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吹田市のベランダバルコニーで雨漏り修理、波板の張替え工事開始
吹田市で波板が台風で損壊したという問い合わせがありました。
急いで現場に駆けつけると、バルコニーが割れており、洗濯物に雨がかかっておりました。
まずは、現場確認です。現波板が割れているのが確認できます。
これでは洗濯物が濡れてしまいます。
遠目からでも割れているのが分かります。
さっそくスライダーはしごを架け、既存の波板をすべて取り外して行きます。
次に新しい垂木を母屋と呼ばれる木に這わしていきます。
垂木と垂木の間を455mmで這わし、ドリルでビスを打ち付けていきます。
この状態で万が一母屋が折れてしまえば当然下へ落っこちてしまいます。
慎重に慎重に垂木を打ち付けていきます。
真ん中の棟木部分には、後で棟板金を載せるので、少し幅を狭めます。
いよいよ、ポリカ波板を付けていきます。
先程の垂木にポリカ波板をビスで打ち付けていきます。
今回使うビスは、波板ビス(鉄下地用)を使用します。
軒先は素人の方が作業すると大変危険ですので、必ず専門の業者に頼みましょう。
ポリカ波板の横幅は655mmで、重ね代は2.5山で約80mmです。
ちなみにポリカ波板には、裏表があります。
ラベルの貼ってある側を太陽の当る面、又は内側にするかは、メーカーにより異なります。
片面を張り終わりました。
もう片面も取り付けていきます。
隅の部分は調整が必要です。長さを正確に図り、
隅の方は波板切りハサミで長さを調節していきます。
ポリカ波板を貼り終えました。今回の波板はポリカ波板と言って、
正式名称をポリカーボネートと言います。
ポリカーボネートは紫外線を通さず、透明性や耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸安定性などにおいて、高い物性を示します。
特に耐衝撃性は一般的なガラスの250倍以上といわれています。
スマートフォンの筐体やオートバイ様ヘルメット、光ファイバー、車庫等に使われます。
塩化ビニール製の波板は一般的に耐用年数が2~3年に対して、
ポリカ波板は10年ありますので、当社ではポリカ波板をお勧めしております。
このバルコニーの波板は切妻型になっていたので、棟の部分に棟板金を載せていきます。
これで完成です。455mm間隔でビスを打ち込んでいきました。これで雨仕舞も抜群です。
カッコ良く仕上がりました。
本日のブログは以上です。
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