茨木市で評判の雨漏り修理業者をお探しなら!【無料調査】
※2021年6月2日 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。茨木市で評判の良い雨漏り修理業者をお探しですか?今回は、弊社が茨木市でおこなった無料雨漏り調査をご紹介します。きっかけは室内での水漏れトラブル。雨漏り修理のプロによる徹底的な原因調査で最適な対処方法をご提案します。
茨木市で評判の雨漏り修理業者をお探しなら!無料調査レポート
弊社の拠点は大阪府吹田市・江坂駅前。茨木市へは、お問い合わせいただいてから最短約30分で駆けつけられます。さっそく、雨漏り状況をくわしくみていきましょう。
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step1「ご挨拶とヒアリング調査」
まずは、お客様にご挨拶させていただきます。また、可能であれば雨漏りの詳しい状況をお聞かせいただきます。「雨漏りはいつから起こっているのか」「どこから水が漏れているのか」「どんな天候のときに起こるのか」「どれくらいの量が漏れているのか」等、そこに住んでいる方しか知りえない情報をいただくことで、雨漏り原因解決の糸口になることも多いです。
地域 | 茨木市 |
築年数 | 約35年 |
建物 | 木造2階建て |
雨漏り箇所、症状 | 壁、天井の雨染み |
お話をおうかがいしたところ、こちらのご邸宅は
築約
35年の木造2階建てのお住まいです。
雨漏りしているのは、
「階段付近の壁」と「キッチンまわり」。雨漏りしている場所は「雨水の出口」ともいえます。出口があるということは「入口」が必ず存在します。
※
ただし、雨漏り以外の原因のケースもあります(結露、その他不具合
)
。その場合は他の対処方法をアドバイスさせていただきます。
関連ページ
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step2「天井の雨染み」
こちらが雨漏りが疑われている
階段横の和室・天井です。天井板に何かが「ポツポツ」と滴り落ちたような
染みが見えます。この症状の原因を突き止める
ため、次は、実際に屋根に上らせていただき調査を進め
ましょう。
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step3「屋根材の確認」
こちらが雨漏りの真上にあたる
屋根です。屋根材は「モニエル瓦」とよばれるセメント瓦が葺(ふ)
かれています
。新築から35年以上頑張ってきた屋根です。それ
だけに、屋根材
表面には塗装の剥がれが目立ちます。瓦表面
の
白っぽく変色している箇所が塗装の剥がれ部分です。
モニエル瓦の素材はセメントのため、屋根材自体に水を弾く効果はほとんどありません。そのため、
表面が剥がれると屋根材自体が水を吸うようになります。瓦自体が水を含むことで内部のカルシウムが浮き出てきます。これが、モニエル瓦が劣化により白っぽく変色する理由です。(白樺現象といいます)
水を含んだ状態の瓦は脆くなり、割れやすくもなります。そして、やがては内部への雨水浸入を許してしまうのです。
関連ページ
「4つのチェックで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう」はこちら
モニエル瓦は、「乾式コンクリート瓦」ともよばれるセメント瓦の一種です。
粘土を焼いた
日本瓦
とは素材もメンテナンス方法も異なります。
モニエル瓦のメリット
- おしゃれでデザイン性にすぐれる
- 断熱性にすぐれる
- 耐久性にすぐれる(設置環境によるが耐用年数は30年~40年程)
モニエル瓦のデメリット
- 防水性を保つには定期的な塗装メンテナンスが必要
- 防水性が低下した瓦は割れやすくなる
- 漆喰が施工されている場合は漆喰メンテナンスが必要
- モニエル瓦を製造している会社は日本を撤退しており、瓦が入手しにくい
1980年台~1990年台にかけて新築に採用されることの多かったモニエル瓦ですが、2021年現在では新築で採用されることはほとんど無くなっています。
関連ページ
「モニエル瓦とセメント瓦、塗り替えを必要とする瓦【メンテナンス方法】」はこちら
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step4「屋根材の状態」
瓦の表面に黒い斑点があるのが分かりますか?
