吹田市でスレート屋根のひび割れだけ直す費用は？部分補修の目安と業者選び
【まずは結論】
- 応急処置（足場不要想定）：1万〜5万円／30分〜2時間
- スレートの差し替え（1〜3枚）：2万〜5万円（枚数で加算）
- 棟板金・谷板金の部分補修：3万〜12万円目安
- 足場が必要なら＋15万〜25万円。外壁等と同時施工で圧縮可
- 表面シールだけは再発リスク。基本は「差し替え＋下地補修」が長持ち
「屋根全体じゃなくて“ひび割れだけ”直したい。いくらくらいで済む？」
――そんな方に向けて、吹田市の気候や住宅事情をふまえた部分補修の費用目安・工法の選び方・見積もりチェック術を、実務ベースでわかりやすくまとめました。
千里丘陵の風や台風シーズンの降雨、北摂特有の寒暖差の影響も踏まえて解説します（千里山・山田・北千里・南千里・岸部・江坂・豊津・原町・山手町エリアなど）。
関連ページ
「各種屋根工事の料金プラン」
「ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにおまかせください」
吹田市のスレート屋根「ひび割れだけ」修理と費用目安
価格は現地の高さ・危険度・足場の要否・数量で上下します。以下は足場不要のケースを想定した目安です。
| 応急処置 | 防水テープ/応急シール・簡易カバー | 1万〜5万円 |
| スレート（コロニアル）ひび | 1〜3枚の差し替え＋止水 | 2万〜5万円（枚数で加算） |
| 瓦（和瓦/平板）ひび | 1〜2枚の差し替え | 2万〜5万円 |
| 漆喰のひび | 部分詰め直し（5〜15m） | 3万〜10万円 |
| 谷板金のピンホール/割れ | パッチ補修（部分） | 3万〜8万円 |
| 棟板金の割れ/浮き周辺 | 2〜3m区間の交換＋下地補修 | 5万〜12万円 |
費用は高さ・勾配などの安全条件で大きく変わります。2階以上や急勾配は足場が必要になりやすい。
割れ位置が軒先・谷・棟周りだと手間が増え、差し替え枚数や下地（野地・ルーフィング）の傷み、はしご設置や搬入条件も金額に影響。
面の劣化が5〜10％超なら“面”で対処が有利な場合も。
足場は2階以上・急勾配・設置スペースが狭い場合に必要です。
節約は外壁塗装や防水など屋外工事を同時期にまとめ、足場を共用するのが基本。
無理な“足場なし施工”は品質・安全面で非推奨。時期調整で仮設費の一回化を狙い、総額の最適化を。
関連ページ
「オンラインで屋根工事の無料相談・ご提案を実施しています！」
実際の現場での費用感・工期・判断軸が分かるように、吹田市内の施工事例を要約しました（住所等は匿名化、金額は施工当時・税別）。
事例①棟板金のビス留め＆割れ瓦のシリコン補修｜3.5万円（税込）
- 症状： 屋根頂上の棟板金が端部で外れて浮き上がり。屋根材（カラーベスト）と下屋のモニエル瓦に複数のひび割れ。放置すると飛散・雨漏り・下地劣化の恐れ。
- 対応： 現地安全確認・写真記録 → 浮いた釘の抜き替え／ステンレスビスで端部および全体を増し締め → 取り合いの緩み点検 → カラーベストの亀裂をコーキング充填・成形 → 下屋モニエル瓦の割れもシリコン補修 → 必要範囲で簡易散水と最終確認。
- 費用： 35,000円（税込）
- 所要： 半日（約2〜4時間）
事例②スレート差し替え＆棟板金の撤去・復旧｜12.8万円（税込）
- 症状： 倉強風でスレートが部分破損し地面に落下。ほかにもスレートのひび・欠け、棟板金の浮きが確認され、飛散・雨漏り・下地劣化の恐れ。
- 対応： 周辺安全確保・写真記録 → 屋根全体の点検 → 棟板金を撤去し下地確認（貫板・留め具の状態）→ 8.3m分を新規復旧（ビス留め・取り合い防水確認）→ 破損スレートの差し替え（材工一式）→ 仕上げ確認・清掃・最終点検。
