守口市 雨漏りがきっかけの屋根葺き替え工事をご紹介します!
※2021年7月30日
記事更新
こんにちは!街の屋根やさん大阪吹田店です。
今回のブログでは、弊社が守口市でおこなった雨漏りがきっかけの屋根葺き替え工事をご紹介します。
雨水の流れを知り尽くした屋根工事のプロによる丁寧・確実な
施工をお確かめください!
関連ブログ
守口市 雨漏りがきっかけの屋根葺き替え工事【ビフォーアフター】
まずは、弊社が守口市でおこなった雨漏りがきっかけの葺き替え工事のビフォーアフターからご覧ください。
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え まずはプロの無料雨漏り調査です!
それでは、弊社が守口市でおこなった雨漏りがきっかけの葺き替え工事をくわしくみていきましょう。今回、屋根工事のきっかけとなったのが、室内で生じた雨漏りトラブルでした。
最適な施工のためには事前の原因調査で現状を正確に知ることが不可欠です。まずは、雨漏り修理の
プロによる無料雨漏り調査をご覧ください。
関連ページ 「季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え 無料調査step1「雨漏り箇所」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え 無料調査step2「天井裏」
こちらが雨漏り箇所真上にあたる天井裏です。そして、屋根裏には雨水の形跡とみられる染みがくっきりと現れています。
もちろん、このシミの反対側は屋根面
です。このことから、「雨漏りを引き起こしている不具合は、屋根に生じている可能性が高い」ということが分かりました。
次に、雨漏り原因となっている可能性の高い屋根へ上がりましょう。
関連ページ 「お住まいが教えてくれる屋根補修のサイン」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え 無料調査step3「屋根(雨染みの真上)」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え 無料調査step4「下地材」
瓦をめくると下地材である葺き土が現われました。本来は粘土質であるはずの葺き土は、サラサラの砂状に変化していました。
また、葺き土を触ると湿り気を帯びています。ここが雨漏り原因となる「雨水の入口」となっていることは間違いありません。
そして、葺き土は経年によって脆くなっており、「防水性の低下」「固定力の低下」が顕著です。葺き土の劣化は、「瓦のズレ」や「瓦の
歪み」の原因になりえます。
このように、下地材に大量の葺き土を使用した屋根は「土葺き屋根」とよばれます。
重い瓦と大量の葺き土で造られた土葺き屋根は、建物の重心が高いため、耐震性に不安を抱えているという特徴ももちます。その
ため、現在では新築で土葺き屋根が採用されることは殆ど無くなりました。
葺き土の劣化により不安定になった瓦屋根は、強風や地震などの予期せぬ災害がきっかけとなり、一気に崩れ落ちることも少なくありません。
関連ページ 「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」はこちら「【最新版】火災保険が適用される屋根工事」はこちら 関連ブログ
「守口市 火災保険対応現場!」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替え 無料調査step5「ご報告」
無料調査が完了です。
調査時に記録したお写真や動画をお見せしながら、現状を丁寧に・分かりやすく・正確にご報告します。
・雨漏りの原因は瓦の割れ、葺き土の劣化による雨水浸入
・葺き土の劣化により屋根にのった瓦の固定力が低下している⇒
重い瓦と大量の葺き土がのった土葺き屋根は災害による被害を受けるリスクが高い
・屋根葺き替え工事(瓦からガルバリウム鋼板へ)現状から、雨漏り解決はもちろん、災害による被害を未然に防ぐためにも、屋根
葺き替え工事をご提案いたします。
屋根
葺き替え工事
によって実現するのが、
「雨漏りに強く災害に負けない強い屋根(屋根の防水性向上と軽量化)」です。耐震性に不安を抱える現状の屋根を、防災性にすぐれる屋根仕様に変更しつつ施工いたします。
守口市 雨漏りがきっかけの屋根葺き替え工事をご紹介します!
