冬のお家のカビ対策について
こんにちは。本日は冬の住宅についてまわる問題点「結露」と、それによって起こる「カビ」についてお話したいと思います。
■冬に起こる結露
お部屋の中はポカポカ。外は冷たい北風。
そんな冬に起こる「結露」という現象。
朝起きると窓ガラスや壁が水滴で濡れているということ、あなたのお宅でもあるのではないでしょうか?
高温多湿な気候の日本では6月の梅雨あたりに発生する「カビ」問題。
しかし高温湿潤な時期だけでなく、外の空気の冷たい真冬にも多く発生するものだとご存知でしょうか。
■結露発生のしくみ
冬の「結露」問題。
食べ物にカビが生えたり、押し入れの中まで結露が発生してお布団にカビがいってしまったなどのトラブルを経験されたことがある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冬の日本の住宅を悩ます「結露」と「カビ」ですが、結露は「温かく湿った空気が冷たいものに触れると発生する」メカニズムです。
お家の中を暖かく保つことによって冷たい冬の外気との温暖差が生じおこる現象ですが、この結露はいろいろな問題を引き起こします。
まずは結露を放置しているとカビが発生してしまいます。カビが発生すると
■住宅を痛める
カビはどこにでも発生し壁紙や畳、押入れの中などの劣化を引き起こします。
天井などにもカビが生じ雨漏りの原因になってしまったり、建物自体を痛めてしまいます。
■健康面でも悪影響
アレルギーを引き起こす要因となるものをアレルゲンと言います。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、気管支ぜんそく、スギ花粉症
などを誘発し、人体に悪影響を及ぼします。
■結露を拭き取る
結露対策といってまずみなさんすることはこれではないでしょうか?
まずは第一に窓ガラスなどについた水滴を拭き取ること。
朝起きた時には窓は結露でいっぱい。
これを放置しているとカビ発生の原因となってしまいます。
少し面倒ですがこまめに拭くことが後々のカビ発生を食い止めます。
■そして基本の換気水滴を拭き取っても、温かい室温のままでいると再度結露が発生してしまいます。
窓ガラスなどはタオルで拭くことも出来ますが、壁や天井、押し入れの中など拭くことが難しいところもあります。
まずは風通しをよくすることです。換気をして中の湿った空気をこまめに入れ替えましょう。
■余裕があれば二重サッシ
極端な寒冷地などには二重ガラスもいいかもしれませんね。
実際冬の厳しいヨーロッパなどでは、昔から窓は二重のガラスと言うところも多く見られます。
最近では壁に断熱材を入れる住宅も増えてきましたが、古い建物だとそういった設備も整っておりません。
やはり大変ですが、まずはついてしまった結露はタオルなどで拭き取り、こまめな換気。
これで対応していくことが結露対策の基本のようですね。
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