摂津市 屋根修繕 軽微な屋根修理もプロにおまかせください!
※2021年9月13日 記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
摂津市で屋根修繕をお考えですか?
「屋根の一部がめくれている」「部分的な瓦のズレがある」「雨樋が外れてしまった」など、屋根に関するトラブルは実にさまざまです。しかし、共通して言えるのは、屋根の場合、「ちょっとした不具合でも、のちのち大きなトラブルに発展する可能性が高い」ということ。
雨漏りや屋根材の飛散・落下等を未然に防ぐには、ちょっとした屋根の異変に早目に気づくことが必要です。
今回の現場ブログでは、弊社が摂津市でおまかせいただいた「屋根修繕事例」と「修繕前の無料調査の模様」をご紹介します。屋根を知り尽くしたプロによる徹底調査をご覧ください!
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それでは、弊社が摂津市でおこなった屋根修繕のビフォーアフターからご覧ください。
修繕前の屋根は台風による強風を受け、部分的な崩れが生じていました。
屋根の頂上にあたる棟(むね)に設置された瓦が崩れ、内部の下地材である葺き土(ふきど)が見えています。
このままでは、屋根材落下の危険だけではなく、雨漏りに発展する可能性も高いです。
被害を最小限に留めるためにも早目の修繕が望まれます。
台風により被害を受けていた屋根の修繕作業が完了です!
崩れていた屋根が見事に復旧しましたね。もちろん、見た目が整っただけではありません。
元通りになっただけではなく、これまでよりも災害に強い棟に仕様変更いたしました。
棟を「強化棟(防災棟)」という仕様へ変更したことで、以前よりも災害に強く雨漏りしにくい屋根へ生まれ変わっています。
一体、どのような方法で大きな被害を受けた屋根を復旧・強化したのでしょうか?くわしく見ていきましょう。
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摂津市 屋根修繕で災害に負けない強い屋根へ復活させます!
それでは、弊社が摂津市でおまかせいただいた屋根修繕の施工模様をくわしくご紹介します。
地域 | 摂津市 |
築年数 | 約30年 |
修繕のきっかけ | 台風被害(屋根材の落下) |
修繕方法 | 棟の積み替え(防災棟へ仕様変更) |
修繕にかかった日数 | 2日 |
摂津市 屋根修繕step1「葺き土(ふきど)の撤去」
こちらのご邸宅の屋根修繕のきっかけは、台風による屋根被害です。強風によって崩れた棟をプロの修繕で復活させます!
まずは、今回の屋根修繕で不要となる古い下地材を除去します。こちらの棟に使用されているのは、昔ながらの「葺き土」です。
葺き土は経年劣化により、粘土質からサラサラな状態に変わります。本来、高い粘着力をもつ葺き土ですが、経年により「濡れる、乾く」を繰り返すことで、徐々に砂状に変化し脆くなるのです。
粘着力の低下した葺き土は、分厚く重い瓦をその場に留めておくことが難しくなります。その結果、瓦のズレや落下に発展するのです。
また、葺き土自体が風雨により流出することで、棟全体の歪みを促進させ、雨漏りへつながることもあります。下地からしっかりとメンテナンスするため、古くなった葺き土は可能な限り取り除きます。
今回の修繕では、これまでの土葺き工法による棟から、災害に強く防水性・耐久性・耐風性にすぐれる「強力棟」に仕様変更します。そのため、これまでのような葺き土は使用しません。
専用の金具である強力棟金具を屋根下地にビス打ちし、棟と屋根とを確実に固定します。これにより、屋根と棟をほぼ一体化させることができるのです。
強力棟は災害に負けない丈夫な棟です。
これまでの棟は、「葺き土⇒熨斗瓦(のしがわら)を3段⇒冠瓦」でした。主に、葺き土の粘着性のみに頼って棟が施工されていたのです。
今回、新しく形成する強力棟は、「強力棟金具⇒垂木⇒なんばん漆喰⇒丸瓦⇒パッキン付きビス」で形成します。
防災棟は屋根下地に直接棟を固定するため、以前よりも格段に耐風性が向上します。また、今回の場合は熨斗瓦を使用しないため、屋根材の軽量化も可能です。
