屋根材の種類を施工実績数の順番に大公開!
日本の住宅数は約6242万戸と言われています。
建売住宅で同じ屋根はたまに見かけますが弊社では全く同じ屋根を施工した記憶がないくらい1件1件何かしらの違いがあるのです!
屋根材の種類は気が遠くなるほどの数になりそうですね!
そこで今回、弊社の施工実績数の順位にピックアップし、ご紹介させて頂きたいと思います。
1.屋根材使用率1位はガルバリウム鋼板立平葺き
2.屋根材使用率2位はガルバリウム鋼板スーパーガルテクト
3.屋根材使用率3位はスレートコロニアルシリーズ
4.その他屋根材の種類をご紹介
1.屋根材使用率1位ガルバリウム鋼板立平葺き
ガルバリウム鋼板屋根材を使用した立平葺きとは?
ガルバリウム鋼板立平葺きとは屋根材の中でも古くから使われている瓦棒屋根の進化版なのです。
大棟から軒先の流れに対し寸法を取り、1枚もので加工し葺いていく工法です!
製品の長さとしましては2mから12mと対応でき、切り妻屋根や片流れ屋根のリフォームに多く使用させて頂いています。
製品の長さとしましては2mから12mと対応でき、切り妻屋根や片流れ屋根のリフォームに多く使用させて頂いています。
更に雨漏りにも強く新築屋根材としても幅広く使用されています。
立平葺きの施工紹介1日目(豊中市現場写真)
既存の屋根材の種類は釉薬瓦で瓦を焼く際に釉薬を塗り、焼き上げた瓦の事です。
ガラスコーティングしているような感じで歩く際、とても滑るので注意が必要です。
下地に使用している屋根材は胴縁と貫板です。
高さの調整を行い構造用合板12ミリ張るための大切な下地処理です。
構造用合板12ミリを使用し軒先から釘で固定していきます。
屋根下地完成まであと少しです。
構造用合板をはり終えれば、後は改質アスファルトルーフィングをタッカー止めし1次防水処理は終わりです。
綺麗にはれました。
これで雨漏りの心配もありません。
1日目の作業で使用した屋根材は
胴縁、貫板、構造用合板、改質アスファルトルーフィングの4種類となります。
立平葺き施工紹介2日目
ここから使用する屋根材の種類は
全てJFE鋼板様のガルバリウム鋼板を加工して作り上げられた屋根材を使用します。
軒先唐草板金から取付けます。
軒先の雨樋へと雨水を排水するために重要な屋根材です。
ケラバから割り付けをしてから屋根材をビスで固定していきます。(立平)
屋根材の表面に傷をつけないように作業を進めていきます。
棟板金を取り付けるために必要な貫板に雨水が回り込まないようにエプロンという屋根材をビスで取り付けます。
貫板に棟板金を取り付けました。
ケラバに専用の掴みで板金を織り込み屋根面の施工は概ね完了です!
壁際の雨仕舞も綺麗に完成!
既存の雨仕舞板金は壁の内側に入っていますが、リフォームの場合壁を張り替えない限りは雨仕舞板金はビス止め後コーキングで壁に固定していきます。
ビスも屋根材の色に合わせたものを使います。
軒先を唐草板金を曲げ込みジョイントカップを取付け葺き替え工事完了です!
沢山の屋根材を使用しましたが2日で無事に竣工する事が出来ました!
屋根材の種類の中でも1番スッキリかつ雨漏りの心配が少くないのが立平葺きの特徴かも知れませんね!
屋根の形状3つのパターン全て立平葺き
摂津市で差し掛けという屋根の形状を葺き替えさせて頂きました。
高槻市で複合屋根を葺き替えさせて頂きました。
箕面市で切り妻屋根の葺き替えをさせて頂きました。
屋根材1種類でも様々な屋根に対応できるのです。カラーベストの場合は2.5寸、瓦3寸以上(メーカーによって異なります)なければ葺くことが出来ませんが、ガルバリウム鋼板立平葺きの場合0.5寸以上で施工が可能ですので屋根材の中でも幅広く使用する事が出来る人気商品の一つなのです!
2.屋根材使用率2位はガルバリウム鋼板スーパーガルテクト
屋根材、スーパーガルテクトを使用した葺き替えとは?
屋根材、スーパーガルテクトとはどんな材料なのでしょう?
