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屋根工事コラム
外壁塗装が剥がれるのはなぜ？原因と経年劣化について

外壁塗装の剥がれ、めくれ、膨れなどの症状にお悩みではありませんか？

外壁塗装の剥がれは経年劣化が原因と思われがちですが、実はそうとも限らないのです。

その理由とは…？

外壁塗装が剥がれるのはなぜ？原因と経年劣化について

外壁に施されている塗装が膨れ上がっています。(上写真)

外壁塗装の剥がれはすべて「経年劣化」が原因？

上写真は枚方市へ工事に行った際に、発見した外壁塗装の剥がれです。

外壁塗装が膨れ上がったり、剥がれている部分というのはよく目にする光景です。

外壁塗装の剥がれはすべて「経年劣化（時間が経つと自然と古くなること）が原因」と思われがちですが、実は違います。

なぜなら、数年で塗装が経年劣化すれば、住宅などの塗装はあちこち剥がれている状態になってしまうからです。

これは施工不良と呼ばれるものです。

塗装から3年以内に剥がれや膨れなどの症状がみられる場合は要注意

塗装の段階で何らかの原因で剥がれや膨れが生じるケースです。

このような場合、施工から３年以内に生じることが多くなります。

上写真は見ると結構新しい塗装なので、施工不良の可能性が高いです。

施工不良に至る原因は大きく分けて4つ

施工不良になる原因は大きく分けて４つあります。

1.塗料の下塗りが不足している。
2.塗膜の乾燥が不足している。
3.下塗り塗装の製品を選定ミスしている。
4.高圧水洗浄が不足している。

以上、４つです。

これらの原因が重なり、外壁塗装の早期での剥がれが起きてしまうようです。

外壁塗装は単純なようで、意外と複雑で丁寧な施工が大事ということですね。

1.塗料の下塗りが不足している

塗料は下塗り、中塗り、上塗りと計三回行うのが基本です。

塗装後、早期で剥がれや膨れや生じる場合、下塗りをしない施工（これは稀）や塗料の量が少ないなどが多いです。

2.塗膜の乾燥が不足している

塗料の乾燥不足は、外壁塗装はほとんどが水性塗料を使用されます。

十分に乾ききる前に次の上塗りを施工したため乾燥不足がおこり、結果、早期の塗膜剥がれに繋がると考えられます。

3.下塗り塗装の製品を選定ミスしている

下塗り塗装の選定ミスは意外と多くあるようです。

塗料は外壁の場所や製品によって選定していくので意外と複雑です。

ここを間違えてしまうこともあるようです。

4.高圧水洗浄が不足している

高圧水洗浄が不足しているというのは、塗装する前に外壁を洗浄していきます。

洗浄をしないと、外壁と塗膜の間にゴミが挟まりますので、せっかくの塗膜も簡単に剥がれます。

また、施工を急いでいる場合、高圧洗浄をしたあとに乾燥を待たずに塗装をしてしまうケースも多いようです。

そうなると乾燥不足になり、塗装が早期で剥がれる原因になりえます。

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特に、外壁塗装は美観目的が主要と思われがちですが、塗料には遮熱性や防汚性などの性能もあります。

住宅外壁塗装は非常に大事な施工なのです！

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