| 今までの棟 | 新しい棟 |
下地材 | 葺き土 | なんばん漆喰(しっくい) |
固定のための建材 | 銅線 | 防災棟金具、垂木、ビス |
熨斗瓦 | 使う(重い) | 使わない(軽い) |
摂津市 屋根修繕step3「高さ調節、おいあて調整」
水平に棟を形成するため水糸を張り高さを調節します。真っすぐ芯が通るように施工するのが重要です。
また、屋根頂上の隙間がなるべく狭くなるようにするための職人のひと手間を「おいあて調整」といいます。棟に隣接する瓦を可能な限り狭め、棟の隙間を少なくすることで、雨水が浸入する可能性をゼロに近づけるためのひと手間がおいあて調整です。
おいあて調整した箇所は上から瓦を積みます。そのため、調整した箇所は、お客様からはまったく見えなくなる部分です。しかし、雨水浸入の可能性を限りなくゼロに近づけるためには、見えない部分の施工こそ重要です。
少しでも長く、安心してお過ごしいただけるよう、見えない箇所も心を込めて施工させていただきます。
摂津市 屋根修繕step4「垂木(たるき)の設置」
防災棟金具に垂木とよばれる下地となる木材をステンレスビスで固定します。(600ピッチ)
垂木はプロが見極めた最良の物をこだわって使用しています。
実は、木材によっては癖があり、中には湾曲しているものも見られます。
そのため、真っすぐな材料をしっかりと選定する必要があるのです。
屋根のプロが見極めた最良の建材を使用し、長く安心してお過ごしいただける屋根を造りあげていきます。
直接、お客様から見えない部分に使用する材料にも徹底的にこだわっています!
摂津市 屋根修繕step5「なんばん漆喰(しっくい)を施工」
垂木の周りには「なんばん漆喰」をぎっしり施工します。
なんばん漆喰が棟と瓦の隙間を埋め、雨水の浸入口となる隙間を塞いでくれます。
葺き土に比べ、崩れにくいのがなんばん漆喰です。
なんばん漆喰を採用することで、以前よりも防水性・耐久性を高められます。
なんばん漆喰とは、漆喰に油脂・樹脂・粘土などを混入させた建材です。
通常の漆喰に比べて、なんばん漆喰は「耐水性」「耐久性」が高いという特長があります。
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先程の垂木に、丸瓦をパッキン付きビスで留めつけます。
防災棟で使用する瓦は一般的な瓦よりも大きく、上から下地の垂木に向けて強力に留めつけしっかり固定させます。
固定に使用するのは、パッキン付きのビスです。
これで今回の屋根修繕作業が完了です。
屋根の崩れを修繕し、さらに防水棟へ仕様変更することで、以前よりも強い棟になっています。
防災棟はかなり丈夫で、棟が崩れる心配は殆どいりません。
屋根修繕で耐震性・耐風性・耐久性にすぐれた防災棟に生まれ変わりました!
修繕前の棟は瓦がずれて大きく歪んでいました。
重い瓦は落下すると人を傷つける可能性もあり危険です。
また、ずれた瓦により生じた隙間から雨水が浸入し、雨漏りに発展することも。
屋根修繕後は、被害を受ける前よりも強風に強い棟となりました!
「ただ元通りに直す」だけが修繕ではありません。
お客様にもご満足いただけました。
何より、雨漏りや大きな屋根の崩れに発展する前に修繕できて本当によかったです。
摂津市 屋根修繕前の無料調査の模様を徹底レポートします!
次に、同じく摂津市で実施した無料お住まい調査をご紹介します。
「必要となる修繕方法」と「修繕にかかる費用」をご提案させていただきます。
地域 | 摂津市 |
きっかけ | ご近所様から屋根材が落下していると教えてもらった |
ご希望 | 可能であれば部分的な修繕 |
トラブル原因 | 銅線の劣化による屋根材のズレ、飛散 |
修繕プラン | 棟積み替えor簡易補修 |
「お宅の屋根の瓦、飛散しているみたいよ。」
お隣さんからのこのような声掛けで、「初めて屋根の不具合に気づいた」という、摂津市のお客様。
屋根に必要な修繕方法と修繕費用を知りたいという「無料お住まい点検」のご依頼です。
さっそく、「街の屋根やさん大阪吹田店」が摂津市へ駆けつけます!
