ガルバリウム鋼板屋根を徹底解説!
今回はガルバリウム鋼板で施工した屋根工事を通じ、
お客様が抱える不安や悩みを
吹田市の施工事例を交え徹底的に解説させて頂きます。
そもそもガルバリウム鋼板を使用した屋根工事とは?
ガルバリウム鋼板を使用した屋根は、軽くて、強くて、メンテナンスが少なく済む!
どれくらい軽いの? 瓦屋根の約10分の1位くらいだとよく聞きますが・・・!?
本当なの??
細かく分析してみましょう!
築45年 吹田市
釉薬瓦屋根42㎡
屋根重量約2100キロ(葺き土含む)
瓦1枚2.6キロくらいです。
※豆知識
瓦屋根では1㎡で瓦16枚使用します。
42㎡で約672枚!
42㎡で約672枚!
凄い枚数ですね。

ガルバリウム鋼板
JFE鋼板立平葺き
施工日数3日間(足場架け払い2日含まず)
葺き替え後屋根重量約672キロ
(構造用合板12ミリ1㎡約10キロ、改質アスファルトルーフィング1㎡約1キロ含む)
ガルバリウム鋼板金属屋根材料のみですと約210キロ!
ガルバリウム鋼板金属屋根は上記で10分の1位とお伝えしましたが
あくまでも屋根材だけです!
葺き替えの場合、弊社では必ず不陸調整(ゆがみや、たわみをなだらかにする作業)をした後に構造用合板12ミリを下地に使用しますので正確な重量は約3分の1位です。
※構造用合板12ミリ1㎡で約10キロです。
ガルバリウム鋼板金属屋根でもリフォームするとなれば色々な施工法があります。
特に葺き替えの場合は下地の状態によっても変わってきますし、
屋根の角度や形によっては葺けない屋根材も出てきますのでご注意ください!
ガルバリウム鋼板立平葺き屋根特集
ガルバリウム鋼板屋根は基本、縦か横で葺きます。
立平葺き(たてひらふき)に関しましては急勾配屋根やアーチ屋根と様々な屋根の形状に対応できます。
3寸(16.7度)以内の勾配屋根は瓦やスレート材では排水力がなくお勧めできませんが
立平なら大丈夫です。
立平なら大丈夫です。
※基本1寸(5.7度)以上あれば大丈夫です。
吹田市で屋根の葺き替えさせて頂いた立平葺きです。
築35年
55㎡
瓦から立平(JFEガルバリウム鋼板)
雨仕舞で重要な谷廻りも棟板金もきれいにおさまっています。
吹田市で葺き替えさせて頂きました立平葺きです。
築32年
42㎡
瓦から立平 (JFEガルバリウム鋼板)
排水力抜群の切妻屋根です。

施工期間は4日
立平葺きは軒先から棟までの長さを工場で加工しますので、
実測後最低1日は再着工まで時間が必要です。
ガルバリウム鋼板棟板金の下地はどうなっているのでしょう??
棟板金の施工方法はどのようになっているのでしょうか?