- 費用： 128,744円（税込）
- 内訳（抜粋）： 棟板金 撤去・復旧 8.3m × 8,000円＝66,400円／スレート差し替え（材工共）40,000円／ほか運搬・諸経費等を含む（税込総計）。
- 所要： 約半日〜1日（規模・安全対策により前後）
強風後の「棟板金の浮き」は一気にめくれて飛散する危険が高く、早期対応が肝心です。
今回は差し替えと復旧でリスクを抑えましたが、同一面でひび・欠けが点在する場合は、部分カバーや棟板金の交換など“面”での予防修繕が結果的にコスパ良くなるケースもあります。
台風シーズン前後の点検をおすすめします！
＼ビフォーアフター、費用などを知りたい方はこちら／
☆★「街の屋根やさん大阪吹田店」がこれまでにおこなった施工事例を見てみる！
経年劣化や微小な衝撃、表層防水の低下で割れやすくなります。割れ目から毛細管現象で裏面へ水が回り、下地へ到達することがあります。
凍結融解や飛来物、経年で髪の毛状の亀裂が発生します。放置すると欠けや浸水の入口となり、野地や防水層の腐朽につながります。
ひびから雨水が入ると棟土が流出し、棟の痩せ・ズレが進行します。スレートでも棟取合いの納まり劣化が雨水経路になりがちです。
落葉や砂埃の堆積で水みちが集中し、ピンホールや割れが出やすい部位です。
室内に筋状の雨染みが出る場合は谷起点のサインのことがあります。
北摂は風の通り道になりやすく、棟板金の浮きやビス緩みが生じやすい傾向です。
微小な隙間やひびが逆流を招き、雨漏りを誘発しやすくなります。
スレート屋根のひび割れだけ修理｜工法別の費用と選び方
- 目安：2万〜5万円（1〜3枚想定／足場なし）
- 流れ：割れ材撤去→新規差し→固定→シール→タッチアップ
- 注意：表面シールだけは再割れ・再浸水の温床。差し替え前提が基本。
- 目安：2万〜5万円（1〜2枚／足場なし）
- 備考：同じロットの瓦確保が難しい場合は近似色で対応。桟木腐朽があれば別途。
- 目安：3万〜10万円（5〜15m）
- コツ：既存の浮き/剥離をしっかり撤去→厚みを管理→納まり（面取り）で耐久UP。
- パッチ：3万〜8万円（部分）
- 区間交換：10万〜25万円（長さ・納まり次第）
- 判断：錆・腐食が広範囲なら交換が結果的に安定＆長持ち。
- 目安：5万〜12万円（2〜3m）
- ポイント：貫板（ぬきいた）の腐朽チェック。樹脂製貫板で再発抑制。
2階以上や急勾配、はしごが掛からない立地、強風期や通行保安が必要な現場では足場が必須。
安全確保と仕上がり精度のため、無理な“足場なし施工”は避けます。
一般的な仮設足場は15万〜25万円。
作業範囲や敷地条件（搬入動線・隣地との離隔）で増減します。吹田市の住宅密集地は養生手間で上振れすることも。
外壁塗装やベランダ防水、棟板金交換などを同時期にまとめて足場を共用すると総額を圧縮可能。
計画前倒しや季節調整で“一回の足場”に集約するのがコツです。
吹田市でスレートのひび割れだけ修理｜依頼〜施工の流れ
屋根全体の遠景1枚と、ひびの近景2枚を添付いただくと判断がスムーズ。住所と連絡希望時間も併記を。
屋根上と小屋裏で浸入経路を特定し、必要に応じて散水試験の要否を判断。所要30〜60分が目安です。
安全確保と材料が整えば当日応急が可能。費用は1万〜5万円（止水目的）を目安に、現地でご説明します。
数量・単価・材料名・工法・含む/含まないを明記し、根拠写真と併せて提示。追加が出る場合の手順も書面化。
割れスレートの差し替えと下地補修、色合わせ（タッチアップ）まで一連で実施。足場要否は安全基準に準拠。
スレートひび割れ修理に火災保険は使える？補助金の有無
経年劣化や施工不良、紫外線や錆による自然消耗は原則対象外です。