現状とご提案内容に十分ご理解いただけたら葺き替え
工事スタートです。雨水の流れを知り尽くした職人による丁寧で確実な施工をじっくりとお確かめください。
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep1「足場の設置」
安全でスムーズな施工に不可欠な足場を設置します。足場を設置するのは足場専門の資格をもつ職人です。
通常、足場の設置には一日程を要します。安全性の高い丈夫な足場にするには、ひとつひとつの部材を確実に設置
しなければなりません。
細かな確認作業を何度も何度も繰り返しながら、職人の命を守る
安全性の高い足場が仕上がります。
関連ページ 「一度の足場で二度おいしい!屋根・外壁工事」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep2「太陽光パネルを一旦、撤去」
こちらのお住まいの屋根には、「太陽光パネル」が設置されています。このままでは葺き替え工事ができませんので、一旦、撤去します。
職人が屋根に上がり、パネル一枚一枚を丁寧に外します。葺き替え工事の間に太陽光パネルを保管する場所は倉庫です。施工完了まで
大切に保管します。
関連ページ 「屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解?」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep3「既存屋根の解体、撤去」
いよいよ、既存の瓦屋根の解体と撤去に入ります。職人の手作業で一枚一枚瓦をめくる作業です。
既存瓦の撤去は、通称「めくり」ともよばれます。葺き替え工事の工程の中でも、もっとも時間と人手を要する作業が「めくり」です。
瓦をめくると、中からは大量の葺き土が出てきました。経年により劣化した
葺き土は、手で
触れるとすぐに崩れるほど脆くなっています。
これでは、分厚く重い瓦を定位置に留めておくことは難しいです。
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep4「葺き土の撤去」
脆くなり傷んだ葺き土は継続使用不可のため撤去です。もちろん、葺き土も職人が手作業で綺麗に取り除きます。
よく見ると、葺き土の色が少し濃くなっている箇所がありますが、これは濡れている箇所です。そして、今回の葺き替え工事のきっかけとなった雨漏り箇所以外にも、葺き土が湿って雨水が入り込んだ形跡が屋根面に見つかりました(特に棟付近)。
やはり、砂状になった葺き土は、他箇所にも瓦のズレや歪みを引き起こし、屋根に「雨水の入口」となりうる不要な隙間を生じさせていたようです。とり除いた葺き土は土のう袋に詰めて地上へ下ろします。
刷毛や塵取りで葺き土をとり除くと、屋根下地が見えてきました。
関連ページ 「屋根の内部の構造ってどうなっているの?」はこちら「屋根工事を必要している方、屋根のことでお悩みの方へ」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep5「下地の調整」
長年、重い瓦と大量の葺き土が載っていた屋根面は、「歪み」や「たわみ」などが生じていることがほとんどです。
そのため、新しい屋根を施工する前には、下地のメンテナンスが必要になります。たわんだ屋根面をフラットに整え、雨水が適切に排水されるようにメンテナンス
するのが「下地調整」です。
上写真では、
「胴縁(どうぶち)」とよばれる杉
材を既存屋根に設置し、新しい屋根を造る準備をしています。屋根の耐久性を高めるためにも欠かせないのが、丁寧で確実な下地メンテナンスです。
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep6「野地板(のじいた)の新設」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep7「ルーフィングの敷設」
次に、「ルーフィング」とよばれる防水シートを軒先から棟にむかって敷き込みます。
ルーフィングは「二次防水」ともよばれる超重要な建材で、屋根材にちょっとしたトラブルが生じたとしても、ルーフィングが適切に施工されていれば、そう簡単に雨水が建物に入り込むことはありません。
屋根材と同じくらいにこだわるべき建材がルーフィングです。雨水浸入リスクの高い棟は、ルーフィングが覆いかぶさるように重ねて施工します。
