破風からの雨漏り!風雨の影響を受けやすいのが破風板
破風(はふ)からの雨漏りにお困りではありませんか?
破風とは、雨樋がついていない方の屋根端のことです。破風に設置されているのが破風板(はふいた)になります。
風の吹き込み等によって不具合が生じやすい破風板。雨漏りの原因になることも少なくないのですね。今回は、破風からの雨漏り事例をひとつご紹介しましょう。
破風からの雨漏り!コーキング施工で雨水の浸入を防ぎます
下写真は、屋根端である破風
に取り付けられた破風板の一部です。
既存のコンクリートと破風板のあいだにわずかですが
隙間がみられます。
この隙間から雨水が入り込み、雨漏りに発展していました。本来、このような隙間は雨水浸入を防ぐための施工がなされるはずなのですが、こちらのお住まいは隙間が開いたままでした。破風は屋根端のため、屋根からの雨水や
風の吹き込み等
によって、雨水が入り込むリスクの高い部位です。
破風板とRCの隙間にコーキング剤を充填。雨水が入り込むのを防ぎます
至近距離で確認したところ、破風板とRCの隙間の奥には屋根の骨組みである木材が
見えていました。
このままでは内部の建材も傷みが加速してしまいます。今回、雨水の入口となっている破風板とRCの隙間には
コーキング剤を充填し
ました。屋根はお住まいの中でもっとも紫外線、雨風の影響を受ける場所です。ちょっとした隙間が雨漏りを引き起こす原因になりえるのですね。
- 破風板
の色褪せ…塗膜の劣化のみの場合、部分的な塗装で済むことも多い
。
- 破風板まわりの
コーキング剤
の剥がれ、痩せ…
コーキング剤の耐用年数は約3年~5年。塗装と共にメンテナンスするのがおすすめ。
- 破風板の
変形、歪み…部分的な交換が必要となるケースが多い。飛散やめくれ等を未然に防ぐためにも、この段階でメンテナンスしておくとよい。
- 破風板の
腐朽、腐食…
建材自体が脆くなると落下の恐れも。
もちろん、設置環境や劣化具合により修理の方法はさまざです。ただ、早目にメンテナンスすることで建物への負担だけでなく、修理にかかる費用をも抑えられることが多いのですね。 関連ページ
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