IG工業様のアイジールーフのラインナップで屋根材としては3種類あります!
スーパーガルテクトは遮熱性と断熱材の効果で優れた断熱制能を発揮している屋根材の一つです!
働き長さも2960㎜とジョイント箇所も少なく葺きあがりもとてもきれいで葺き替え工事やカバー工事でも活躍してくれている屋根材です!
更に塗膜15年、赤錆20年、穴あき、25年とメーカ保証も抜群の屋根材ですので安心してお客様にも提案できるのです!
役物から付属品の屋根材の数は39種類メーカーで準備されており職人目線でも安心の屋根材なのです!
勾配も7メートル以下の長さで2.5寸、20メートル以下で3.5寸と瓦屋根やカラーベストの葺き替えにはぴったりの屋根材なのです。
但し、最深積雪量が概ね30センチ以下の地域しか使用できませんのでご注意ください。
※2.5寸の角度は14.2度、3寸で19.2度、10寸で45度
オリンピック競技でもありますスキージャンプの助走台の角度が約35度と言われています。
職人さんも5寸を越えれば屋根足場がないと作業は難しくなるのです。
屋根材,スーパーガルテクトの施工模様(吹田市現場写真)
瓦を捲り既存の下地の状態を確認する事が出来ました。
トントン葺きといい防水処理を杉の木を薄く削り上げたものを屋根の上に敷き詰める工法です。
今の時代の屋根材は化学製品が多い中でこのような現場を見れば昔の人の知恵には脱帽の思いですね!
軸組の垂木の真上に胴縁を打ち付けていきます。
軸組?垂木?詳しくはこちら
軸組?垂木?詳しくはこちら
垂木に構造用合板12ミリをはっていきます。
改質アスファルトルーフィングをはり終え防水処理は完了しました。
屋根材をはり終えました。ケラバ箇所の重要な屋根材である水切り板金も見えています。万が一雨水が回り込んでも軒先の雨樋へとは排水してくれる役割を兼ねているのです!
貫板を打ち込み棟板金をビス止めで取り付けていきます。
屋根材として施工の一番最後に取り付けるのが棟板金なのです。
白く見えるのはコーキングです!
万が一の雨水の吹込みも遮断してくれるのです。
屋根材に傷もなく綺麗に葺きあがりました!
竣工後お客様に写真を見てもらいながら屋根材の種類や施工方法を確認して頂き最後に保証書をお渡ししピースで記念撮影!!
お客様の声に竣工後、アンケートを頂きました!
感謝のお言葉に感無量です。
守口市5階建てマンションの既存の屋根材はスレートでしたがガルバリウム鋼板スーパーガルテクトでカバー工事をさせて頂きました。
屋根施工期間5日間
川西市でカバー工事をさせて頂きました。
越屋根といい屋根の上にもう一つ小さな屋根が乗っかっている形状を言います。使用している屋根材はスーパーガルテクトです。
屋根施工期間3日間
泉北郡で屋根の葺き替えをさせて頂きました。
使用させて頂いた屋根材はスーパーガルテクトです。
屋根施工期間3日間
3.屋根材使用率3位はスレートコロニアルシリーズ
スレートコロニアル遮熱グラッサ屋根材の施工例!
屋根材としてスレート、カラーベスト、コロニアルと色々な呼ばれ方がありますが
それらは全て平型屋根スレートといわれセメントを加工し作られている屋根材なのです!
コロニアル遮熱グラッサの屋根材としての特徴は耐久性的には変わりは無いようなのですが、遮熱効果が環境省に実証された商品の一つです。
地球温暖化対策にも期待されているようです!
下地処理 下地に貫板屋根材を使用(吹田市現場写真)
屋根材と使用されていた釉薬瓦を軒先の饅頭瓦(まんじゅうかわら)のみ残し捲っていきます。
貫板と胴縁を使用し下地処理します。
貫板寸法は15mm×90mm
胴縁寸法は15mm×30mm
釘は必ず垂木にうちこみます!