関連ページ 「雨漏りを防ぐのは屋根材だけではありません!防水シートの重要性」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep8「ガルバリウム鋼板の設置」
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep9「貫板(ぬきいた)の設置」
屋根面のガルバリウム鋼板を葺き終えたら、棟の施工です。棟には下地となる「貫板(ぬきいた)」とよばれる木材を設置します。
貫板は棟の下地材です。強風の影響を受けやすい棟部の固定力を高めるためには、屋根下地と棟を緊結
する必要があります。
また、貫板は木材です。そのため、万が一濡れると傷みが生じます。貫板への雨水浸入を防ぐため、貫板のサイドに設置する部材が
「エプロン板金
」です。エプロンを取り付けることで、
貫板の
防水性を確保します。
そして、貫板の上から被せるように施工するのが「棟板金(むねばんきん)
」です。
関連ページ 「雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞(あまじまい)」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep10「棟板金の設置」
貫板の上から被せた棟板金は、サイドからビスや釘を打ち込み固定します。
屋根の中でも高い場所に位置するのが棟です。
そのため、棟は
強風による影響を受けやすいという特徴をもちます。
棟は
台風による「板金めくれ、飛散、落下」などの強風
被害を受けやすい場所です。
だからこそ、棟板金は
確実に留めつけ貫板に緊結させなければなりません。
貫板の厚みは約9mm~15mmです。ここに向かって確実に釘を打ち込みます。最適な位置と角度で釘を打ち込まなくては棟板金が固定できません。職人が丁寧・確実
に棟板金を留めつけます。
関連ページ 「知ってお得!屋根お役立ち情報」はこちら「トタン、ガルバリウム、エスジーエル、金属屋根材徹底比較」はこちら
守口市 雨漏りがきっかけの葺き替えstep11「完了」
葺き替え工事が完了です!
雨漏りを引き起こしていた古く
重い瓦屋根は、軽くて雨水に強いガルバリウム鋼板の屋根に生まれ変わりました!
また、屋根の軽量化により、地震による被害も最小限に抑えられます。
あとは、太陽光パネルの復旧ですね。
施工の間、大切に保管していた太陽光パネルを搬入し復旧し
ましょう
。
関連ページ
雨漏りがきっかけの葺き替え工事が無事
完了しました。最後に、太陽光パネルを復旧します。
守口市 葺き替え工事後の太陽光パネル復旧step1「架台を設置」
最近では太陽光パネル
を付けているお住まい
が多いです。そのため、屋根葺き替え工事の際には、
太陽光パネル
の脱着工事が欠かせません。
太陽光パネル本体は簡単に取外しや取付ができます。ただ、架台(太陽光パネルを設置するための設置
台
)
が、屋根の材料や勾配によって変わります。
屋根の架台になる足を取り付けます。
片面粘着になっていて、まず、太陽光パネル
を設置する割り付けた場所に付けていきます。
骨組みを付けていきますが、足はビス留めされコーキング処理されています。
架台の骨組みは以前使用していたものが使えるので、そのまま使用します。
守口市 葺き替え工事後の太陽光パネル復旧step2「パネルを荷揚げ」
架台の準備ができたら、いよいよ
太陽光パネルを屋根上に搬入します。太陽光パネル
本体の積み上げには、「ユニパー(荷揚げ機
)
」を使用します。
太陽光
パネル
1枚1枚
、慎重に
上げていきましょう。
関連ページ 「知っておきたいお住まいの各部位の名前」
守口市 葺き替え工事後の太陽光パネル復旧step3「パネルを設置」
無事、
太陽光パネルが新しい屋根面に戻ってきました。さっそく、パネルを
架台に設置します。
職人2人による作業です。1人は屋根の上で接続し、1人は荷揚げのために下にいます。
5月ですが屋根の上は暑く、立ってるだけでも汗が噴き出てきます。
約5時間の作業でここまで取付できました。架台撤去より、パネル
復旧の方がやはり時間がかかります。
架台とパネルを組み合わせるため、メーカー施工手順に沿ってしっかりビスで固定します。
守口市 葺き替え工事後の太陽光パネル復旧step4「完了」
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