ひびの進行が長期的と判断されると認定されにくい点に注意してください。
遠景・近景・水の流れが分かる根拠写真、数量・単価が明記された見積書、原因説明や修理方法の妥当性を示す報告書を用意。
被災日時と状況の記録も添えます。
表面のコーキングだけだと数ヶ月で再発しやすく、水の通り道を温存してしまいます。
割れ材の差し替え＋下地（ルーフィング・野地）の補修まで行うのが基本です。
高所や急勾配での“はしご作業のみ”は、仕上がり不良や事故のリスクが高まります。
安全基準に沿って足場要否を判断し、品質と再発防止を優先しましょう。
数量や位置の根拠が不明だと、後から「想定外」費用が生じがち。全景・近景の写真、数量（枚・m）、単価、工法が揃った見積書で確認しましょう。
不具合時の対応範囲が不明確だと泣き寝入りに。
対象部位・年数・免責・手続きを保証書で明記し、書面を必ず受領してください。
はい、1カ所から伺います。まずは無料点検で状態を確認。安全が確保でき、材料が揃えば当日応急（1万〜5万円）も可能です。写真（全景1・近景2）を事前共有いただくとスムーズです。
止水目的の応急は数週間〜数ヶ月の“時間稼ぎ”とお考えください。根治は割れ材の差し替え＋下地補修が前提です。なお、スレート下の防水紙が本来の防水層なので、軽微な割れ直後に即雨漏りとは限りませんが、放置は劣化を早めます。
同一面で5〜10％以上に劣化が及ぶと、差し替え連発より“面”での対処（部分カバー等）が総額・耐久の両面で有利な場合があります。点検で劣化分布と下地状態を見てご提案します。
差し替え後は近似色＋タッチアップで馴染ませます。ヘアクラックが多い場合は全体塗装で色と防水性を整える選択も。目立ちにくい面からの施工配慮も可能です。
はい、屋根上・小屋裏の目視点検とお見積りは無料です（※長時間の散水試験等が必要な場合は事前にご説明します）。危険ですのでご自身で屋根に上らず、まずはご相談ください。
原則は職人が近接確認します。立地や法規で登れない場合などはドローン併用を検討しますが、吹田市内は飛行制限や安全配慮により不可の現場もあります。
工法と部位により異なります。目安は差し替え1〜2年／谷・棟などの交換3〜5年。対象範囲・免責を保証書で部位ごとに明記してお渡しします。
写真・見積書・報告書の準備をサポートします。台風・飛来物などの外因は適用の可能性があり、経年・施工不良は対象外になりやすいです。認定可否は保険会社判断となります。
数量（枚・m）・単価・材料名（厚み/規格）・工法・足場が同粒度で並ぶ見積りを比較してください。「一式」表記のみは要注意。根拠写真（全景・近景・水の流れ）もセットで確認を。
5〜10年に1回＋台風・強風後が目安です。千里丘陵の風の影響を受けやすい千里山・山田・岸部・江坂周辺は早めの点検がおすすめ。気になるサイン（欠け・雨染み等）があればいつでもご連絡ください。
- 応急処置は1万〜5万円、割れスレートの差し替え（1〜3枚）は2万〜5万円が目安。
- 足場が必要なら15万〜25万円が別途。外壁塗装や防水と同時施工で仮設費を一回化すると圧縮しやすい。
- 表面シールだけは再発リスクが高く、基本は「差し替え＋下地補修」を前提に検討する。
- 費用は高さ・勾配・割れ位置・枚数・下地状態・搬入条件で変動する。
屋根の“ひび割れだけ”は、正しく見極めれば小さく早く直せます。一方で、表面シールだけで済ませると再発や拡大の原因に。
吹田市は風や落葉の影響で谷・棟まわりの負担が大きくなりやすい地域です。
写真2〜3枚だけでも結構ですので、まずは状態を共有してください。即日応急→根治工事まで、安全第一・数量明記でご提案します。
7時～21時まで受付中!
0120-1123-41
