ガルテクトってどんな屋根?
※2021年9月15日
記事更新アイジー工業の「ガルテクト」についてご紹介しています。
現在、販売されている「スーパーガルテクト」は「ガルテクト」がモデルチェンジした商品です。
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1.ガルテクトとは?
アイジー工業の主力商品「ガルテクト」
金属外装材トップメーカー「アイジー工業」の、主力商品「ガルテクト」をご紹介致します。
外観はスレート瓦のような見た目ではありますが、実はガルバリウム鋼板という金属屋根です。
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ガルテクトはアイジー工業独自の材料構成によって、屋根材と断熱材を一つにした金属屋根です。
軽量で断熱性や耐久性にも優れた屋根材です。
軽量で断熱性や耐久性にも優れた屋根材です。
※アイジー工業とは?…アイジー工業は、2020年に創立50周年を迎える金属屋根・金属サイディング(外壁)のトップシェアメーカーです。
金属建材メーカーとしての歴史と実績のある会社となります。
アイジー工業は、金属サイディングの約4割ものシェアを獲得しています。
ガルテクトの特徴とメリット
優れた耐久性
ガルテクトには新たなめっき成分として、従来のガルバリウム鋼板に「マグネシウム」が2%添加されました。
これにより、さらに防錆性が高まり、錆びにくい金属屋根材となりました。
特に、腐食が発生しがちな屋根材の切断面の防錆性が高まったことにより、沿岸部のような過酷な腐食環境でも従来のガルバリウム鋼板を超える耐久性が期待できます。
ガルテクトは従来のガルバリウム鋼板よりも3倍以上も耐久性が向上しました。
非常に軽量
ガルテクトは非常に軽く、耐久性もあり、屋根工事では多彩な用途で使用できます。
1㎡あたりたったの5㎏と超軽量で建物の負担を軽減できます。
(ちなみに、スレート屋根は1㎡あたり19㎏、和瓦は1㎡あたり50㎏です。)
そして、金属製のため地震時の割れの心配がありません。
とても軽量なので、既存屋根を撤去しない「カバー工法」の屋根工事・リフォームにも最適でかなり人気が高いです。
※「カバー工法」とは?…既存の屋根材の上から覆うように新しい屋根材を設置していく工事方法です。古い屋根材の解体・撤去のための費用がかからないため、屋根材を全て交換する葺き替え(ふきかえ)工事よりも、リフォーム費用を抑える事ができます。
高い遮熱性と断熱性をもつ
ガルテクトは遮熱性・断熱性ともに非常に高く、屋根材として優れた素材です。
表面には太陽光に含まれる赤外線を反射させる塗料が施されています。
ガルテクトの表面には、遮熱・断熱効果の高い塗装の採用で、新築はもちろん屋根リフォームにも適用できます。
さらに、軽い屋根で耐震性も期待できます。
そのため、日射による鋼板の温度上昇を抑えてくれます。
また、屋根内部の熱の放射を防ぐことで、室内の温度低下も軽減してくれます。
断熱材と鋼板が一体化してしっかりと遮熱・断熱効果を発揮するので、夏は涼しく冬は暖かに過ごすことが可能です。
※遮熱…日射による熱の吸収を防ぎ反射すること。伝わる熱を小さくするはたらき。
断熱…壁の内部を伝わっていく熱の量を小さくすること。熱の放射を妨げるはたらき。
2.ガルテクトと従来のガルバリウム鋼板との違い
ガルバリウム鋼板(断熱材有) | ガルテクト | |
寿命 | 20~30年以上 | 30~50年以上 |
塗り替え時期目安 | 10年ごと | 10年ごと |
価格 | ○ | ○ |
耐震性 | ◎ | ◎ |
断熱性 | ○ | ◎ |
ガルテクトは従来のガルバリウム鋼板に比べ高寿命です。
ガルバリウム鋼板は現在もっとも主流となっている金属屋根材ですが、もちろんデメリットもあります。
ガルバリウム鋼板のデメリットをカバーしさらに進化した屋根材が「ガルテクト」です。
ガルテクトは従来のガルバリウム鋼板のデメリットを軽減
金属屋根として主流となっているガルバリウム鋼板ですが、金属である以上サビを完全に防ぐことはできません。
しかし、ガルテクトはこれまでのガルバリウム鋼板に比べて約3倍サビにくいという特徴があります。
遮熱・断熱効果では、表面材に遮熱性塗装を採用したガルバリウム鋼板としん材に断熱材を充填した材料構成により、優れた遮熱・断熱効果を発揮します。
通常では、断熱材として「硬質ウレタンフォーム」を使用しますが、燃えやすいというデメリットがあります。
ガルテクトは断熱材としてより高価で燃えにくい「ポリイソシアヌレートフォーム」を採用しているため、さらに高い断熱効果が期待できます。