不陸調整(屋根のゆがみ高さ調整)
も終わり構造用合板12ミリをはっていく準備完了です。
下地処理 貫板に屋根材構造用合板12ミリ施工を使用。(吹田市現場写真)
屋根材、構造用合板12ミリを釘で固定していきます。
40㎡の切りずま屋根の葺き替えですので構造用合板12ミリを約26枚使用させてただきました。
構造用合板12ミリ910mm×1820mm
1枚約1.6㎡
連棟との取り合いから雨水を浸入させないために雨仕舞をした後に改質アスファルトルーフィングをはっていきます。
屋根材 役物 雨仕舞作業(吹田市現場写真)
連棟の取合い箇所の下地雨仕舞処理もきちんとおさまりました。
水切り板金です。万が一の雨水の吹込みの際もきちんとガードしてくれます!
規制物の屋根材ではありませんので倉庫で加工しています!
通常の水切り板金よりも立ち上がりの高さがあります。
最終的に笠木板金を取り付けますが下地処理がいい加減だといい仕事は言えませんので見えない仕舞いも手は抜きません!
施工完成!(吹田市現場写真)
連棟の取合いの写真ですが完璧に仕上がりました!
棟廻りも板金屋根材を加工し雨仕舞をさせて頂きました。
通常の切り妻の葺き替え工事よりも連棟住宅の真ん中でしたので使用させて頂いた屋根材の数も多く手間も1日多くかかりましたが綺麗に完成!
屋根材コロニアルシリーズを紹介
吹田市
屋根材の種類コロニアルクアッド使用!
茨木市
屋根材の種類コロニアル遮熱グラッサ
吹田市
屋根材の種類コロニアル遮熱グラッサ使用!
4.その他屋根材の種類をご紹介
最近話題の屋根材スーパーガルバリウム鋼板SGL
ケイミュー製品でガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板よりもさらに高い耐食性を誇りさびにくく更に施工しやすく雨風にも強いと言われています!
風速60メートルでも飛散しなかった実験も行われており流石ケイミュー製品といった感じですね!
ガルバリウム鋼板よりもさらに高い耐食性を誇りさびにくく更に施工しやすく雨風にも強いと言われています!
風速60メートルでも飛散しなかった実験も行われており流石ケイミュー製品といった感じですね!
屋根材スマートメタルの施工の模様(吹田市現場写真)
既存の屋根材として使用されていた瓦と葺き土を撤去します。
下地処理を終え改質アスファルトルーフィングをはり終えた状態です!
これで1次防水完了!!
ケラバ箇所にケラバ板金をビスで固定しビス頭はコーキング処理されています!
軒先屋根材スターター
この屋根材はスマートメタル特有の軒先スターターです。
新築、葺き替え、カバー工事でも使用する役物屋根材の一つです!
軒先水切り板金の上にかぶせるようにビスで固定していきます。
屋根材スマートメタルビス止め
スマートメタルはカラーベストと同様左右どちらからでも葺く事ができるのも特徴の一つです。
更に2寸勾配以上、高さ25メートル以内の建物から施工する事が可能です。
左右重なりジョイントを200mm以上にすることで防水性も向上すると言われています。
基本ビス止めで固定していきます!
屋根材タフモック、棟板金取付け
棟板金を固定する為の樹脂製の屋根材です。(タフモック)
棟板金の下地に使用されるのは貫板かタフモックと言われています。
タフモック使用の場合は水分を吸い込み腐食することが無いので耐久年数的にも安心して使用できる屋根材の一つです。
棟板金取付完了!
屋根材壁際、ケラバ水切り板金取付け
壁際の雨仕舞ですが職人さんによって多少違いますが言葉通り雨を仕舞う!つまり雨水の浸入を止められればいいのです!
ケラバ箇所もシーラーが入っているため雨水の浸入はほぼありません。
万が一シーラーが劣化して機能を果たさなくなっても水切板金を入れていますので軒先まで雨水は流れ出るので雨漏りに繋がる心配はありません。
シーラーとはスポンジのような部材
屋根材スマートメタルで葺き替え完成!
ジョイント箇所の見た目も綺麗です!
下屋根、壁際もきれいに葺き替える事が出来ました!
縦の目地のラインもそろっていて綺麗です!
これまで数多くの屋根材を使用し屋根工事をさせて頂きました。
お客様に喜んでいただいた事が弊社の成長と受け止め、今後も弊社理念に基づき
「お客様に喜んで頂く」「職人さんの役に立つ」「仲間は助け合い仲良くする」を大切に頑張っていきます!
屋根に関することはどんな小さなことでも構いませんのでお気軽にお電話下さい!!
代表取締役 杉本匡志