これは、塗装の剥がれによって防水性が落ちたモニエル瓦に生えたカビです。
塗装の剥がれによりモニエル瓦自体が水分を含むことでこのような症状が出ます。「見た目だけの問題」と考えがちですが、実は放置することで屋根材自体を脆くし、割れやすくします。劣化が進行した状態では、塗装での復旧は難しくなります。
こちらは屋根頂上付近に設置されている棟瓦(むねがわら)です。棟瓦は内部の下地に向かってビスで固定されています。しかし、こちらの棟瓦に留められたビスは抜けて無くなっています。この状態では瓦自体も脆くなっている上、しっかりと固定されておらず瓦が
不安定な状態です。地震や台風などの災害による被害が懸念されます。
関連ブログ
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step5「防水紙の状態」
次に、屋根の裏側を点検します。お客様に許可をいただき、天井裏に入ります。上をくまなく点検したところ、防水紙が破れている箇所を見つけました。屋根は、屋根材だけで雨水を防いでいるわけではありません。屋根材の下に敷かれた「防水紙」が、建物の瀬戸際で雨水浸入を防いでくれています。この防水紙が破れているということは、屋根材で受け止めきれなかった雨水が、防水紙に開いたこの穴から入り込む可能性が非常に高いです。
関連ページ
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step6「屋根裏の確認」
幸い、建物内部の
梁(はり
)
や垂木(たるき・軸組み
)
などの重要な建材へのダメージは見つかりませんでした。屋根の不具合によって雨水が入り込み、屋根下地だけではなく建物内部の重要な建材にまでダメージが及んでいる場合、屋根メンテナンスだけでは復旧しきれないケースもあります。それほどに、水分は建物にとって寿命を縮ませる程の
大敵です。
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step7「断熱材の状態」
こちらは、屋根裏の壁面です。くまなく点検しましたが、
特に大きな
問題はみつかりませんでした。ただ、野地板を留めている
釘から雨水が落ちている様です。その証拠に、屋根裏に施工された
断熱材のビニールに濡れた形跡が残っています。少し見にくいですが、上写真の下部に見えるのが断熱材です。ビニール表面に
白い斑点
が見えます。これが水滴が落ちた跡
です。
断熱材も経年と湿気により
劣化が進んでいる様子です。雨漏りによる高湿状態が持続することで、断熱材にもカビが繁殖することもあります。天井裏の断熱材にカビが繁殖することで、「匂い」「カビ胞子による健康被害」などが起こりえます。
茨木市で評判の雨漏り修理なら 無料調査step8「調査結果」
無料雨漏り調査が完了しました。お客様に現状をくわしくご報告します。
その際に、お客様には
調査時に記録した画像や動画をご覧いただきます。
大切なお住まいの現状を「わかりやすく・丁寧に・正確に」お伝えします。
分からないことやご不安なことがあれば何でもお聞きくださいね。
・屋根材として葺かれているモニエル瓦は全体的に防水機能が低下し瓦自体が水を含んでいる
・全体的にカビの生えたモニエル瓦は素材自体が脆くなっている⇒塗装による復旧は困難
・下地材が経年劣化により破断し雨水の浸入口となっている可能性が高い
調査の結果、最初にお話しされていた「
キッチンまわりからの水漏れ」
は、雨漏りではなく排水まわりからの水漏れだと思います。水道屋さんに二次調査の依頼を促しましたので、大丈夫だと思います。
ただ、和室・天井で生じている雨染みは雨漏りによるものの可能性が高いです。
耐用年数を迎えつつあるモニエル瓦には、いたるところに「雨水の入口」となりうる箇所が見つかりました。
・屋根葺き替え工事
屋根の現状から、弊社としては屋根葺き替え工事が最適であると判断します。
雨漏り箇所の特定には至らなかったものの、天井に現れた
雨染みや屋根の
劣化具合から部分的な修理での復旧は難しいと考えられます。
雨漏りから二次被害
に発展した場合、復旧にかかる費用が上がるだけではなく、建物自体の傷みをも引き起こしかねません。
お客様の今後のライフプランやその他
ご要望を十分に
吟味しつつ、最適な方法で復旧できれば幸いです。
茨木市で評判の雨漏り修理業者をお探しなら「街の屋根やさん大阪吹田店」
茨木市で雨漏りにお困りなら私たちにおまかせください!雨漏りを解決するためにもっとも重要なのは、「現状を正確に知ること」です。「なぜ、トラブルが起こっているのか」
を曖昧にしたままでは、雨漏りの根本的な解決には至りません。その理由は
、「雨水の入口」は存在したままだからです。「雨水が入ってくる度に修理」では、その都度
費用がかかるだけではなく、建物内部へ致命的なダメージを与えることにもなりかねません。だからこそ、私たちは「現状を正確に知る」までは無料といえども徹底的に調査させていただきます。現状を正確に知ったうえでしか最適な解決策は導き出せません。
「雨漏りを繰り返して欲しくない」「必要最低限の費用でお住まいを復旧させたい」「高い技術と丁寧な施工で雨漏りしにくいお住まいを手に入れて欲しい」このような思いから、わたしたちはいつでも無料で茨木市へ駆けつけ、「相談」「現地調査」「ご提案」「お見積もり」をいたします!もちろん、お見積もりまででも構いません!どうかお気軽にご相談くださいね。
関連ページ
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41