※ポリイソシアヌレートフォームとは?…ポリイソシアヌレートフォームとは、高難燃・防水防湿・高耐熱・高断熱で、断熱材に必要な条件を全て満たした新しい素材です。
特殊な「イソシアヌレート構造」は分解されにくく、燃えにくくて非常に熱に強い素材です。
従来の断熱材である硬質ウレタンフォームを、さらに進化させた断熱材となります。
3.ガルテクト屋根が優れている3つの理由
ガルテクト屋根は高寿命
ガルテクトは、従来のガルバリウム鋼板にマグネシウムを2%添加したメッキ鋼板です。
最新の技術により、マグネシウムを従来のガルバリウム鋼板に加えたことで、メッキ層がさらに強化されました。
従来のガルバリウム鋼板に比べて約3倍の耐用年数が期待できます。
ガルテクト屋根は夏は涼しく冬はあたたかい
ガルテクトは、屋根材の端から端までみっちりと断熱材が貼られており、鋼板と断熱材が一体化した金属板です。
設置する際に、屋根材と屋根材をひっかき合わせる部分(嵌合部)まで断熱材が貼られているのはガルテクトだけです。
そのため断熱性はもちろん、高い遮音性も可能にしました。金属屋根で不安な「うるさい雨音」も軽減しています。
(降水量が1時間100ミリの様な豪雨の際、室内での雨音はささやき声程度に軽減します。)
ガルテクトの断熱性能は「和瓦屋根」「スレート屋根」を上回ります。
ガルテクト屋根はもっとも地震に強い屋根材
ガルテクトは他の屋根材にくらべて、非常に軽量です。
重さは一般的なスレート屋根の約1/4、瓦屋根の約1/10です。
軽量のため、地震時の揺れ幅が小さくなり地震対策にもなります。
屋根材の中でもっとも軽量なガルテクトは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せてリフォームする「屋根カバー工法」にも最適で地震に強い素材です。
4.ガルテクト屋根へのリフォーム事例
古くなったスレート屋根が割れて雨漏りしてしまっていました。
屋根材に水分が浸潤してしまっているため、全て撤去して新しい屋根材を張りなおす必要がありました。
断熱ルーフ「ガルテクト」へのリフォーム後です。
通常、カバー工法で使用されることの多い金属屋根材ですが、今回は葺き替えリフォームでの使用です。
「ガルテクト」なら、夏の暑さも和瓦やスレート屋根以上に軽減してくれます。
※葺き替え(ふきかえ)…既存の全ての屋根材を撤去し、新しく屋根材を張る施工方法です。
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ガルテクトは屋根リフォームに最適
非常に軽量で加工性も高いガルテクトは屋根リフォームに適しています。
現在は和瓦屋根を使用している建物でも葺き替えできます。
また、スレート屋根からカバー工法としても使用できます。
ガルテクトは、軽量で断熱性や耐久性にも優れた屋根材です。
ガルテクトは、軽量で断熱性や耐久性にも優れた屋根材です。
ガルバリウム鋼板の表面には、遮熱効果の高い2タイプの塗装の採用で新築はもちろん、屋根リフォームにも適用できます。
軽い屋根で耐震性も期待できます。
施工も早く最短1日で工事ができます。
最近の建物はスレート瓦が多く使用されていますが、スレート屋根で雨漏りしてしまったなど、そういった建物には2重屋根のガルテクトのカバー工法がオススメです。
最近の建物はスレート瓦が多く使用されていますが、スレート屋根で雨漏りしてしまったなど、そういった建物には2重屋根のガルテクトのカバー工法がオススメです。
また和瓦の場合での雨漏りは建物が古くなった家が多く、屋根の重量もあり躯体の心配が出てきます。
そういった建物でも和瓦た葺き土を撤去し新たに野地板を形成し、軽いガルテクトに葺き替えることもできます。
色も多彩で、ジェイドブラック・ジェイドブルー・ジェイドブラウン・ジェイドモスグリーン・ジェイドチャコールなどから選べます。
色も多彩で、ジェイドブラック・ジェイドブルー・ジェイドブラウン・ジェイドモスグリーン・ジェイドチャコールなどから選べます。
金属なので光沢もあり、外観のイメージも大きく変化させることができます。
5.まとめ
・ガルテクトは進化型ガルバリウム鋼板です。
・ガルテクトは1㎡あたりたったの5㎏と非常に軽いです。
・ガルテクトはもっとも地震に強い屋根です。
・ガルテクトは高い遮熱性・断熱性をもち、夏は涼しく冬はあたたかいです。
・ガルテクトは遮音性の向上により「うるさい雨音」を軽減できます。
・ガルテクトは屋根リフォームでのカバー工事に最適です。
ガルテクト屋根へのリフォーム・葺き替えは「街の屋根やさん大阪吹田店」へお気軽にご相談くださいませ。