あらかじめ貫板を固定する為の角材を下地にビスで固定していきます。
エプロン板金を取付けます。
(雨水が吹き込んだ際に木材を腐食させないため)
※貫板(棟板金を固定する為の木材)
葺き替え施工の役物を覚えて下さい。
屋根葺き替えの完成写真は色々なサイトでご覧になる事はできますが
ガルバリウム鋼板を使用し葺き替える際に必要な役物の役割を知る事も重要です。
細かく言えば20種類以上あるのですが
抜粋し3つを紹介します↓↓↓
ガルバリウム鋼板唐草板金を紹介
役割は主に軒先から入り込むる雨水を遮断し雨樋に排水をスムーズにする役割があります。
取付はビスで下地材に固定します。
ガルバリウム鋼板水切りケラバ板金を紹介
役割は屋根の両サイドのケラバ箇所の内側からの雨水が下地材に入り込まないように受け止め軒先まで排水する役割があります。
かなり重要になる役物です。
※豆知識
寄棟屋根にはケラバ施工はほぼ存在しません。
ガルバリウム鋼板ケラバ板金を紹介
役割は屋根の両サイドのケラバ箇所の外側からの雨水の浸入を受け止めます。
野地板の下は屋根裏ですので即雨漏りに繋がります。
屋根材の防水機能は各メーカーが考え抜いて作っています。
ただ軒先や、ケラバ、棟、壁際のおさめは全て職人の腕次第です。
いくら材料が良くても雨仕舞作業が全てになってくるのです。
カバー工事専用の軒先に取り付ける唐草板金です。
(スーパーガルテクト専用)
ガルバリウム鋼板屋根スーパーガルテクト
横葺きの場合弊社ではスーパーガルテクト(IG工業様)を使用させて頂くことが多いです。
特徴としては断熱材が入っており耐久性に優れています。
穴あき保証25年
遮熱性ポリエステル樹脂塗膜を2コートで仕上げているため
お客様にも安心して提供できる材料の一つです!
さらにカバー工法専用の役物も全てありますので職人さんにも人気の商品です。
ガルバリウム鋼板屋根は台風に強いの?
ここ2年で大型台風で屋根被害を経験された方がたくさんいらっしゃると思いますが
最近のお問い合わせでもガルバリウム鋼板金属屋根は台風に強いの?
との質問があります!
ズバリ弊社の回答は
正直飛ばない保証はできません。
ただ弊社が設立し5年目を迎えていますが
昨年の台風21号以前に葺き替え工事、カバー工事をさせて頂いたお客様からの被害の声は1件も届いていません!
特別な台風対策として施工方法は変えていませんが
下地材(構造用合板12ミリ)を施工する際に従来の釘止めに加え、
軒先、ケラバ部分にビス止めをさせて頂いている程度ですが被害を軽減できたのかと思います。
ただ自然災害で何が起こるかはだれも予測できることではありません。
屋根材の選択も重要だとは思いますが1番は下地処理だと思います。
下地の不陸調整(ゆがみや、たわみをなだらかにする)や、胴縁、構造用合板がきちんと垂木や鼻隠しに打ち込めているかや、
釘やビスの打ち込みのピッチが広かったりと
手抜き工事でなければそう簡単に飛ぶようなことは無いと思いますが業者選びはとても重要です。
下地胴縁を455ピッチで垂木に釘止め固定している様子です。
垂木に胴縁が固定されていないと屋根が飛散する確率が上がりますのでご注意ください。
※垂木(軒先から棟にかけはわしている木材)
※胴縁(構造用合板を固定する為の下地木材)
建物すべて人の手によってつくられていきますので絶対はありませんが
弊社の職人さんはできる限りの経験と知恵を絞りだし、お客さんの立ち場に立って頑張ってくれています。
まとめ
最近ではインタネットで様々な情報を入手する事が出来る時代です。
部材の特徴や耐久性と・・・
ですが我々屋根専門業者が1番に考えるのはガルバリウム鋼板を使用し屋根を葺き替える際にお客様に正確な情報をお伝えしなければなりません。
どれだけ高級な部材を選んでも雨仕舞がきちんとできなければだめなのです。
リフォームの場合は屋根自体が変形していたり、不陸(ゆがみやたわみ)が出来ていたりと現場対応能力が求められてきます。
特に大阪の北摂地域では昨年の地震と台風による被害が大半を占めています。
見た目では分からない小さな被害もたくさん隠れていました。
だからこそ板金職人の腕が必要になってくるのです。
ガルバリウム鋼板屋根だけではなく
カラーベストの屋根も壁際、谷廻り、棟廻り、と板金雨仕舞が必要になってきます。
弊社では昨年700件を超えるガルバリウム鋼板を使用した屋根工事をさせていただきました。
これからも屋根工事を通じ地域の皆様のお役に立てればと考えています。














