大雨限定の雨漏りは要注意!よくある原因と見極め方をプロが解説
【まずは結論】
- 大雨限定で雨漏りするのは屋根材の隙間・防水シート劣化・雨樋詰まりなどが原因
- 放置すると木材腐食・カビ・シロアリ被害や修繕費高騰につながる
- 散水調査・赤外線・ドローンで原因特定が可能
- 修理費用は数万円〜180万円まで幅広く、工法や状態による
- 早めの無料点検と写真付き見積もりで安心対応を
「普段は何ともないのに、大雨や台風の日にだけ天井から水が…」
このようなお悩みは意外と多く寄せられます。
小雨や通常の降雨では症状が出ず、大雨や強風を伴うときだけ雨漏りするケースは、放置すると被害が急激に拡大する危険があります。
この記事では、大雨限定で起こる雨漏りの原因と見極め方を、屋根修理の専門家が分かりやすく解説します!
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大雨限定で雨漏りが発生する主な原因

屋根材のわずかな隙間
にスレート屋根や瓦屋根のズレ・割れ、金属屋根の重なり部分の不具合が要因となります。
防水シート(ルーフィング)の劣化
通常の雨では耐えられても、大雨時には許容量を超えて雨水が浸入することがあります。
強風による吹き込み
特に谷部分や壁際の板金処理が不十分だと発生しやすいです。
雨樋(あまどい)の詰まりやオーバーフロー
落ち葉や泥で詰まった雨樋は大量の雨をさばききれず、屋根や外壁の隙間に雨水を押し込みます。
ベランダやサッシまわりの防水不良
屋根ではなく、ベランダや窓の防水処理が劣化して「大雨のときだけ」雨漏りすることもあります。
大雨限定雨漏りの見極め方

天井や壁のシミの出方を観察
- 大雨のときだけ天井にシミが広がる
- 普段は乾いていても、台風後に一時的に濡れる
こうしたケースは「大雨限定雨漏り」の典型です。
発生タイミングを記録
- 大雨の日のみ
- 強風を伴う雨の日のみ
- ベランダに水が溜まったときだけ
条件をメモしておくと、調査時に原因を特定しやすくなります。
屋外から目視チェック
- 瓦やスレートのズレや割れ
- 雨樋の詰まり
- 外壁のひび割れ
自分で確認できる範囲をチェックし、写真を残しておくと業者に説明しやすいです。
大阪での施工事例|大雨限定雨漏りを解消!
事例①棟瓦の積み直し工事|26万円(税込)

- 症状:豊中市のお住まいで、2階天井からの雨漏りが発生。調査の結果、屋根頂上の「棟(むね)」部分の不具合が原因でした。棟内部の葺き土が劣化して砂状になり、瓦のズレ・歪みが生じていました。
- 対応:既存棟瓦を撤去 → 劣化した葺き土を除去 → 防水性に優れた「なんばん漆喰」で土台を再構築 → 熨斗瓦を積み直し → 銅線で固定 → 冠瓦を復旧。棟全体を土台からやり直すことで、耐久性と防水性を大幅に向上させました。
- 費用:260,000円(税込)
- 所要:3日間
- 保証:3年間
▶【施工事例】豊中市 雨漏りのため棟の積み直し工事を行いました!
事例②台風被害による雨漏り応急処置|3万円(税込)

- 症状:大阪市内で台風の強風により棟瓦が飛散し、居室内に雨漏りが発生。屋根の一部は崩壊し、瓦の固定力も失われていました。このままでは雨水の浸入や瓦落下による二次被害が懸念される状態でした。
- 対応:崩れた瓦を撤去 → 雨水浸入口に「片面粘着ルーフィング」を密着施工 → 棟や平部を養生。光沢のある釉薬瓦には強力に密着するため、応急処置後もしっかり防水効果を発揮。瓦落下の危険性も抑えられました。
- 費用:30,000円(税込)
- 所要:1日
- 築年数:35年
- 保証:6カ月
▶【施工事例】大阪で雨漏り応急処置なら私たちにお任せください【施工事例】
大雨限定雨漏りを放置するとどうなる?

木材の腐食
屋根や外壁の隙間から繰り返し雨水が侵入すると、柱や梁が常に湿った状態になります。
これにより木材が徐々に腐り、建物全体の強度が低下。最悪の場合、耐震性にも影響を及ぼす恐れがあります。
カビやシロアリ被害
さらに湿った木材はシロアリの格好の餌場となり、被害が急速に拡大する危険があります。
修繕費の高騰
初期段階であれば瓦の差し替えや部分補修など数万円で済むこともありますが、放置すると野地板や下地、防水層まで傷みが進行。
結果的に葺き替え工事や外壁補修が必要となり、100万円以上の大規模工事に発展するケースも少なくありません。
プロが行う調査方法

散水調査
ホースなどで実際に水をかけ、雨の状況を人工的に再現する方法です。
大雨や強風の条件を再現することで、雨漏りの再現性を確認しながら浸入箇所を特定できます。
費用は数万円かかることもありますが、精度が高く原因特定に有効です。
赤外線カメラ調査
表面上は乾いて見えても、内部に残っている水分を可視化できるため、目に見えない浸水被害の発見に役立ちます。
非破壊調査のため、建物を壊さずに確認できるのも大きなメリットです。
ドローン調査
急勾配の屋根や高所でも安全に点検でき、瓦のズレや板金の浮きなど細かい劣化も確認可能です。
特に高齢住宅や足場を組む前の初期点検に有効で、スピーディーかつ低コストで実施できます。
修理方法と費用目安

屋根の部分補修
- 瓦・スレートの差し替え:1〜5万円
- 棟板金の交換:3〜10万円
防水シート補修
- 一部張り替え:10〜30万円
カバー工法(スーパーガルテクトなど)
- 30坪住宅で80〜130万円前後
葺き替え工事
- 100〜180万円前後
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業者選びのポイント

見積書に「数量・単価・写真」が明記されているか
写真付きの調査報告があれば、工事の必要性を裏付ける根拠にもなります。
「一式」表記ではなく根拠のある内訳があるか
保証内容(工事保証・雨漏り保証)が書面で提示されるか
口約束ではなく、年数や対象範囲が明記されているかが重要です。
地域密着で施工実績があるか
近隣の施工事例を見せてもらえるとさらに安心です。
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よくある質問(FAQ)
まとめ
- 大雨のときだけ雨漏りするのは、屋根や防水に小さな隙間や劣化があるサイン
- 放置すると腐食や修繕費の高騰につながる
- 散水調査・ドローン調査などで原因を特定可能
- 修理費は数万円〜100万円超まで幅広く、状態によって異なる
- まずは無料点検・写真付き見積もりで現状把握を
専門家の一言

大雨限定の雨漏りは、普段は見つかりにくいため発見が遅れがちです。
しかし、実際には屋根や外壁に「すでに弱点ができているサイン」です。
特に台風やゲリラ豪雨の多い近年は、早めの点検と補修で被害を最小限に抑えることが重要です。
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小雨では気付かない屋根や外壁の隙間も、大雨時には被害を広げる危険があります。
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部分補修から葺き替えまで柔軟に対応し、火災保険の活用もサポートします。
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