お客様は、大規模な修繕工事になるのではと非常に心配そうなご様子です。
できれば、「部分的な屋根修繕で復旧できれば」とお考えでした。
お問い合わせをいただいた翌日に摂津市へ伺い、お客様お立ち会いのもと、無料お住まい調査をいたします。
現場調査では必ず屋根に上り、実際の現状を目で確認して写真で記録しお客様に現状をご説明させていただききます。
こちらは屋根の一番高い位置にある「本棟(ほんむね)」です。(上写真)
頂上に設置された瓦がガタガタとズレているのがお分かりいただけますか?
すでに瓦が落下し無くなっている箇所も見られます。
調べたところ、冠瓦が2枚ほど飛散してなくなっていました。
棟の下地である葺き土が丸見えです。
これでは容易に屋根内部へ雨水が浸入してしまいます。
棟瓦は葺き土を用いて、積み上げられています。
葺き土が固まることで、冠瓦の下に積まれる熨斗(のし)瓦が固定されるのです。
積み上げた棟瓦(熨斗瓦と冠瓦)を固定させるため、昔は「銅線」を各冠瓦に巻き付けていました。
銅線が切れて棟瓦が不安定になると、今回のご邸宅のように冠瓦がずれて飛散する可能性が高くなります。
実際、冠瓦がズレている箇所はすべて「銅線が切れているか緩んでいる状態」でした。
摂津市 屋根修繕前の無料点検③「冠瓦(かんむりかわら)が2枚ほど飛散」
銅線が切れてしまうと、冠瓦が固定できず、
「ただ熨斗瓦の上に冠瓦が乗っているだけの状態」
となります。
これでは非常に不安定で危険です。
摂津市 屋根修繕前の無料点検④「飛散し割れた冠瓦を発見」
棟瓦として屋根頂上に設置されているはずの冠瓦が、屋根の軒先付近に散乱しています。
よく見ると瓦は割れていました。
この瓦が風で地上に落下すると、人を傷つける恐れもあり危険です。
無料点検の結果、「冠瓦の飛散(2枚ほど)」「棟の部分的な歪み」が確認されました。
しかし、全体的に棟はまっすぐと通っており、熨斗瓦がズレているということはありません。
ただ、このまま放置してしまうと状態が悪くなる一方です。
・銅線の切れ、緩みにより冠瓦が飛散
冠瓦のなくなった棟部は葺き土が剥き出しとなっています。
葺き土に雨水が浸入すると、「棟の崩れ」「雨漏り」を引き起こす可能性が高いです。
一刻も早く屋根修繕工事をする必要があります。
今回の無料点検の結果、弊社がご提案した屋根修繕方法は2パターンです。
・棟の積み替え工事で棟を全く違う工法で積み替える
コストはかかりますが、棟を完璧に固定させることができます。
「強化棟」や「防災棟」とも呼ばれる工法です。
飛散した冠瓦の復旧だけでは、切れてしまっている銅線を復旧させることはできません。
なぜなら、銅線は熨斗瓦に挟み込んで施工されているからです。
銅線を巻くには一度棟を解体させなければなりません。
そうなれば、「棟積み直し」という比較的大きな工事となります。
・コーキングを使用した「ラバーロック」という方法で冠瓦を復旧
こちらはあくまで簡易的な屋根修繕方法です。
完全な屋根修繕とは言えませんが、コストを抑えた修繕方法といえます。
お客様との話し合いを重ねた結果、今回の屋根修繕は「簡易的な屋根修繕」をおまかせいただくこととなりました。
最適な修繕方法をご提案しつつ、お客様のご予算に合わせて、必要最低限の修繕方法もご提案するのが「街の屋根やさん大阪吹田店」です。
もちろん、最終的なご判断はお客様におまかせいただいております。
不要な修繕や相場以上の修繕費用を提示する…といったことは、弊社では一切おこなっておりません。
どうか、費用の面でも安心してご相談ください。
お客様の立場になって、誠意をもってご提案させていただきます!
摂津市で屋根修繕・屋根修理なら「街の屋根やさん大阪吹田店」!
摂津市で屋根修繕・修理業者をお探しでしたら私どもにおまかせください!
弊社から摂津市までは最短30分で駆けつけられます。
屋根の不具合は雨漏りを引き起こす可能性が高いです。
雨漏りによる水分は建物の寿命を縮める原因となりうるため、早目の修繕が望まれます。
7時~21時まで受付中!
0120-1123-41