屋根の黒ずみが気になっていませんか?屋根が黒ずむ原因を解説!
※2023年1月15日更新
屋根の黒ずみにお悩みではありませんか?
「屋根が黒ずんでいるけど単なる汚れだよね。そのままにしておいても、大きな問題はないだろう。」
黒ずむ屋根を見てこのように思われている方。
実は、屋根の黒ずみを放置し続けていると、思わぬトラブルを引き起こすこともあるのです!
そこで今回は、屋根の黒ずみの原因を屋根のプロである私がくわしく解説いたします。
屋根の黒ずみが気になっていませんか?屋根が黒ずむ原因を解説!
「屋根の黒ずみが気になっていて…一度、見に来てもらえませんか?」
今回はこのようなご相談がきっかけとなった屋根調査の様子とともに、屋根の黒ずむ原因をみていきましょう。
こちらが黒ずみが気になる…
というお住まいの屋根面です。(下写真
)
屋根材として使用されているのは「スレート」と呼ばれる薄い板状の資材になります。
日当たりの悪い
北側
の屋根面が
全体的に黒ずんでいます。
この黒ずみ
は単なる汚れなのでしょうか?
こちらは東側の屋根
面です。屋根材のジョイント部分が黒ずんでいます。
実は、屋根に付着したこちらの黒ずみは
カビです。
ではなぜ、屋根に
カビが生える
のでしょうか?
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スレート屋根に使用されているスレート材の主材はセメントです。
実は、セメント自体に防水性はありません。では、なぜ雨水の浸入
を防げるのかというと、スレート
表面に施されている塗膜があるから。
しかし、スレート表面の塗膜は経年とともに剥がれま
す。すると、スレート自体が水分を含みやすくなり
、
カビ、コケ、汚れが付着しやすくなるのです。
防水性の低下した屋根に苔や藻、カビや汚れが付着した
結果、屋根が黒ずんだように見えるのですね。
ただ、カビに関しては日照
時間の少ない北面部分は仕方がない現象ともいえます。
とはいえ、放置し続けているとそのまま水分が屋根内部へと浸入し、雨漏りを引き起こす可能性もあるのですね。
防水性の低下により黒ずんだ屋根を放置しつづけていると雨漏りを引き起こすことも…
黒ずみが気になる屋根には、高圧洗浄+塗装でのメンテナンスをおすすめします!
防水性の低下により黒ずんだスレート屋根には、
高圧洗浄+塗装によるメンテナンスをおすすめしております。
高圧洗浄機で屋根に付着したカビや汚れを
きれいに洗い飛ばし、上から防水性のある塗料でしっかりと
塗装することで、屋根を長持ちさせることができます。
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「屋根塗装、外壁塗装で屋根と外壁の防水性を復活させる!」
水分を含むことでスレート材は傷みが加速、割れやすくなる
スレート屋根は水分を含むことで傷みが加速し割れやすくなるのです。
屋根を長持ちさせるためにも、黒ずみが気になる屋根には早目の塗装メンテナンスをおすすめしています。
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ちなみに、屋根材に黒く線のように見えている汚れは施工方法がいい証拠です。
雨水は屋根材の上をつたっていくだけではなく、下もつたっているのですね。
防水紙の上を水が流れているわけですが、屋根材に隙間がなければ水は流れづに溜まってしまいます。
そのため、ジョイント部分には
「タスペーサー」という材料を必ず
差し込み、雨
水と風の道を確保しているのですね。
つまり、ジョイント部分が黒くなっているのはきちんと雨
水が流れている証拠なのです(*^^*)
スレート屋根の塗装を検討する際には「縁切りはしてくれるの?」と聞いてみよう!
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