シーラーとフィラーとプライマーの違い
見積書などに「シーラー」や「フィラー」「プライマー」という文字をみることがありますが、
これらは全て塗装における、下塗りのことをあらわあしています。
塗装の工程では「下塗り→中塗り→上塗り」の3段階が基本です。
中塗り、上塗りだけでは密着力がないため、下塗りがなければ剥がれてしまいます。
下塗りは上塗りを長持ちさせ、仕上がりをきれいにするために重要です。
シールする(接着する、覆い隠す)という意味から、シーラーと呼ばれます。
よく使用されている、密着力の高い下塗り材で、防錆顔料を混ぜ込み、
防錆プライマーなどと呼ばれる「錆止め塗料」です。
フィラーとは、英語で埋める物、詰め物、充填剤などという意味からくる用語で、
下地のデコボコや、ヘアークラックなどの補修をする場合に使用します。
シーラーとフィラー両方の機能を兼ね揃えた「微弾性フィラー」と呼ばれるものもあります。
以前に比べて、密着性の高い製品も増えてきました。
プライマーとは、英語で「最初に塗る塗料」という意味があります。
ですので、下塗り塗料のことを総称して「プライマー」と言います。
上塗りとの密着効果を高めるものや、錆を防ぐものなど、
様々な機能に対応した種類があります。
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