「一式」とばかり書かれている見積もりは、後から追加費用が発生するリスクが高いので要注意です。
製品名・板厚・塗膜グレードが記載されているか
製品名や仕様がはっきり記載されている見積もりを選ぶことで、長期的に安心できる工事につながります。
足場や工程、管理体制が透明か
また、自社施工か下請け丸投げかによって品質管理も変わります。管理体制まで説明してくれる業者は信頼度が高いです。
保証年数・追加対応ルールが明文化されているか
さらに、工事中に追加工事が必要になった場合の対応フロー(写真提示 → 金額提示 → 承諾 → 施工)が明文化されているかどうかも重要です。
トラブルを防ぐための「ルールづくり」ができている業者を選びましょう。
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